2025年04月29日

尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 26.高麗の対馬奇襲

サハチ(尚巴志)とマチルギの婚礼が行なわれていた頃、高麗(朝鮮半島)の軍船が対馬の土寄浦を攻撃していました。
高麗ではクーデターが起こって、李成桂(イソンゲ)が政権を握り、倭寇の本拠地である対馬攻撃を決定したのでした。
大砲を積んだ高麗の軍船百隻は対馬の浅海湾を目指してやって来ました。
去年の夏に生まれたサハチの娘、ユキに乳を飲ませていたイトは、突然、雷が落ちたような音を聞いて驚きます。
高麗軍が大砲を撃ち込んでいたのです。
男たちは武器を持って村を守り、女たちは山の中に逃げ込みました。
高麗の兵は上陸して来ましたが、男たちによって追い返されました。しかし、敵の大砲によって、家々は焼かれ、船も沈んでしまいます。
その時、サンルーザ(早田三郎左衛門)とサイムンタルー(中尾左衛門太郎)は家臣たちを引き連れて高麗を攻めていました。
その留守を狙われて、土寄浦周辺は壊滅状態になってしまったのです。


登場人物

・イト
イスケの娘。サハチの娘、ユキを産む。

・イスケ
イトの父親。

・マユ
土寄浦の娘。

・サワ
土寄浦の後家。

・トミ
土寄浦の娘。

・早田丹後守
サイムンタルーの叔父。

・中尾潮漸
サイムンタルーの妻の祖父。

・サンルーザ
早田三郎左衛門。対馬の武将。倭寇(わこう)の頭領。
サミガー大主と鮫皮の取り引きをしている。

・サイムンタルー
中尾左衛門太郎。対馬の倭寇の頭領、早田三郎左衛門の次男。
妻の実家の中尾家を継いでいる。

・李成桂(イソンゲ)
高麗の武将。朝鮮王朝の初代王となる。

・朴葳(パクウィ)
倭寇討伐で活躍した高麗の武将。
対馬を攻撃した高麗軍の総大将。


尚巴志伝
ラベル:尚巴志伝 琉球
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