2020年05月29日

尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 133.裏の裏

島尻大里グスクが他魯毎の兵に包囲された日の翌朝、グスク内に閉じ込められているはずの按司たちが兵を率いて、昨日の早朝と同じように攻めて来ました。
他魯毎の兵たちは見張りの者を除き、皆、安心して眠っていて、近づいて来る敵には気づきませんでした。
法螺貝が鳴り響いて、何事だと驚いた時には、すでに敵の先鋒が攻めて来ていて、武装もしていない他魯毎の兵たちは戦うどころではなく、混乱に陥って、我先にと逃げ散って行きました。
討ち取られた兵は二百人近くにも及び、あちこちに無残な姿をさらしていました。

その頃、八重瀬グスクを攻めた東方の按司たちの兵が具志頭グスクを包囲していました。
馬天ヌルとマチルギとチミーが馬に乗って大御門の前に進み出て、奥方様のナカーと具志頭ヌルと話し合い、長老の許しが出て、具志頭グスクは開城しました。
グスク内に避難していた城下の人たちは解放され、チミーを見ながら「お嬢様が帰っていらした」と嬉しそうでした。

サハチは具志頭の長老、寄立大主と会いました。
長老はサハチの祖父、サミガー大主を知っていて、サミガー大主のひ孫のイハチを按司として歓迎すると言いました。
懇親の宴が催されて、具志頭の重臣たちと東方の按司たちは仲よく酒を酌み交わしました。

島尻大里グスクでも戦勝祝いの宴が開かれていました。
慶留ヌルが汪英紫が作った抜け穴を見つけて、閉じ込められていた按司たちが抜け穴から外に出て、他魯毎の兵たちを攻めたのでした。
八重瀬グスクが東方の按司たちに奪われたと聞いて、摩文仁は具志頭グスクは絶対に守れと摩文仁按司と中座按司に命じましたが、すでに、具志頭グスクには『三つ巴』の旗がいくつもなびいていていました。

具志頭グスクの戦後処理を終えたサハチは報告のために首里に戻って、島尻大里グスクの包囲陣が壊滅した事を知って驚きました。
思紹から島尻大里グスクの抜け穴の話を聞いていたら、ヤマトゥに行った交易船が帰って来たと知らせが入りました。
いつもよりも一か月も早い帰国なので驚き、サハチとファイチは浮島に向かいました。

シタルーがチヌムイに斬られる場面を観たので早く帰ってきたとササは言いました。
ササは無精庵という医者を連れて来てくれました。

会同館の帰国祝いの宴でマグルーはマウミと再会して、2人の婚約に皆が祝福をしました。









登場人物

・波平大主
サムレー大将。波平大親の弟。
シタルーの護衛だった部下2人をタブチに殺されたので、配下を連れて島尻大里グスクから出て豊見グスクに行く。
他魯毎の総大将として島尻大里グスクを攻める。
抜け穴から外に出た摩文仁の兵に攻められて包囲陣は壊滅する。

・サハチ(尚巴志)
島添大里按司。
父は中山王の思紹。
妻は伊波按司の妹、マチルギ。
父を中山王にして、明国に旅立つ。
妻のマチルギをヤマトゥ旅に行かせる。
笛が得意。マチルギからもらった一節切の稽古に励んでいる。
佐敷のお祭りで一節切を初披露して喝采を浴びる。
梅雨が明け、ウニタキ、ファイチと一緒にヤマトゥと朝鮮の旅に出る。
高橋殿の屋敷で一節切を吹くと美女が現れて華麗に舞う。
高橋殿に連れられて登った七重の塔で将軍様と会う。
高橋殿と一緒に鞍馬山に行く。
増阿弥の一節切を聴いて感激する。
対馬でイトと再会し、娘のユキと、孫娘のミナミと会う。
朝鮮の都、漢城府に行く。
開京に行き、早田左衛門太郎と再会する。
漢城府で李芸と会う。
思紹が明国に行き、留守を守る。
ンマムイを東方に寝返らせる。
メイユーを側室に迎える。
タブチを進貢船の副使に任命する。
ウニタキと一緒に伊平屋島に行く。
琉球に来た慈恩禅師と二階堂右馬助を伊平屋島で迎える。
ササたちを連れて与論島に行く。
シタルーからハルを側室として贈られる。
琉球に来たサイムンタルーとイトたちを歓迎する。
四男のチューマチの妻に山北王の娘マナビーを迎える。
サイムンタルーとイトたちを連れて慶良間の島に行く。
首里に来た奥間ヌルに驚く。
三姉妹と一緒に来たソンウェイと再会する。
島添大里グスクの十五夜の宴で一節切と横笛を吹く。
ユーナのお陰でシタルーが送った20人の刺客を倒す。
琉球に来たマツとトラを歓迎する。
首里グスクのお祭りで一節切を吹いて、スサノオの声を聞く。
慶良間の島に行って、スサノオとユンヌ姫の声を聞く。
マグルーとマウミが恋仲だと知って驚き、喜ぶ。
メイユーが女の子を産んだと聞いて喜ぶ。
チヌムイがシタルーを殺したという噂を聞いて驚き、思紹に知らせるために首里に行く。
タブチの要請で東方の按司たちと一緒にサグルーを出陣させる。
サタルーが連れて来たサンルーを見て、クマヌにそっくりだと驚く。
島添大里グスクに来たチヌムイとミカと会い、タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚く。
首里に行き思紹に知らせて、今後の作戦を練る。
ウニタキと一緒に喜屋武グスクに行き、久米島に逃げるタブチとナーグスク大主を見送る。
佐敷ヌルとサスカサを連れて八重瀬グスクに行き、エータルーの最期を見届ける。
タブチとチヌムイとエータルーの首を山南王妃に送る。
具志頭グスクを開城して、イハチを具志頭按司にする。

・マチルギ
サハチの妻。伊波按司の妹。
女子サムレーたちの総大将。
島添大里按司の奥方だが、首里にいる事が多い。
女たちを連れてヤマトゥに行く。
対馬で船の操縦に熱中する。
サグルーが山南王の婚礼に出掛けたと聞いて驚き、心配して、島添大里グスクに飛んでくる。
佐敷のお祭りで、チルーとフカマヌルの話を聞く。
メイユーをサハチの側室にする。
山北王との同盟に反対するが、思紹に説得されて同盟しようと言う。
山南王から贈られたハルをサハチの側室に迎える。
琉球に来たイトたちを歓迎する。
今帰仁から嫁いできたマナビーを歓迎する。
首里に来た奥間ヌルを迎え、一緒に酒を飲み語る。
ユーナが山南王の間者だったと知って、もっとよく調べるべきだったと後悔する。
マグルーがマウミの心を捕らえたとサハチから聞いて喜ぶ。
チヌムイがシタルーを殺したと聞いて驚く。
タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚き、思紹たちと今後の作戦を練る。
ジルムイを与那原大親にするように提案するが、サグルーを与那原大親にする事に納得する。
教え子のナカーと相談して、イハチを具志頭按司にする。

・馬天ヌル
中山王思紹の妹。
霊力が高く、各地のヌルたちに慕われている。
娘のササも霊力が高い。
マチルギと一緒にヤマトゥに行く。
ヂャンサンフォンのもとで一か月の修行をして、「ティーダシルの石」があるに違いないと気づく。
ササを連れて、「ティーダシルの石」を探しに行くが見つからず、その時が来るまで待とうと思う。
ササに連れられてセーファウタキで豊玉姫と会い、ティーダシルは石ではなく、鏡だと知る。
チューマチとマナビーの婚礼の儀式を執り行なう。
しゃべれるようになったカミーを連れて、ヤンバルのウタキ巡りの旅に出る。
屋嘉比のお婆と一緒に安須森に登り、神様からお礼を言われる。
浦添で朝盛法師のウタキを見つけて、仲順で舜天の声を聞く。
浦添ヌルのカナを連れて南部のウタキ巡りの旅をする。
サスカサと一緒に島添大里グスクの十五夜の宴の準備をする。
各地のヌルたちに声を掛けて安須森参詣を行なう。
首里グスクで十五夜の宴を行なう。
シタルーの死を聞いて驚き、ウミトゥクに知らせなければと思う。
タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚き、思紹たちと今後の作戦を練る。
マチルギと一緒に具志頭の奥方ナカーと話し合う。

・イハチ
サハチの三男。
サハチたちと一緒にヤマトゥに行く。
対馬の娘ミツといい仲になる。
ミツを諦めて、具志頭按司の娘を妻に迎えようと決心する。
慈恩禅師たちの通訳として一緒に旅に出る。
先代具志頭按司の妹チミーを妻に迎える。
進貢船に乗って唐旅に出る。
サグルーが出陣しているので、島添大里グスクを守る。
サハチと一緒に具志頭グスクを攻め、具志頭按司になる。

・チミー
イハチの妻。
先代具志頭按司の妹。
母親は佐敷出身でマチルギの弟子ナカー。
弓矢の名人。
マグルーに弓矢を教える。
具志頭の城下の人たちに「お嬢様が帰ってきた」と喜ばれる。

・ナカー
具志頭按司の後妻。
佐敷生まれのマチルギの弟子。
マチルギと相談して、イハチが具志頭按司になる事に同意する。

・具志頭ヌル
チミーの母親違いの姉。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
具志頭グスクを攻めて来た馬天ヌルと会う。

・寄立大主
ナカーの叔父。
具志頭の長老。
若い頃、サミガー大主と意気投合して、共に酒を飲み、ヤマトゥの刀をもらった事もある。
サミガー大主のひ孫のイハチを按司として歓迎する。

・摩文仁
武寧の弟。先代の米須按司
山南王の進貢船で明国に行き、順天府(北京)でタブチと会う。
タブチが副使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。
タブチが正使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。
隠居して摩文仁大主を名乗る。
シタルーが殺され、タブチを山南王にするための作戦を練る。
タブチとは別に山北王宛ての書状を小渡ヌルに託す。
豊見グスク攻めに失敗してタブチが出て行くと、シタルーの義兄だった自分が山南王になると言う。
島尻大里グスクに来た大村渠ヌルと慶留ヌルの提案に乗り、山南王就任の儀式を行ない摩文仁の名で山南王になる。
按司たちが島尻大里グスクに閉じ込められるが、慶留ヌルが抜け穴を見つけ、包囲している他魯毎の兵を追い散らし、改めて祝宴を催す。

・慶留ヌル
前島尻大里ヌル。
山南王シタルーの従妹。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
真壁按司と結ばれ、2人の子供がいる。
豊見グスクにいたが李仲按司に命じられて、山南王就任の儀式をするために島尻大里グスクに行く。
李仲按司の作戦を真壁按司に話す。
汪英紫が作った抜け穴を見つける。

・米須ヌル
摩文仁大主の娘。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
父が山南王になったので、島尻大里ヌルになる。

・真壁ヌル
真壁按司の妹。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
摩文仁の山南王就任の儀式に参加する。

・新垣大親
父は汪英紫の重臣、新垣大親。
シタルーが山南王になった時、父はタブチ側に付いた重臣たちの責任をすべて負って斬首される。
父の跡を継いで、シタルーの重臣になる。
妻は賀数大親の姉。
タブチ側として島尻大里グスクに残る。
タブチの命で新垣按司を名乗る。
豊見グスク攻めの総大将を務める。
島尻大里グスクを包囲した他魯毎の兵を攻めるが、逆に攻められグスク内に逃げ込む。
抜け穴を使って外に出て、他魯毎の兵を追い散らす。

・真栄里大親
大グスクからのシタルーの重臣。
タブチ側として島尻大里グスクに残る。
タブチの命で真栄里按司を名乗る。
豊見グスク攻めの副大将を務める。
抜け穴を使って外に出て、他魯毎の兵を追い散らす。

・真壁按司
山グスク大主の長男。
妻は与座按司の姉。
慶留ヌルと結ばれる。
島尻大里グスクに来た慶留ヌルから他魯毎の総攻撃を知る。
慶留ヌルが抜け穴を見つけたお陰で、他魯毎の兵を追い払えたので、按司たちから褒められる。

・山グスク大主
先代の真壁按司。
タブチが正使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。
シタルーが殺され、タブチを山南王にするための作戦を練る。
豊見グスク攻めに失敗してタブチが出て行くと、摩文仁大主を山南王にしようと考える。

・波平大親
大グスクからのシタルーの重臣。
財政管理担当。
タブチ側として島尻大里グスクに残る。
タブチの命で波平按司を名乗る。

・中座大主
先代の玻名グスク按司。
タブチの義兄。
タブチが副使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。
タブチが正使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。
隠居して中座大主を名乗る。
シタルーが殺され、タブチを山南王にするための作戦を練る。
豊見グスク攻めに失敗してタブチが出て行くと、摩文仁大主を山南王にしようと考える。

・マチカジ
遊女屋「若夏楼」の二代目女将。
遊女たちを連れて摩文仁の山南王就任の祝宴に参加する。

・摩文仁大親
摩文仁大主の次男クグルー。
妻は小禄按司の妹。
父のために情報集めを始める。
小渡ヌルと結ばれる。
タブチの命で摩文仁按司を名乗る。
豊見グスクにいる配下の侍女から他魯毎の総攻撃を知る。

・中座按司
中座大主の次男。
妻は真栄里大親の長女。

・思紹
中山王。サハチの父親。
佐敷按司を隠居して、東行法師を名乗り、慶良間の島で若い者たちを鍛える。
一千人の兵を育て、その兵力によって、中山王武寧を倒し、中山王となる。
王となってもじっとしているのは苦手で、兵たちの指導をしている。
首里グスクに築いている楼閣に飾る彫刻作りに熱中している。
ヂャンサンフォンと一緒に明国に行き、武当山、華山に登る。
琉球に来た慈恩禅師を歓迎する。
伊平屋島と伊是名島を守るために与論島を奪い取れと命じる。
山北王の書状を読んで、重臣たちと話し合い、山北王との同盟を了承する。
琉球に来たサイムンタルーと再会する。
サハチからシタルーの死を聞いて驚き、重臣たちと今後の対策を練る。
タルムイが王印を持っているという噂を聞いて、王妃は大した女だと感心する。
照屋大親が進貢船を手に入れるために島尻大里グスクに残っていた事を知り、山南王妃はなかなかの策士だと感心する。
タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚き、重臣たちを集めて今後の作戦を練る。
与那原大親のマタルーを八重瀬按司にして、サグルーを与那原大親にする事に決める。
島尻大里グスクに抜け穴があった事に驚く。
孫のイハチを具志頭按司に任命する。

・ファイチ(懐機)
中山王の客将。
久米村からアランポー一族を追い出し、長史のワンマオと一緒に新しい久米村を造っている。
旧友に会うためにサハチと一緒に明国に行く。
明国で旧友と再会し、永楽帝とも再会し、師匠のヂャンサンフォンとも再会する。
琉球のために、ヤマトゥと朝鮮と交易がしたいと考えている。
サハチ、ウニタキと一緒に朝鮮、ヤマトゥの旅に出る。
将軍様と会ってヤマトゥと交易し、朝鮮の王様と会って朝鮮とも交易したいと願っている。
京都で陳外郎という医者と魏天という通事と会う。
高橋殿の屋敷で陳外郎の娘の平方蓉と会う。
高橋殿に連れられて登った七重の塔で将軍様と会う。
サハチと一緒に対馬に行く。
サハチと一緒に朝鮮の漢城府まで行く。
開京でヘグムを手に入れる。
息子のファイテを国子監に留学させる。
メイァンが産んだ息子のチョンチと会う。
長男ファイテの嫁にウニタキの娘ミヨンをもらう。
長女ファイリンを佐敷大親の長男シングルーに嫁がせる。
山南王の死を聞いて驚き、思紹と今後の対策を練る。
タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚き、思紹たちと今後の作戦を練る。

・麦屋ヌル
マトゥイ。前与論ヌル。ウニタキの従妹。
山北王に攻められて家族を殺されるが、与論按司の娘を与論ヌルに育てるために生かされる。
死んだと思っていたウニタキと再会する。
与論島にいるのは危険なので、サハチと一緒に首里に行く。
馬天ヌルと一緒にヤンバルのウタキ巡りの旅に出る。
運天泊で敵の湧川大主と出会って驚く。
馬天ヌルと一緒に南部のウタキ巡りの旅をする。
与那原に行きヂャンサンフォンのもとで一か月の修行をする。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
首里グスクで十五夜の宴を行なう。

・ササ
馬天若ヌル。父親は水軍大将のヒューガ、母親は馬天ヌル。
幼い頃から母親に剣術を習い、娘たちの師範代を務めるほとの腕を持っている。
ヌルとしても強い霊力を持っていて、サハチと懐機を出会わせたのもササだった。
シンシンと仲よくなる。
ヒューガ、馬天ヌルと一緒にヤマトゥに行く。
対馬のワタツミ神社で豊玉姫とスサノオを知る。
読谷山で見つけた赤いガーラダマを身に付ける。
笛が得意。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
京都に着いて、船岡山でスサノオの神様の声を聞いて感激する。
スサノオの神様を調べるために鞍馬山に登り、サハチたちと会う。
高橋殿と一緒に鞍馬山で修行する。
将軍様の屋敷に呼ばれて、御台所様(日野栄子)と会う。
対馬でミナミと再会する。
サハチたちと朝鮮に行き、スサノオの神様の事を調べる。
壱岐島でシーハイイェンたちと出会い仲良くなる。
ヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで首里の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」で瓜太郎を演じる。
京都に行って御台所様と再会し、スサノオの神様から豊玉姫の事を聞く。
博多の近くにある豊玉姫のお墓で、玉依姫から豊玉姫の事を聞く。
セーファウタキで豊玉姫とアマン姫に会う。
久高島のフボーヌムイの神様から舜天の誤解を解いてくれと頼まれる。
サハチと一緒に与論島に行く。
新宮の十郎の事を調べに熊野に行く。
京都でジャワから来たスヒターたちと出会い仲良くなる。
新宮の十郎の事を神様に伝えるために、サスカサと一緒に久高島に行く。
佐敷ヌルと一緒に安須森に行く。
佐敷ヌルと一緒にヤマトゥに行く。
厳島神社の弥山でアキシノの声を聞く。
京都大原寂光院で笛を吹き、平維盛の華麗な舞を見る。
佐敷ヌルと一緒に奄美大島で平家の事を調べてから琉球に帰る。
佐敷ヌルと一緒に浦添で朝盛法師と会い、仲順で舜天と会う。
今帰仁のクボーヌムイで平維盛とアキシノに再会する。
カナと一緒にヤマトゥに行き、児島で英祖の父親グルーと会う。
対馬の船越に滞在していた時、シタルーがチヌムイに殺される場面を見て、早く帰ろうとクルーに言う。

・カナ
浦添ヌル。
浦添按司になった當山親方の娘。
浦添ヌルになるために馬天ヌルのもとで修行。
馬天ヌルがヤマトゥ旅に出たあと、運玉森ヌルのもとで修行する。
セーファウタキで運玉森ヌルによって、厳かな儀式をして浦添ヌルに就任する。
丸太引きのお祭りで浦添の守護神を務めて、見事に優勝する。
極楽寺跡地で古い鉄の剣を発見する。
浦添グスクのお祭りのために女子サムレーたちとお芝居の稽古に励む。
浦添の神様からヤマトゥに行った英祖の父親の事を調べてくれと頼まれる。
馬天ヌルと一緒に南部のウタキ巡りをする。
玉グスクで英祖の父親が志喜屋大主の次男だった事を知る。
与那原に行きヂャンサンフォンのもとで一か月の修行をする。
英祖の父親の事を調べるため、ササと一緒にヤマトゥに行く。
児島で英祖の父親グルーを見つけ出して話を聞く。

・シンシン(杏杏)
ヂャンサンフォンの弟子。
両親は山賊に殺され、ヂャンサンフォンに拾われて、ファイチの妹夫婦に育てられる。
ヂャンサンフォンと一緒に琉球に行く。
ササと仲よくなる。
ササと一緒にヤマトゥに行く。
読谷山で見つけた青いガーラダマを身に付ける。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
トカラの宝島でンマムイに勝ち、ンマムイから師姐と敬われる。
ササを真似して笛の稽古を始める。
ササと一緒にスサノオの神様の事を調べていて鞍馬山に登る。
高橋殿に武当拳を披露して、高橋殿はヂャンサンフォンの指導を受ける事になる。
ササと一緒に将軍様の屋敷に呼ばれて、御台所様(日野栄子)と会う。
サハチたちと朝鮮に行く。
ササと一緒にヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで久米村の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」でサシバを演じる。
京都の船岡山でスサノオの神様の声を聞く。
ササと一緒にセーファウタキに行く。
明国から帰って来たシラーと再会を喜ぶ。
ササと一緒に与論島に行く。
ササと一緒に熊野に行く。
ササとサスカサと一緒に久高島に行く。
佐敷ヌルと一緒に安須森に行く。
ササと一緒にヤマトゥに行く。
厳島神社の弥山で、アキシノに声を掛けられて、シンシンのガーラダマがアキシノのものだったと知る。
今帰仁のクボーヌムイで平維盛とアキシノに再会する。

・ナナ
早田次郎左衛門の娘。
イトの弟子で、ヂャンサンフォンの弟子でもある。
サハチたちを開京に連れて行く。
ササと気が合い、一緒に琉球に行く。
ササと一緒にヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで佐敷の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」で犬を演じる。
ササたちと一緒に御台所様と会う。
ササと一緒にセーファウタキに行く。
ササと一緒に与論島に行く。
ササと一緒に熊野に行く。
ササとサスカサと一緒に久高島に行く。
ジャワのスヒターたちと一緒に与那原に行き、ヂャンサンフォンの指導を受ける。
佐敷ヌルと一緒に安須森に行く。
ササと一緒にヤマトゥに行く。

・福寿坊
児島の山伏で那智で修行していた。
色川村でササたちと会い、一緒に琉球に行く。
辰阿弥と一緒に首里グスクのお祭りで、念仏踊りを披露する。
佐敷ヌルたちと一緒に旅に出て、各地で念仏踊りを披露する。
児島に帰り、ササたちを案内する。

・無精庵
ヤマトゥの医者。
お世話になった慈恩禅師に会うため琉球に来る。

・クルー
尚巴志の弟。
妻は山南王シタルーの三女、ウミトゥク。
従者として明国に行く。
思紹とヂャンサンフォンと一緒に明国に行く。
一緒に旅をしてユンロンに好意を持つ。
中山王の使者として山南王と会い、同盟をまとめる。
手登根にグスクを築いて手登根大親を名乗る。
交易船の総責任者としてヤマトゥに行く。
ササから琉球の一大事を知り、一月早く帰国する。

・ジクー禅師
京都妙心寺の禅僧だったが、妙心寺が将軍義満につぶされ、志佐壱岐守と一緒に琉球に来る。
マチルギたちと一緒にヤマトゥに行く。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
サハチたちと一緒に高橋殿の屋敷に滞在する。
陳外郎の屋敷で使者としての務めを学ぶ。
ヤマトゥへの正使を務める。

・クルシ
早田左衛門太郎の重臣。
倅に跡を譲って隠居し、尚巴志の家臣として船長になる。
マグサに船長の座を譲り、黒瀬大親を名乗り水軍の指南役になる。
ヒューガがヤマトゥ旅に出た時、水軍大将を務める。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
ヤマトゥへの副使を務める。

・宜野湾親方
明国から帰ってきた進貢船のサムレー大将。
思紹に仕え、首里のサムレー大将になる。
進貢船のサムレー大将として明国に行く。
交易船のサムレー大将としてヤマトゥに行く。

・小谷之子
島添大里のサムレー大将。
交易船のサムレー大将としてヤマトゥに行く。

・カナビー
島添大里の女子サムレーの総隊長。
女子サムレーの隊長としてヤマトゥに行く。

・マグルー
サハチの五男。
後の尚金福。
ンマムイの娘マウミに惚れて、弓矢の修行に励んで、マウミの心を捕らえる。
サングルーと一緒にヤマトゥ旅に出る。
帰国してンマムイの娘マウミと婚約する。

・サングルー
平田大親の長男。
マグルーと一緒にヤマトゥ旅に出る。

・クレー
シビーの兄。
美里之子の道場の師範代。
マグルーとサングルーと一緒にヤマトゥ旅に出る。

・兼グスク按司
武寧の次男、ンマムイ。
妻は山北王の妹、マハニ。
武芸に興味を持ち阿波根グスクに武芸者たちを集めている。
ヂャンサンフォンに会いに武当山に行ったことがある。
日本の剣術、念流と明国の拳術、少林拳を身に付けている。
従者として明国に二度、朝鮮にも二度行っている。
豊見グスクでヂャンサンフォンに出会えたので、サハチの襲撃を中止する。
ヤマトゥから帰って来たヂャンサンフォンを迎えて指導を受ける。
武当拳でサハチに負け、サハチを師兄と敬う。
山南王から許しをもらって、サハチたちと一緒に中山王の船に乗って朝鮮とヤマトゥに行く。
トカラの宝島でシンシンに負け、ササ、シンシン、シズを師姐と敬う。
サハチの真似をして、笛の稽古を始める。
サハチたちと一緒に京都に行き、対馬に行き、朝鮮の漢城府、開京まで行く。
対馬で左衛門太郎の妹、サキ母子と仲良くなる。
山南王に頼まれて、家族を連れて今帰仁に行く。
奥間でナーサと出会い、姉のウニョンの本当の母がナーサだと知らされる。
ウニョンの夫は生きていて、ウニタキだと聞いて驚く。
名護の山中で山南王の刺客に襲われるがウニタキに助けられる。
サハチに従おうと決心する。
再び、山南王の書状を持って今帰仁に行き、山南王と山北王の同盟をまとめる。
家族と家臣を連れて阿波根グスクから脱出して新グスクに移る。
本部のテーラーを会同館に連れて来て、ヂャンサンフォンに会わせる。
南風原に兼グスクが完成して新グスクから移る。
中山王の書状を持って、今帰仁に行き山北王と会う。
今帰仁にできた「まるずや」の主人マイチをヤンバルの按司たちに会わせて取り引きを成功させる。
チューマチとマナビーの婚礼で山北王の代理を務める。
浮島に来たソンウェイを兼グスクに迎え、与那原に連れて行きヂャンサンフォンと会わせる。
娘のマウミとサハチの息子のマグルーの事をサハチに相談する。
タブチから出陣要請が来て、サハチに相談しに来る。
タブチに頼まれて、チヌムイとミカを島添大里グスクに連れて行き、サハチと会わせる。

・マウミ
ンマムイの長女。
名護の山中で襲撃された後、今帰仁でマナビーから馬術と弓矢を習う。
ヂャンサンフォンの弟子になる。
具志頭グスクに通い、チミーから弓矢を習う。
自分よりも弱い男は相手にしないと言って、マグルーに勝つが、二年後、腕を上げたマグルーに負ける。
ヤマトゥ旅に出たマグルーから、待っていてくれと言われて、うなづく。
マグルーの事を心配しながら武芸の修行に励む。
帰国したマグルーと再会して婚約する。




尚巴志伝
ラベル:尚巴志伝 琉球
posted by 酔雲 at 13:49| Comment(0) | 尚巴志伝 あらすじと解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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