2020年06月02日

尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 137.山南志

年末にウニタキが今帰仁から帰って来て、サハチたちに山北王の様子を伝えました。
山北王が来年の正月半ば頃に南部に兵を送りそうなので、思紹は重臣たちを集めて、その対策を練りました。

年が明けて、永楽12年(1414年)になりました。
首里も島添大里も佐敷も平田も与那原も、例年通りの新年を迎えましたが、八重瀬は慌ただしい新年でした。
儀式をするヌルがいないので、佐敷ヌルが娘のマユを連れて八重瀬グスクに行き、新年の儀式をしました。

玻名グスクを包囲している戦陣でも、ササたちがやって来て新年の儀式をしました。
儀式のあとには酒と料理も配られて、祝い酒を飲みながら念仏踊りを楽しみました。

島尻大里グスクでも盛大に新年を祝っていました。

豊見グスクでも豊見グスクヌルと座波ヌルによって新年の儀式が行なわれましたが、シタルーの死を悼んで、祝宴は控えめでした。
祝宴が終わったあと、他魯毎は王妃の部屋に呼ばれて、今後、わたしは身を引いて、あなたにすべてを任せますと言われました。
他魯毎は驚いて、正式に王になるまでは、今まで通りに後見をお願いしますと王妃に言います。
あなたはすでに正式な山南王ですと言って、王妃は他魯毎に王印を渡しました。
次の日、他魯毎は山南王として、按司たちの挨拶を受けました。
その日の夕方、島尻大里グスクの書庫番の宅間之子が王妃を訪ねてきました。
宅間之子は知恵遅れのようで、まともに挨拶もできませんが、記憶力だけは物凄く、シタルーは書庫番として使い、山南王の歴史を書いてくれと頼んでいたのでした。
宅間之子は嬉しそうな顔をして、「山南志」という歴史書を王妃に渡しました。
王妃は完成したのねと言って喜び、宅間之子にお礼を言うと、宅間之子は幸せそうな顔をして、絵地図を渡しました。
その絵地図には島尻大里グスクの抜け穴が書いてあり、宅間之子は抜け穴を通って来たようです。
王妃は李仲按司を呼んで、今後の作戦を練りました。









登場人物

・サハチ(尚巴志)
島添大里按司。
父は中山王の思紹。
妻は伊波按司の妹、マチルギ。
父を中山王にして、明国に旅立つ。
妻のマチルギをヤマトゥ旅に行かせる。
笛が得意。マチルギからもらった一節切の稽古に励んでいる。
佐敷のお祭りで一節切を初披露して喝采を浴びる。
梅雨が明け、ウニタキ、ファイチと一緒にヤマトゥと朝鮮の旅に出る。
高橋殿の屋敷で一節切を吹くと美女が現れて華麗に舞う。
高橋殿に連れられて登った七重の塔で将軍様と会う。
高橋殿と一緒に鞍馬山に行く。
増阿弥の一節切を聴いて感激する。
対馬でイトと再会し、娘のユキと、孫娘のミナミと会う。
朝鮮の都、漢城府に行く。
開京に行き、早田左衛門太郎と再会する。
漢城府で李芸と会う。
思紹が明国に行き、留守を守る。
ンマムイを東方に寝返らせる。
メイユーを側室に迎える。
タブチを進貢船の副使に任命する。
ウニタキと一緒に伊平屋島に行く。
琉球に来た慈恩禅師と二階堂右馬助を伊平屋島で迎える。
ササたちを連れて与論島に行く。
シタルーからハルを側室として贈られる。
琉球に来たサイムンタルーとイトたちを歓迎する。
四男のチューマチの妻に山北王の娘マナビーを迎える。
サイムンタルーとイトたちを連れて慶良間の島に行く。
首里に来た奥間ヌルに驚く。
三姉妹と一緒に来たソンウェイと再会する。
島添大里グスクの十五夜の宴で一節切と横笛を吹く。
ユーナのお陰でシタルーが送った20人の刺客を倒す。
琉球に来たマツとトラを歓迎する。
首里グスクのお祭りで一節切を吹いて、スサノオの声を聞く。
慶良間の島に行って、スサノオとユンヌ姫の声を聞く。
マグルーとマウミが恋仲だと知って驚き、喜ぶ。
メイユーが女の子を産んだと聞いて喜ぶ。
チヌムイがシタルーを殺したという噂を聞いて驚き、思紹に知らせるために首里に行く。
タブチの要請で東方の按司たちと一緒にサグルーを出陣させる。
サタルーが連れて来たサンルーを見て、クマヌにそっくりだと驚く。
島添大里グスクに来たチヌムイとミカと会い、タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚く。
首里に行き思紹に知らせて、今後の作戦を練る。
ウニタキと一緒に喜屋武グスクに行き、久米島に逃げるタブチとナーグスク大主を見送る。
佐敷ヌルとサスカサを連れて八重瀬グスクに行き、エータルーの最期を見届ける。
タブチとチヌムイとエータルーの首を山南王妃に送る。
具志頭グスクを開城して、イハチを具志頭按司にする。
東方の按司たちを率いて玻名グスクを攻める。
ササたちが鎧姿でやって来たので、具志頭グスクに連れて行く。
ユンヌ姫の案内で、ササたちを古いウタキに連れて行く。
首里の「まるずや」で小渡ヌルと会い、島添大里グスクに連れて行き、父親の敵は望月党だったと教える。

・ウニタキ
表向きは地図を作っている重臣の三星大親。
中山王の裏の組織「三星党」の頭領。
妻はサハチの叔母のチルー。
サハチを守るために一緒に明国に行く。
弁ヶ岳の新しい拠点が完成する。
三弦と歌が得意。
佐敷のお祭りで、フカマヌルとの事がチルーにばれて頭を下げる。
サハチとファイチと一緒に朝鮮、ヤマトゥの旅に出る。
朝鮮は母親の故郷なので、どんな所なのか楽しみにしている。
高橋殿の屋敷で対御方と会う。
高橋殿に連れられて登った七重の塔で将軍様と会う。
サハチと一緒に対馬に行く。
サハチと一緒に朝鮮の漢城府まで行く。
開京の楽器工房で持って来た三弦を手放すが、妓楼で妓女から古い三弦を贈られる。
配下のリリーがウニタキの子供を産んでしまい悩んでいる。
娘のミヨンがファイチの息子のファイテと仲がいいので、嫁に出したくないと悩んでいる。
ンマムイを守るために今帰仁に行く。
娘のミヨンをファイチの息子ファイテに嫁がせる。
サハチと一緒に伊平屋島に行く。
与論島を奪い取る準備のために与論島に行き、従妹の麦屋ヌルと再会する。
苗代之子と一緒に与論按司を倒して与論島を奪い取る。
中山王が山北王と同盟したあと、今帰仁に「まるずや」を開いてヤンバルの按司たちと取り引きを始める。
配下の旅芸人たちに今帰仁グスクで、お芝居「小松の中将様」を演じさせる。
アカーからシタルーが行方不明になったと聞くが、明日になればひょっこり現れるだろうと思う。
チヌムイがシタルーを殺したという噂を聞いて驚き、配下の者たちに真相を探らせる。
山北王の動きを探るために今帰仁に行く。
小渡ヌルからタブチ宛てと摩文仁大主宛ての山北王の書状を預かり、思紹に見せる。
タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚き、思紹たちと今後の作戦を練る。
サハチと一緒に喜屋武グスクに行き、久米島に逃げるタブチとナーグスク大主を見送る。
摩文仁方の按司たちが島尻大里グスクに閉じ込められたと思紹に報告する。
山北王の様子を探りに今帰仁に行く。

・思紹
中山王。サハチの父親。
佐敷按司を隠居して、東行法師を名乗り、慶良間の島で若い者たちを鍛える。
一千人の兵を育て、その兵力によって、中山王武寧を倒し、中山王となる。
王となってもじっとしているのは苦手で、兵たちの指導をしている。
首里グスクに築いている楼閣に飾る彫刻作りに熱中している。
ヂャンサンフォンと一緒に明国に行き、武当山、華山に登る。
琉球に来た慈恩禅師を歓迎する。
伊平屋島と伊是名島を守るために与論島を奪い取れと命じる。
山北王の書状を読んで、重臣たちと話し合い、山北王との同盟を了承する。
琉球に来たサイムンタルーと再会する。
サハチからシタルーの死を聞いて驚き、重臣たちと今後の対策を練る。
タルムイが王印を持っているという噂を聞いて、王妃は大した女だと感心する。
照屋大親が進貢船を手に入れるために島尻大里グスクに残っていた事を知り、山南王妃はなかなかの策士だと感心する。
タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚き、重臣たちを集めて今後の作戦を練る。
与那原大親のマタルーを八重瀬按司にして、サグルーを与那原大親にする事に決める。
島尻大里グスクに抜け穴があった事に驚く。
孫のイハチを具志頭按司に任命する。
テーラーとイシムイが築いているグスクに、三星党の者を人足として入れるように命じる。

・苗代大親
中山王思紹の弟。武術師範。
サムレーたちの総大将。
シタルーの死を聞いて驚き、糸満川を挟んで戦になりそうだと思う。
タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚き、思紹たちと今後の作戦を練る。

・奥間大親
ヤキチ。尚巴志を守るために奥間から送られた鍛冶屋。
中山王の重臣。
馬天ヌルたちの護衛として、一緒に旅をする。
山南王の死を聞いて驚き、ウニタキと共に島尻大里グスクの様子を探る。
タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚き、思紹たちと今後の作戦を練る。
玻名グスクに奥間の鍛冶屋と木地屋を入れる。

・マタルー
尚巴志の弟。
妻はタブチの娘、マカミー。
与那原大親になる。
ヤマトゥに行く交易船の総責任者になる。
八重瀬按司に任命されて、家族と家臣たちを引き連れ、八重瀬グスクに移る。

・チチー
マタルーの長女。
ササの弟子になり、ヌルになるための修行を始める。

・佐敷ヌル
サハチの妹。シンゴと結ばれて、マユという娘がいる。
娘たちの剣術の師範で、女子サムレーたちの師範でもある。
強い霊力を持っているが、本人はまだ気づいていない。
マチルギ、馬天ヌルと一緒にヤマトゥに行く。
対馬でシンゴの妻に謝り、許してもらう。
ユリの吹く笛に魅了されて、笛を習い始める。
佐敷のお祭りで横笛を披露して喝采を浴びる。
久高島の神様から「英祖の宝刀」を探せと言われる。
平田のお祭りで、お芝居「浦島之子」を上演する。
首里のお祭りで、お芝居「察度」を上演する。
島添大里のお祭りで、お芝居「サミガー大主」を上演する。
佐敷のお祭りで、お芝居「瓜太郎」「舜天」を上演する。
ユリと一緒にヂャンサンフォンの指導を受ける。
平田のお祭りで、お芝居「かぐや姫」を上演する。
安須森ヌルを継ぐために、ササたちと一緒に安須森に行く。
安須森の封印を解いて、安須森の神様たちに喜ばれる。
小松の中将様を調べるためにヤマトゥに行く。
厳島神社の弥山でアキシノの声を聞く。
京都大原寂光院で笛を吹き、平維盛の華麗な舞を見る。
熊野の新宮神倉山で鳥居禅尼から平維盛の事を聞く。
奄美大島で平家の事を調べてから琉球に帰る。
ササと一緒に浦添で朝盛法師と会い、仲順で舜天と会う。
今帰仁のクボーヌムイで平維盛とアキシノに再会する。
手登根のお祭りで、お芝居「小松の中将様」を上演する。
各地のヌルたちを連れて安須森参詣を行なう。
「瓜太郎」の台本を明国の言葉に直すようにヂャンウェイに頼む。
いやな予感がしてサスカサと一緒にサハチの所に来ると、シタルーが行方不明になったと知らせが来る。
サタルーが連れて来たサンルーを見て、クマヌにそっくりだと驚く。
サハチと一緒に八重瀬グスクに行き、エータルーの最期を見る。
島添大里グスクに来た小渡ヌルと再会する。
新年の儀式をするためにマユを連れて八重瀬グスクに行く。

・マユ
佐敷ヌルの娘。
父親は早田新五郎(シンゴ)。
ミナミと仲良くなる。
母と一緒に安須森参詣に参加する。
ヌルになるための修行を始める。
母と一緒に八重瀬グスクに行き、新年の儀式をする。

・ササ
馬天若ヌル。父親は水軍大将のヒューガ、母親は馬天ヌル。
幼い頃から母親に剣術を習い、娘たちの師範代を務めるほとの腕を持っている。
ヌルとしても強い霊力を持っていて、サハチと懐機を出会わせたのもササだった。
シンシンと仲よくなる。
ヒューガ、馬天ヌルと一緒にヤマトゥに行く。
対馬のワタツミ神社で豊玉姫とスサノオを知る。
読谷山で見つけた赤いガーラダマを身に付ける。
笛が得意。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
京都に着いて、船岡山でスサノオの神様の声を聞いて感激する。
スサノオの神様を調べるために鞍馬山に登り、サハチたちと会う。
高橋殿と一緒に鞍馬山で修行する。
将軍様の屋敷に呼ばれて、御台所様(日野栄子)と会う。
対馬でミナミと再会する。
サハチたちと朝鮮に行き、スサノオの神様の事を調べる。
壱岐島でシーハイイェンたちと出会い仲良くなる。
ヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで首里の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」で瓜太郎を演じる。
京都に行って御台所様と再会し、スサノオの神様から豊玉姫の事を聞く。
博多の近くにある豊玉姫のお墓で、玉依姫から豊玉姫の事を聞く。
セーファウタキで豊玉姫とアマン姫に会う。
久高島のフボーヌムイの神様から舜天の誤解を解いてくれと頼まれる。
サハチと一緒に与論島に行く。
新宮の十郎の事を調べに熊野に行く。
京都でジャワから来たスヒターたちと出会い仲良くなる。
新宮の十郎の事を神様に伝えるために、サスカサと一緒に久高島に行く。
佐敷ヌルと一緒に安須森に行く。
佐敷ヌルと一緒にヤマトゥに行く。
厳島神社の弥山でアキシノの声を聞く。
京都大原寂光院で笛を吹き、平維盛の華麗な舞を見る。
佐敷ヌルと一緒に奄美大島で平家の事を調べてから琉球に帰る。
佐敷ヌルと一緒に浦添で朝盛法師と会い、仲順で舜天と会う。
今帰仁のクボーヌムイで平維盛とアキシノに再会する。
カナと一緒にヤマトゥに行き、児島で英祖の父親グルーと会う。
対馬の船越に滞在していた時、シタルーがチヌムイに殺される場面を見て、早く帰ろうとクルーに言う。
琉球に帰り、佐敷から与那原グスクに移る。
鎧を身に着けて、マウシたちと一緒に玻名グスク攻めの陣地に行く。
ユンヌ姫の案内で古いウタキを巡り、アマミキヨ様の事を知る。
セーファウタキに行き豊玉姫から古いウタキの事を聞く。
祝い酒と料理を持って玻名グスクの陣地に行き、新年の儀式を行なう。

・シンシン(杏杏)
ヂャンサンフォンの弟子。
両親は山賊に殺され、ヂャンサンフォンに拾われて、ファイチの妹夫婦に育てられる。
ヂャンサンフォンと一緒に琉球に行く。
ササと仲よくなる。
ササと一緒にヤマトゥに行く。
読谷山で見つけた青いガーラダマを身に付ける。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
トカラの宝島でンマムイに勝ち、ンマムイから師姐と敬われる。
ササを真似して笛の稽古を始める。
ササと一緒にスサノオの神様の事を調べていて鞍馬山に登る。
高橋殿に武当拳を披露して、高橋殿はヂャンサンフォンの指導を受ける事になる。
ササと一緒に将軍様の屋敷に呼ばれて、御台所様(日野栄子)と会う。
サハチたちと朝鮮に行く。
ササと一緒にヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで久米村の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」でサシバを演じる。
京都の船岡山でスサノオの神様の声を聞く。
ササと一緒にセーファウタキに行く。
明国から帰って来たシラーと再会を喜ぶ。
ササと一緒に与論島に行く。
ササと一緒に熊野に行く。
ササとサスカサと一緒に久高島に行く。
佐敷ヌルと一緒に安須森に行く。
ササと一緒にヤマトゥに行く。
厳島神社の弥山で、アキシノに声を掛けられて、シンシンのガーラダマがアキシノのものだったと知る。
今帰仁のクボーヌムイで平維盛とアキシノに再会する。
琉球に帰り、ササと一緒に佐敷から与那原グスクに移る。
鎧を身に着けて、ササと一緒に玻名グスク攻めの陣地に行く。
サハチに連れられて、ササと一緒に古いウタキを巡る。
ササと一緒に祝い酒と料理を持って玻名グスクの陣地に行き、新年の儀式を行なう。

・ナナ
早田次郎左衛門の娘。
イトの弟子で、ヂャンサンフォンの弟子でもある。
サハチたちを開京に連れて行く。
ササと気が合い、一緒に琉球に行く。
ササと一緒にヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで佐敷の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」で犬を演じる。
ササたちと一緒に御台所様と会う。
ササと一緒にセーファウタキに行く。
ササと一緒に与論島に行く。
ササと一緒に熊野に行く。
ササとサスカサと一緒に久高島に行く。
ジャワのスヒターたちと一緒に与那原に行き、ヂャンサンフォンの指導を受ける。
佐敷ヌルと一緒に安須森に行く。
ササと一緒にヤマトゥに行く。
琉球に帰り、ササと一緒に佐敷から与那原グスクに移る。
鎧を身に着けて、ササと一緒に玻名グスク攻めの陣地に行く。
サハチに連れられて、ササと一緒に古いウタキを巡る。
ササと一緒に祝い酒と料理を持って玻名グスクの陣地に行き、新年の儀式を行なう。

・辰阿弥
時宗の武芸者。
慈恩禅師を探して琉球に来る。
福寿坊と一緒に首里グスクのお祭りで、念仏踊りを披露する。
佐敷ヌルたちと一緒に旅に出て、各地で念仏踊りを披露する。
大聖寺の盂蘭盆会で念仏踊りを披露する。
首里グスクの十五夜の宴で、幻想的な念仏踊りを披露する。
大聖寺の盂蘭盆会で、念仏踊りをする。
ササと一緒に玻名グスクの陣地に行き、新年の祝宴で念仏踊りを行なう。

・福寿坊
児島の山伏で那智で修行していた。
色川村でササたちと会い、一緒に琉球に行く。
辰阿弥と一緒に首里グスクのお祭りで、念仏踊りを披露する。
佐敷ヌルたちと一緒に旅に出て、各地で念仏踊りを披露する。
児島に帰り、ササたちを案内する。
ササと一緒に玻名グスクの陣地に行き、新年の祝宴で念仏踊りを行なう。

・無精庵
ヤマトゥの医者。
お世話になった慈恩禅師に会うため琉球に来る。
ササと一緒に玻名グスクの陣地に行き、負傷兵の治療をする。

・佐敷大親
尚巴志の弟。マサンルー
妻は奥間大親の娘、キク。
従者として明国に行く。
ヤマトゥと朝鮮に行く交易船の総責任者になる。
首里大通りからグスクまで、マナビーの花嫁行列を先導する。
中山王の代理としてハーリーに行く。
長男シングルーの嫁にファイチの娘ファイリンを迎える。
奥間のサジルーが息子だと聞いて驚く。
東方の按司たちと玻名グスクを攻める。

・平田大親
尚巴志の弟、ヤグルー。
妻は玉グスク按司の娘ウミチル。
従者として明国に行く。
交易船の責任者としてヤマトゥに行く。
首里大通りからグスクまで、マナビーの花嫁行列を先導する。
東方の按司たちと玻名グスクを攻める。

・手登根大親
尚巴志の弟クルー。
妻は山南王シタルーの三女、ウミトゥク。
従者として明国に行く。
思紹とヂャンサンフォンと一緒に明国に行く。
一緒に旅をしてユンロンに好意を持つ。
中山王の使者として山南王と会い、同盟をまとめる。
手登根にグスクを築いて手登根大親を名乗る。
交易船の総責任者としてヤマトゥに行く。
ササから琉球の一大事を知り、一月早く帰国する。
東方の按司たちと一緒に玻名グスク攻めに加わる。

・摩文仁
武寧の弟。先代の米須按司
山南王の進貢船で明国に行き、順天府(北京)でタブチと会う。
タブチが副使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。
タブチが正使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。
隠居して摩文仁大主を名乗る。
シタルーが殺され、タブチを山南王にするための作戦を練る。
タブチとは別に山北王宛ての書状を小渡ヌルに託す。
豊見グスク攻めに失敗してタブチが出て行くと、シタルーの義兄だった自分が山南王になると言う。
島尻大里グスクに来た大村渠ヌルと慶留ヌルの提案に乗り、山南王就任の儀式を行ない摩文仁の名で山南王になる。
按司たちが島尻大里グスクに閉じ込められるが、慶留ヌルが抜け穴を見つけ、包囲している他魯毎の兵を追い散らし、改めて祝宴を催す。
保栄茂按司を寝返らせようとするがうまくいかない。
甥のイシムイに賀数グスクを攻め取らせる。
山南王とシて新年の儀式を盛大に行なう。

・豊見グスクヌル
山南王シタルーの娘、マナビー。
豊見グスク按司の姉。
馬天ヌルと一緒に南部のウタキ巡りの旅をする。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
敵討ちよりも先に父の遺体を引き取ってと言う。
タルムイと一緒に島尻大里グスクに行き、父の遺体を引き取る。
サハチから送られたタブチとチヌムイの首を八重瀬に送り返せと言う。
座波ヌルと一緒に新年の儀式を行なう。

・座波ヌル
シタルーの側室。
若ヌルの頃にシタルーと出会い、二人の男子を産む。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
豊見グスクヌルと一緒に島尻大里グスクに行き、シタルーの遺体を引き取る。
豊見グスクヌルと一緒に新年の儀式を行なう。

・タルムイ(他魯毎)
豊見グスク按司→山南王。
シタルーの長男。
妻は尚巴志の妹マチルー。
チューマチとマナビーの婚礼で山南王の代理を務める。
父が義兄のサハチに刺客を送ったと聞いて驚く。
島添大里グスクにサハチを訪ねて、刺客の事を確認する。
父が叔父のタブチに殺された事を知り敵討ちを誓う。
兵を率いて島尻大里グスクに行き、父の遺体を引き取る。
豊見グスクで、山南王として、先代の葬儀を執り行なう。
李仲按司の作戦で摩文仁方の按司たちを島尻大里グスクに閉じ込めようとするが失敗する。
摩文仁が使用できないように糸満港を封鎖する。
山南王として国場川と糸満港で、ヤマトゥから来た商人たちと取り引きをする。
山南王になったのに、何もかも母親が決めてしまうので反感を抱いている。
母から王印を譲られて、正式に山南王になる。

・マチルー
豊見グスク按司の妻。
尚巴志の妹。
チューマチとマナビーの婚礼で山南王妃の代理を務める。
山南王の死を知って、早く、中山王に知らせなくては思う。
義母から、今日からあなたが山南王妃だと言われて戸惑う。

・李仲(リージョン)按司
明国の政変に巻き込まれて琉球に逃げて来た唐人。
久米村にいたがアランポーと対立して追い出され、今帰仁に行き、山北王の正使を務める。
今帰仁合戦後、山北王が朝貢をやめてしまったので、宇座按司を頼って宇座に行く。
留学していたシタルーが帰国し、シタルーと会って意気投合する。
シタルーの紹介で、山南王の汪英紫に仕える。
シタルーが山南王になったあと、軍師として仕え、グスクを築いて李仲按司を名乗る。
次男の李傑は明国の国子監に留学中。
明国から帰って来て、シタルーの死を知って驚き、山南王妃の軍師になる。
敵の按司たちを島尻大里グスクに閉じ込める作戦を練る。
李仲グスクにいる若按司の家族と家臣たちの家族を密かに豊見グスクに呼ぶ。
島尻大里グスクの抜け穴の出口を探しているがなかなか見つからない。
宅間之子が抜け穴の図面を持って現れたので、亡くなったシタルーに感謝し、今後の作戦を練る。

・トゥイ
山南王妃。
シタルーの妻。
察度の娘。母親は高麗人で武寧の同母妹。
豊見グスクヌル、タルムイ、ウミトゥク、ジャナムイ、マジニ、グルムイの母。
摩文仁大主は異母兄、瀬長按司は異母弟。
シタルーがタブチに殺され、重臣たちがタブチを山南王にしようと企むのを知って、島尻大里グスクから逃げて豊見グスクに行く。
石屋のテハを使って、島尻大里グスクの様子を探る。
石屋のテハを使って、王印を持っているタルムイが山南王だという噂を流す。
中山王の書状を読み、保栄茂按司家族を豊見グスクに移す。
進貢船を手に入れるために照屋大親と糸満大親を島尻大里グスクに残らせる。
サハチの書状を読んで、八重瀬グスクを攻めている兵を撤収させ、テハにタブチ暗殺を命じる。
サハチから送られたタブチとチヌムイの首を見る。
他魯毎が勝手に保栄茂按司を保栄茂グスクに戻してしまったので怒る。
年が明けて、自分は身を引き、今後の事は他魯毎とマチルーに任せようと決心する。
宅間之子が「山南志」を完成させて持って来たので喜び、抜け穴の図面まで書いてきたので感謝する。

・宅間之子
島尻大里グスクの書庫番。
知恵遅れだが、記憶力だけは物凄くいい。
シタルーから歴代の山南王の事績を記録して「山南志」を作れと命じられ、黙々と仕事に励む。
抜け穴を利用して島尻大里グスクから抜け出し、抜け穴の図面を書いて、豊見グスクに行き、完成した「山南志」と抜け穴の図面を王妃に渡す。




尚巴志伝
ラベル:尚巴志伝 琉球
posted by 酔雲 at 08:54| Comment(0) | 尚巴志伝 あらすじと解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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