「湖畔の宿」は佐藤惣之助さん作詞、服部良一さん作曲、歌う映画スターと言われた高峰三枝子さんが歌って、昭和15年5月にコロムビアから発売されて大ヒットしました。
やがて、厳しい戦況となり、女々しくて感傷的な歌だと発売中止となってしまいますが、人々は歌い続けます。特に大陸に渡った兵士たちは故郷を思いながら、この歌を歌いました。勿論、沖縄の女学生たちも歌っていました。
この歌の替え歌で「タコ八の歌」というのがありますが、兵士たちの間で歌い継がれました。
タコ八の歌
♪きのう召されたタコ八が
弾(たま)に撃たれて名誉の戦死
タコの遺骨はいつ帰る
骨がないから帰れない
タコのかあちゃん悲しかろ〜
佐藤惣之助さんは古賀政男さんと組んで数々の名曲を生んでいます。藤山一郎さんの「男の純情」「青い背広で」、ディック・ミネさんの「人生の並木路」、楠木繁夫さんの「緑の地平線」「人生劇場」などが2人でコンビを組んで生まれた曲です。
阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」も惣之助さんが作詞をしました。沖縄の歌で「美わしの琉球」という歌がありますが、この歌も惣之助さんの作詞で、女学生たちに好まれ、寮歌として歌われていたようです。
ラベル:流行歌






















