2020年07月09日

尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 175.トゥイの旅立ち

三姉妹の船に乗って、ヂャンサンフォン(張三豊)は山グスクヌルと一緒に琉球を去って行きました。
二階堂右馬助も大里ヌルと別れる覚悟を決めて、一緒に行きました。
8月の十五夜に出会い、10月の15日に別れた、たった二か月の恋でした。

それから6日後、首里の遊女屋『宇久真』に馬に乗った旅支度の前山南王妃トゥイと女子サムレーを率いたマアサが訪ね、ナーサとマユミと一緒に奥間を目指しました。
トゥイの初めての旅で、馬に揺られながら景色を楽しみ、心は娘に戻ったかのようにウキウキしていました。

途中、勝連の浜川泊に寄り、ナーサとマユミは野の花を摘んで、波打ち際に置き、両手を合わせました。
ナーサはウニョンがここで亡くなったと言い、ウニョンはわたしの娘だったと言いました。
兄の武寧がナーサと結ばれたなんて信じられませんでしたが、さらに、ウニョンの夫が生き延びて、サハチに仕えているウニタキだと言われて、トゥイは驚きました。

恩納岳の木地屋の屋敷に泊まったトゥイは、ナーサから奥間の事を聞きます。
トゥイの父の察度は奥間を大切にしてくれましたが、察度が亡くなった後、武寧が奥間を大切にしてくれるとは思えず、察度に代わる者として、奥間ヌルはサハチを選び、サハチの息子サタルーを長老の跡継ぎにしたと聞いて、トゥイは驚きました。

名護岳の木地屋のユシチに歓迎され、名護の白い砂浜に歓声を上げ、塩屋湾を小舟で渡って、奥間に到着しました。
ナーサの案内で長老の屋敷に行くと、長老のヤザイムと奥間ヌルが出迎えました。
ヤザイムの妻サクラがトゥイの姉だと知って驚き、トゥイは初めて見る姉と会いました。

奥間ヌルの案内で、トゥイはサタルーと会いました。
サタルーは穴窯で焼き物を焼いていて、マアサたちも手伝っていました。
サタルーがヤマトゥに行ったと聞いて、トゥイはヤマトゥに行きたくなり、ナーサに一緒に行こうと言いました。














登場人物

・ヂャンサンフォン(張三豊)
武当山の道士。ファイチの師匠。
永楽帝が会いたいと思って必死に探しているが、権力者には会いたくないと逃げている。
武当拳、武当剣の創始者。
シンシンを連れて琉球に行く。
マチルギと一緒にヤマトゥに行く。
対馬の船越の山の中でヒューガと修理亮を鍛える。
阿波根グスクの洞窟でンマムイを鍛える。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
上関で村上又太郎とあやに武当拳の指導をする。
京都で陳外郎という医者と魏天という通事と会う。
高橋殿の屋敷に呼ばれ、鞍馬山に行き、高橋殿に武当拳の指導をする。
対馬で早田六郎次郎たちと再会する。
サハチたちと一緒に朝鮮の漢城府まで行く。
開京でテグムを手に入れる。
博多で弟子のシュミンジュンと再会する。
運玉森ヌルと仲良くなり、与那原の運玉森ヌルの屋敷で暮らす。
思紹と一緒に明国に行き、武当山で弟子たちに再会する。
馬天ヌルと一緒にヤンバルのウタキ巡りの旅に出る。
運天泊で湧川大主に武当拳の指導をする。
島添大里グスクの十五夜の宴でテグムを披露する。
安須森参詣に行くヌルたちを護衛する。
ササに連れられて玻名グスクの陣地に行き、兵たちに武当拳を指導する。
ササたち、愛洲ジルーたち、ルクルジルーたちと一緒に旅に出る。
ササの弟子たちとマユの修行中だったが、ササの弟子たちとマユを連れて久高島参詣に行く。
運玉森ヌルと二階堂右馬助を連れて山グスクに移る。
慈恩寺の開眼供養の日、右馬助と武当拳の模範試合を披露する。
山グスクに来たリュウインと会い、弟子のフーシュの事を懐かしく語る。
来年、冊封使が来るので琉球にいるのは危険だとサハチに言われ、琉球を去る決心をする。
山グスクヌルと一緒に慈恩寺に移り、慈恩禅師にすべてを伝授する。
苗代大親と試合をして、苗代大親の疑問を正す。
琉球を去る事を内緒にして、三姉妹たち、シーハイイェンたち、スヒターたちの送別の宴に参加する。
山グスクヌルと一緒に、遊女屋「宇久真」でサハチたち数人だけの送別の宴に出席する。
慈恩禅師と一緒に馬天浜のお祭りを見に行くと、大勢の弟子たちが現れて、送別の宴をしてくれたので感激する。
山グスクヌルと一緒に三姉妹の船に乗って琉球を去る。

・山グスクヌル
先代の運玉森ヌル。先代のサスカサ。
慶良間の島から戻り、島添大里ヌルに復帰して、ミチを一人前のヌルに育てる。
ミチにサスカサを譲って、運玉森ヌルを名乗る。
カナを浦添ヌルにするために指導する。
運玉森のマジムンを退治する。
マチとサチの指導をする。
ヂャンサンフォンと仲良くなる。
馬天ヌルと一緒にヤンバルのウタキ巡りの旅に出る。
サスカサと一緒に島添大里グスクの十五夜の宴の準備をする。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
ササたち、愛洲ジルーたち、ルクルジルーたちと一緒に旅に出る。
ヂャンサンフォンと一緒に一か月遅れの久高島参詣に行く。
ササに運玉森ヌルを譲り、ヂャンサンフォンと一緒に山グスクに移り、山グスクヌルを名乗る。
ヂャンサンフォンと一緒に琉球を去る決心をする。
ヂャンサンフォンと一緒に慈恩寺に移り、ギリムイヌルと一緒に修行者たちの面倒を見る。
琉球を去る事を内緒にして、三姉妹たち、シーハイイェンたち、スヒターたちの送別の宴にヂャンサンフォンと一緒に参加する。
ヂャンサンフォンと一緒に、遊女屋「宇久真」でサハチたち数人だけの送別の宴に出席する。
ヂャンサンフォンと一緒に馬天浜のお祭りを見に行くと、大勢の弟子たちが現れて、ヂャンサンフォンの送別の宴をしてくれたので感激する。
ヂャンサンフォンと一緒に三姉妹の船に乗って琉球を去る。

・二階堂右馬助
二階堂流の開祖。
三河の国で慈恩禅師と出会い弟子となり、琉球に一緒に行く。
ヂャンサンフォンの弟子になり、与那原で修行に励む。
大きな壁にぶつかり、気分転換のため安須森参詣に行くヌルたちを護衛する。
ササたち、愛洲ジルーたち、ルクルジルーたちと一緒に旅に出る。
ヂャンサンフォンと一緒に山グスクに移る。
慈恩寺の開眼供養の日、ヂャンサンフォンと武当拳の模範試合を披露する。
島添大里グスクの十五夜の宴に参加して、大里ヌルに魂を奪われる。
大里ヌルを連れてどこかに行き、大里ヌルと一緒に久高島に行く。
平田グスクのお祭りに大里ヌルと一緒にやって来て、ヂャンサンフォンがムラカに行くと聞いて驚く。
ヂャンサンフォンと一緒にムラカに行くか、大里ヌルと一緒に久高島で暮らすか悩む。
大里ヌルと別れ、ヂャンサンフォンと一緒に琉球を去る。

・サハチ(尚巴志)
島添大里按司。
父は中山王の思紹。
妻は伊波按司の妹、マチルギ。
父を中山王にして、明国に旅立つ。
妻のマチルギをヤマトゥ旅に行かせる。
笛が得意。マチルギからもらった一節切の稽古に励んでいる。
佐敷のお祭りで一節切を初披露して喝采を浴びる。
梅雨が明け、ウニタキ、ファイチと一緒にヤマトゥと朝鮮の旅に出る。
高橋殿の屋敷で一節切を吹くと美女が現れて華麗に舞う。
高橋殿に連れられて登った七重の塔で将軍様と会う。
高橋殿と一緒に鞍馬山に行く。
増阿弥の一節切を聴いて感激する。
対馬でイトと再会し、娘のユキと、孫娘のミナミと会う。
朝鮮の都、漢城府に行く。
開京に行き、早田左衛門太郎と再会する。
漢城府で李芸と会う。
思紹が明国に行き、留守を守る。
ンマムイを東方に寝返らせる。
メイユーを側室に迎える。
タブチを進貢船の副使に任命する。
ウニタキと一緒に伊平屋島に行く。
琉球に来た慈恩禅師と二階堂右馬助を伊平屋島で迎える。
ササたちを連れて与論島に行く。
シタルーからハルを側室として贈られる。
琉球に来たサイムンタルーとイトたちを歓迎する。
四男のチューマチの妻に山北王の娘マナビーを迎える。
サイムンタルーとイトたちを連れて慶良間の島に行く。
首里に来た奥間ヌルに驚く。
三姉妹と一緒に来たソンウェイと再会する。
島添大里グスクの十五夜の宴で一節切と横笛を吹く。
ユーナのお陰でシタルーが送った20人の刺客を倒す。
琉球に来たマツとトラを歓迎する。
首里グスクのお祭りで一節切を吹いて、スサノオの声を聞く。
慶良間の島に行って、スサノオとユンヌ姫の声を聞く。
マグルーとマウミが恋仲だと知って驚き、喜ぶ。
メイユーが女の子を産んだと聞いて喜ぶ。
チヌムイがシタルーを殺したという噂を聞いて驚き、思紹に知らせるために首里に行く。
タブチの要請で東方の按司たちと一緒にサグルーを出陣させる。
サタルーが連れて来たサンルーを見て、クマヌにそっくりだと驚く。
島添大里グスクに来たチヌムイとミカと会い、タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚く。
首里に行き思紹に知らせて、今後の作戦を練る。
ウニタキと一緒に喜屋武グスクに行き、久米島に逃げるタブチとナーグスク大主を見送る。
佐敷ヌルとサスカサを連れて八重瀬グスクに行き、エータルーの最期を見届ける。
タブチとチヌムイとエータルーの首を山南王妃に送る。
具志頭グスクを開城して、イハチを具志頭按司にする。
東方の按司たちを率いて玻名グスクを攻める。
ササたちが鎧姿でやって来たので、具志頭グスクに連れて行く。
ユンヌ姫の案内で、ササたちを古いウタキに連れて行く。
首里の「まるずや」で小渡ヌルと会い、島添大里グスクに連れて行き、父親の敵は望月党だったと教える。
玻名グスクに来たンマムイから、島尻大里ヌルのマレビト神がヤタルー師匠だと聞いて驚く。
琉球に来た愛洲ジルーを歓迎し、愛洲ジルーがササのマレビト神だったらいいと思う。
玻名グスクを攻め落として、奥間大親を玻名グスク按司にする。
島添大里グスクのお祭りで、東方の按司たちを労う。
米須グスクの開城に立ち合い、若按司のマルクを米須按司にする。
山グスクの様子を見に行く。
八重瀬の本陣に来た波平大親と会う。
三星党と赤丸党の活躍で山グスクを攻め落とす。
甥の勝連若按司の戦死を悲しむ。
思紹を山グスクに連れて行き、ここで今帰仁攻めのための特訓をやらせようと提案する。
他魯毎から山北王の条件を知らされ、3年後には世の中も変わっているだろうから心配するなと言う。
ルクルジルーたちと愛洲ジルーたちを慶良間の島に連れて行く。
首里の武術道場の隣りに慈恩寺が完成する。
ウニタキ、ファイチと一緒にタブチに会いに久米島に行く。
チヌムイの案内で、ウニタキ、ファイチと一緒に久米島を散策する。
ウニタキに連れられてクイシヌと会い、一瞬にして魂を奪われたサハチはクイシヌと一緒にニシタキに登って、一節切を吹く。
一節切を聴いたスサノオがやって来て、ユンヌ姫と一緒に現れ、クミ姫も現れて、神様たちと酒盛りを楽しむ。
久米島から帰り、ナツが女たちを連れて津堅島に行くのを許す。
今年もメイユーは来なかったが、ソンウェイが鉄炮付きの武装船を持って来てくれたので感謝する。
メイファンからリンジョンシェンの戦死を聞いて驚く。
ウニタキが首里に連れて来たリュウインと会い、ヂャンサンフォンと会わせる。
アミーのお腹が大きくなったとササから聞いて驚き、アミーの相手がウニタキだと知って呆れる。
苗代大親が南の島から来たヌルと結ばれて、娘が南の島にいると馬天ヌルから聞いて驚く。
苗代大親はヂャンサンフォンが琉球に来る以前から武当拳を知っていた事に驚き、苗代大親の武当拳を見て、改めて苗代大親の強さを思い知る。
ビンダキに登り、ユンヌ姫からササたちの様子を聞く。
遊女屋「宇久真」でのヂャンサンフォンと山グスクヌルの送別の宴に参加する。
馬天浜のお祭りをヂャンサンフォンの送別の宴にして、弟子たちに別れを告げさせる。
琉球を去るヂャンサンフォンと山グスクヌルを見送る。

・大里ヌル
久高島の月の神様を祀るヌル。
太陽を見た事がないので、色白で妖艶。
久高島参詣に来た小渡ヌルが久高ヌルを継ぐ事になり、初めて太陽を拝んで感激する。
ヌルたちの安須森参詣に参加するために初めて久高島を出て首里に行き、何を見ても驚き、まるで夢の世界にいるようだと感激する。
サスカサと一緒に島添大里グスクに行き、十五夜の儀式を執り行なう。
島添大里グスクでマレビト神である二階堂右馬助と出会う。
右馬助を連れて久高島に帰る。
平田グスクのお祭りに右馬助と一緒に行く。
琉球を去る右馬助を見送る。

・久高ヌル
マチルー。越来の若ヌル→小渡ヌル。
父は中山王察度の三男の越来按司、母は山北王aの妹。
越来按司が滅んだあと、母と一緒に伯父の米須按司を頼り、小渡に落ち着く。
敵討ちのために佐敷ヌルから剣術を習い、ヂャンサンフォンのもとで修行をする。
米須按司の次男のクグルーと結ばれ、娘ユイを産む。
タブチの使者として、母を連れ、ナーサと一緒に今帰仁に行く。
今帰仁から戻り、首里の「まるずや」でサハチと会い、一緒に島添大里グスクに行く。
島添大里グスクで佐敷ヌルたちに歓迎され、父の敵は望月党だったとサハチから教えられる。
首里のお祭りに娘を連れて来て、安須森ヌルと一緒に島添大里グスクに行き、お祭りの準備を手伝う。
首里の丸太引きのお祭りで、シーハイイェンから贈られた立派な馬に乗りこなす。
安須森ヌルと一緒に久高島参詣に行き、キーダカ姫から久高ヌルを継げと言われる。
セーファウタキの神様たちに歓迎されて、久高ヌルを継ぐ。
ヌルたちの安須森参詣に参加するため、大里ヌルを連れて首里に行く。
大里ヌルが二階堂右馬助を連れて久高島に来たので驚く。
大里ヌルと一緒に、琉球を去るヂャンサンフォン、右馬助を見送る。

・トゥイ
前山南王妃。
シタルーの妻。
察度の娘。母親は高麗人で武寧の同母妹。
豊見グスクヌル、タルムイ、ウミトゥク、ジャナムイ、マジニ、グルムイの母。
摩文仁大主は異母兄、瀬長按司は異母弟。
シタルーがタブチに殺され、重臣たちがタブチを山南王にしようと企むのを知って、島尻大里グスクから逃げて豊見グスクに行く。
石屋のテハを使って、島尻大里グスクの様子を探る。
石屋のテハを使って、王印を持っているタルムイが山南王だという噂を流す。
中山王の書状を読み、保栄茂按司家族を豊見グスクに移す。
進貢船を手に入れるために照屋大親と糸満大親を島尻大里グスクに残らせる。
サハチの書状を読んで、八重瀬グスクを攻めている兵を撤収させ、テハにタブチ暗殺を命じる。
サハチから送られたタブチとチヌムイの首を見る。
他魯毎が勝手に保栄茂按司を保栄茂グスクに戻してしまったので怒る。
年が明けて、自分は身を引き、今後の事は他魯毎とマチルーに任せようと決心する。
宅間之子が「山南志」を完成させて持って来たので喜び、抜け穴の図面まで書いてきたので感謝する。
新年の挨拶に来たウミトゥクと一緒に手登根グスクに行って休養する。
手登根グスクに来た思紹と会い、中山王の介入を許可する。
島添大里グスクに行き、ユーナと会い、豊見グスクに連れて行って父と会わせる。
他魯毎が山南王になり、島尻大里グスクに戻って、王妃のマチルーを補佐する。
手登根グスクのお祭りに行き、サハチと会い、お芝居「王妃様」を観る。
マアサを連れて、ナーサと一緒に奥間への旅に出る。
勝連の浜川泊で、姪のウニョンがナーサの娘だと知って驚き、死んだはずの夫の浜川大親がウニタキだと知って驚く。
奥間で存在すら知らなかった姉のサクラと会う。
サハチの息子のサタルーと会い、サハチがヤマトゥの将軍様に会っていた事に驚く。

・マアサ
山南王シタルーの娘。
具志頭若按司に嫁ぐが、若按司が亡くなり実家に帰る。
女子サムレーになるためンマムイの阿波根グスクに通って剣術を習う。
娘たちを鍛えて女子サムレーにする。
女子サムレーを連れて、月に一度、兼グスクの武術道場に通う。
タブチが山南王になったので、女子サムレーを連れて、王妃のいる豊見グスクに移る。
王妃を守るために、女子サムレーたちを率いて手登根グスクに行く。
トゥイを守るために、女子サムレーたちを率いて奥間への旅に出る。

・ナーサ
首里の遊女屋「宇久真」の女将。
ウニタキの殺された先妻ウニョンの実の母親。
汪英紫の命令で八重瀬按司の側室になり、按司と若按司を誘惑して、八重瀬按司を滅ぼす。
汪英紫の娘ウシが察度の長男武寧に嫁ぐ時、侍女として従い、浦添グスクに入る。
武寧と結ばれ、ウニョンを産むが、ウニョンはウシが産んだ娘として育てられる。
体調を崩したウシと一緒に宇座の牧場で静養し、乗馬を覚える。
察度の使いで宇座の牧場に行った時、サハチ夫婦とすれ違う。
察度が武寧に浦添按司を譲って首里天閣に移った時、御内原の侍女の頭になる。
勝連の浜川大親に嫁いだウニョンが、浜川大親と一緒に山賊に襲われて亡くなる。
ウニョンの敵を討つために望月党の事を調べていて、ウニョンの夫だったウニタキと再会する。
生まれ故郷の奥間のために生きようと決心して、サハチの味方となり、浦添の重臣たちを寝返らせる。
サハチの父親の思紹が中山王になり、思紹の後援で首里の城下に遊女屋「宇久真」を建て、女将になる。
先代中山王妃のウシと再会する。
タブチの書状を託された小渡ヌルを連れて今帰仁に行く。
宇久真に訪ねて来たトゥイと会い、奥間に一緒に行く事を約束する。
「宇久真」でヂャンサンフォンの送別の宴が行なわれ、ヂャンサンフォンが琉球を去ると聞いて驚く。
トゥイを連れて、奥間に帰郷する。

・マユミ
「宇久真」の遊女。
サハチに一目惚れするが奥間ヌルに取られてしまい諦めて、中グスク按司の側室になる。
中グスクがサハチに攻められた時、助け出されて奥間に帰り、ナーサの遊女屋の遊女となる。
「宇久真」の開店の日にサハチと出会えて大喜びをする。
ナーサと一緒に毎年、奥間に里帰りする。
トゥイが宇久真に訪ねて来た事をサハチに知らせる。
「宇久真」でヂャンサンフォンの送別の宴が行なわれ、ヂャンサンフォンが琉球を去ると聞いて驚く。
ナーサと一緒に、トゥイを連れて奥間に帰る。

・タキチ
恩納岳の木地屋の親方。
ナーサが連れて来たトゥイを歓迎する。

・ユシチ
名護の木地屋の親方。
若い頃、側室になるための修行をしていたナーサと結ばれるが、親にばれて離される。
名護の親方の婿養子となって、名護の親方を継ぐ。
37年振りに里帰りをしたナーサと再会して、お互いの誤解を解く。
ナーサが連れて来たトゥイを歓迎する。

・奥間の長老
奥間大主。ヤザイム。
妻は察度の娘サクラ。
サクラを妻に迎えた後、サクラを連れて浦添に行き察度に挨拶をする。
当時、4歳だったトゥイに会っている。
ナーサが連れて来たトゥイを歓迎して、妻のサクラを紹介する。

・奥間ヌル
先代の奥間ヌルの孫。
サハチの息子サタルーが生まれた時、「龍の子が生まれた」という神様の声を初めて聞く。
祖母が亡くなり、奥間ヌルを継ぐ。
サタルーの婚礼に来たサハチと結ばれて跡継ぎの娘ミワを産む。
奥間に来た佐敷ヌルと気が合い、一緒に安須森に行く。
屋嘉比のお婆に呼ばれて国頭按司の船に乗ると馬天ヌルたちがいたので驚く。
馬天ヌルと一緒にウタキ巡りの旅をして、首里に行きサハチと会う。
馬天ヌルと一緒に南部のウタキ巡りの旅をする。
セーファウタキで豊玉姫様から天孫氏だと言われて喜ぶ。
与那原に行きヂャンサンフォンのもとで一か月の修行をする。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
ナーサが連れて来たトゥイを歓迎する。

・サクラ
ヤザイムの妻。察度の娘。
奥間ヌルが言う「龍の子(サタルー)」を預かり、育てる。
奥間に来た妹のトゥイを歓迎する。

・リイ
サタルーの妻。
奥間の長老の娘。

・ミワ
奥間ヌルの娘。
父親はサハチ。
母と一緒に安須森参詣に参加する。
ナーサが連れて来たトゥイをじっと見つめる。

・サタルー
奥間大主の跡継ぎ。
父はサハチ。
妻はヤザイムの娘リイ。
奥間に来た弟のサグルーとジルムイを歓迎する。
国頭按司の材木を運んで首里に来る。
奥間に来たナナに惚れて、ナナに会いに島添大里に行く。
ササたちと一緒に久高島に行く。
ウニタル、シングルーと一緒にヤマトゥに行く。
ササたちと一緒に熊野に行く。
奥間で焼き物をやろうと考え、瀬戸に行き、焼き物を見る。
佐敷ヌルとササたち、マツとトラを連れて奥間に帰る。
穴窯を作って、焼き物に熱中する。
南部で戦が始まったので、「赤丸党」を連れて島添大里に来る。
タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚き、思紹たちと今後の作戦を練る。
ウニタキと一緒にグスク攻めの下準備をする。
サハチの許可を得て、与那原にいるナナに会いに行く。
ナナたちと一緒に玻名グスクに戻ってきて、具志頭グスクに行った後、サハチに持ち場に戻れと言われる。
山グスクの陣地にいたが、奥間大親が玻名グスク按司になったと聞いて玻名グスクに来る。
山グスクを攻め取るために赤丸党の者たちと一緒に崖登りの訓練をする。
山グスクの大岩を攻略して、下のグスクを攻め落とし、崖をよじ登って上のグスクを攻め落とす。
奥間に来たトゥイを歓迎し、トゥイがヤマトゥに行きたいと言ったので、親父に頼めば交易船に乗れると言う。




尚巴志伝
ラベル:尚巴志伝 琉球
posted by 酔雲 at 14:10| Comment(0) | 尚巴志伝 あらすじと解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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