去年の正月、「尚巴志伝・第三部」を完成させたいと書きましたが、色々な事があって17章しか書けませんでした。
今年も完成できそうもありませんが、なるべく書こうと思います。
「尚巴志伝・第三部」の構想は次の通りです。
1416年、中山王の奄美諸島の平定。
1418年、尚巴志の長男サグルーが戦死する。
1419年、対馬が朝鮮に攻められ、ユキが活躍する。
ササたちが明国に行き、吉備津姫を探す。
尚巴志が懐機、ウニタキと一緒にシャムに行く。
1421年、尚巴志が懐機、ウニタキと一緒に明国に行き、紫禁城の祝宴に参加する。
思紹が亡くなり尚巴志が中山王になる。
1422年、ウニタキが勝連按司になる。
マウシが読谷山按司になり、座喜味にグスクを築く。
1425年、柴山が冊封使として琉球に来る。
1426年、リーポー姫がムラカの世子に嫁ぐ。
1427年、懐機が龍潭池を築く。
1428年、足利義持が亡くなる。
1429年、尚巴志が山南王を滅ぼす。
1432年、勝連按司のウニタキが亡くなる。
1433年、勝連グスクを望月党に奪われる。
1434年、望月按司を倒すためにマウシが中グスク按司になる。
1435年、馬天ヌルが亡くなり、ササが跡を継ぐ。
1438年 望月按司の娘婿のアマワリが望月按司を倒して勝連按司になる。
1439年 尚巴志が亡くなる。
第二部がササの行動によって想定外の物語になったように、第三部も誰かの行動によって予想外の展開になりそうです。
なかなか完成しそうもありませんが、お楽しみください。
尚巴志伝第一部 月代の石
尚巴志伝第二部 豊玉姫
尚巴志伝第三部
2023年01月01日
2022年01月01日
2018年11月12日
2014年07月17日
三好日向
尚巴志の武術師範を誰にするかを考えた時、まず、浮かんだのは神道流の流祖の篠長威斎でした。しかし、長威斎は尚巴志よりも15歳も年下でした。
次に、念流の慈音を調べると、尚巴志よりも二十歳位、年上でした。年齢的には丁度いいのですが、慈音が琉球に来るというのは、少し無理があるので、慈音の弟子という事にしました。新しい人物を創作しようと思っていた時、ふと、「陰の流れ」に登場した「智羅天」の事が頭に浮かびました。愛洲移香斎と出会った時、百歳を過ぎていたはずでした。調べて見ると、尚巴志の父親の思紹よりも一つ年下でした。これは丁度いいと思い、登場してもらう事にしました。
勿論、「陰の流れ」に「智羅天」を登場させた時に、こんな展開になるとは思ってもいませんでした。「陰の流れ」で登場した場面は、ほんのわずかでしたが、以後、移香斎の生き方にかなりの影響を与えています。彼の若き日の姿を書いてみたいと思いました。
日向の剣術の師匠は慈音です。遊行聖として旅を続けていた慈音と出会った日向は共に旅をしながら、剣術の指導を受けます。二年間、共に旅をしながら修行を積んだ日向は、故郷に帰り、戦で活躍します。美しい妻を迎え、子供もできて幸せに暮らしますが、戦のために家族を失ってしまいます。
失意のどん底に落とされた日向は、世を恨み、世を儚んで、故郷を去ります。博多で、早田三郎左衛門と出会い、対馬島に行きます。そして、戦のない平和な国へ行こうと、早田三郎左衛門の船に乗って、琉球に行きます。琉球に来てみると、海の美しさに驚き、まるで、夢の国のようだと喜びますが、やはり、琉球にも戦はありました。
琉球も長居する場所ではないと思いますが、共に旅をしたサハチに興味を持ち、サハチの剣術師範として残る事にします。サハチのヤマトゥ旅にも同道して、対馬島でサワと再会しますが、また別れて、琉球に戻ります。
サハチの父が隠居して、サハチが佐敷按司になってからは、サハチの弟たちの指導に当たります。
倭寇のお頭に扮して、久高島に行き、サグルーと会って話をしているうちに、サグルーを助けるために山賊になろうと決心します。それからは、サグルー父子のために裏で活躍して、サハチは島添大里按司になり、サグルーは中山王になります。
今後の展開はわかりませんが、多分、尚巴志がなくなるまでは琉球にいるでしょう。その後、ヤマトゥに帰って、山伏となり、1470年に、愛洲移香斎と出会い、すべての技を伝授して亡くなります。その頃、琉球では尚巴志の一族は滅ぼされ、尚円王統が始まっていました。






次に、念流の慈音を調べると、尚巴志よりも二十歳位、年上でした。年齢的には丁度いいのですが、慈音が琉球に来るというのは、少し無理があるので、慈音の弟子という事にしました。新しい人物を創作しようと思っていた時、ふと、「陰の流れ」に登場した「智羅天」の事が頭に浮かびました。愛洲移香斎と出会った時、百歳を過ぎていたはずでした。調べて見ると、尚巴志の父親の思紹よりも一つ年下でした。これは丁度いいと思い、登場してもらう事にしました。
勿論、「陰の流れ」に「智羅天」を登場させた時に、こんな展開になるとは思ってもいませんでした。「陰の流れ」で登場した場面は、ほんのわずかでしたが、以後、移香斎の生き方にかなりの影響を与えています。彼の若き日の姿を書いてみたいと思いました。
日向の剣術の師匠は慈音です。遊行聖として旅を続けていた慈音と出会った日向は共に旅をしながら、剣術の指導を受けます。二年間、共に旅をしながら修行を積んだ日向は、故郷に帰り、戦で活躍します。美しい妻を迎え、子供もできて幸せに暮らしますが、戦のために家族を失ってしまいます。
失意のどん底に落とされた日向は、世を恨み、世を儚んで、故郷を去ります。博多で、早田三郎左衛門と出会い、対馬島に行きます。そして、戦のない平和な国へ行こうと、早田三郎左衛門の船に乗って、琉球に行きます。琉球に来てみると、海の美しさに驚き、まるで、夢の国のようだと喜びますが、やはり、琉球にも戦はありました。
琉球も長居する場所ではないと思いますが、共に旅をしたサハチに興味を持ち、サハチの剣術師範として残る事にします。サハチのヤマトゥ旅にも同道して、対馬島でサワと再会しますが、また別れて、琉球に戻ります。
サハチの父が隠居して、サハチが佐敷按司になってからは、サハチの弟たちの指導に当たります。
倭寇のお頭に扮して、久高島に行き、サグルーと会って話をしているうちに、サグルーを助けるために山賊になろうと決心します。それからは、サグルー父子のために裏で活躍して、サハチは島添大里按司になり、サグルーは中山王になります。
今後の展開はわかりませんが、多分、尚巴志がなくなるまでは琉球にいるでしょう。その後、ヤマトゥに帰って、山伏となり、1470年に、愛洲移香斎と出会い、すべての技を伝授して亡くなります。その頃、琉球では尚巴志の一族は滅ぼされ、尚円王統が始まっていました。


2014年07月14日
尚巴志との出会い
琉球王国は当然の事ながら、日本の国ではありません。ですから、日本史では琉球の歴史は学べません。
私が、尚巴志(しょうはし)という人物を知ったのは三年ほど前の事です。それまで、私はその存在すら知りませんでした。
「沖縄二高女看護隊・チーコの青春」を書くとき、沖縄の昭和史は調べましたが、それ以前の事は何も知りませんでした。何年か経って、琉球の歴史を調べて、尚巴志と出会いました。
まず、思ったのは変わった名前だという事です。領主の事を按司(あじ)といい、城の事をグスクといい、ノロと呼ばれる卑弥呼のような女性もいて、面白い世界だと思いました。尚巴志は小さなグスクの按司から出発して、琉球を統一します。まさに、琉球の英雄です。しかし、色々と調べて見ましたが、詳しい事はよくわかりませんでした。それでも、何か惹かれるものを感じて、小説を書こうと思い立ちました。
琉球王国関連の本を読みあさってみましたが、当時の時代背景がよくわからず、イメージが浮かんで来ませんでした。
時代の流れを把握するために、琉球と日本と中国と朝鮮の比較年表を作ってみました。
日本の戦国時代の事は、今までに何作か書いていますので、ある程度、わかりますが、その百年前の南北朝時代の事は調べなければわかりませんでした。さらに、元や明、高麗や朝鮮の事も調べて、何とか、イメージが浮かぶようになってきました。
資料を調べたお陰で、懐良親王(征西将軍宮)、朱元璋(洪武帝)、朱棣(永楽帝)、李成桂(初代朝鮮国王)という魅力的な人物に出会えました。
次に主要登場人物の略歴を作りました。それぞれの人物像がはっきりすると、登場人物たちは勝手に動き始めます。
思っていたよりも長い時間が掛かり、思っていたよりも長い物語になりましたが、何とか、完成する事ができました。
いつも、小説を書いている時に感じる事ですが、何か目に見えない不思議な力によって書かされていると感じます。今回の小説は、その事を強く感じました。書いているうちに、今まで思ってもいなかった展開になっていく事が何度もありました。
目に見えない不思議な力に感謝いたします。

私が、尚巴志(しょうはし)という人物を知ったのは三年ほど前の事です。それまで、私はその存在すら知りませんでした。
「沖縄二高女看護隊・チーコの青春」を書くとき、沖縄の昭和史は調べましたが、それ以前の事は何も知りませんでした。何年か経って、琉球の歴史を調べて、尚巴志と出会いました。
まず、思ったのは変わった名前だという事です。領主の事を按司(あじ)といい、城の事をグスクといい、ノロと呼ばれる卑弥呼のような女性もいて、面白い世界だと思いました。尚巴志は小さなグスクの按司から出発して、琉球を統一します。まさに、琉球の英雄です。しかし、色々と調べて見ましたが、詳しい事はよくわかりませんでした。それでも、何か惹かれるものを感じて、小説を書こうと思い立ちました。
琉球王国関連の本を読みあさってみましたが、当時の時代背景がよくわからず、イメージが浮かんで来ませんでした。
時代の流れを把握するために、琉球と日本と中国と朝鮮の比較年表を作ってみました。
日本の戦国時代の事は、今までに何作か書いていますので、ある程度、わかりますが、その百年前の南北朝時代の事は調べなければわかりませんでした。さらに、元や明、高麗や朝鮮の事も調べて、何とか、イメージが浮かぶようになってきました。
資料を調べたお陰で、懐良親王(征西将軍宮)、朱元璋(洪武帝)、朱棣(永楽帝)、李成桂(初代朝鮮国王)という魅力的な人物に出会えました。
次に主要登場人物の略歴を作りました。それぞれの人物像がはっきりすると、登場人物たちは勝手に動き始めます。
思っていたよりも長い時間が掛かり、思っていたよりも長い物語になりましたが、何とか、完成する事ができました。
いつも、小説を書いている時に感じる事ですが、何か目に見えない不思議な力によって書かされていると感じます。今回の小説は、その事を強く感じました。書いているうちに、今まで思ってもいなかった展開になっていく事が何度もありました。
目に見えない不思議な力に感謝いたします。






























