2020年05月26日

尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 131.エータルーの決断

サハチはウニタキと一緒に喜屋武グスク(後の具志川グスク)に行って、琉球を去るタブチたちを見送りました。
タブチとナーグスク大主は家族を連れて、ブラゲー大主の船に乗って久米島へ向かいました。
喜屋武グスクには島尻大里ヌルと5人の侍女と10人の城女、50人のサムレーが残りました。

翌日、サハチはウミトゥクに書状を持たせて、豊見グスクの山南王妃もとへ送り、ウミトゥクが豊見グスクに着いた頃を見計らって、長嶺グスクを包囲している東方の按司たちの兵を撤収させ、新グスクに移動させました。
書状には、タブチが山南王の座を降りて、喜屋武グスクに引き上げた事。喜屋武グスクにはチヌムイと若ヌルも一緒にいる事。タブチが山南王の座を降りたので、長嶺グスクを攻めている東方の按司たちは撤収する事。世間を騒がせた八重瀬按司、玻名グスク按司、米須按司、真壁按司、伊敷按司は皆、隠居したが、東方の按司たちだったので、東方の按司たちが引き起こした騒ぎは、東方の按司たちで決着を付ける。八重瀬按司、玻名グスク按司、米須按司、真壁按司、伊敷按司は全員、退治するので、八重瀬グスクから手を引いてほしい。喜屋武グスクも攻めて、タブチとチヌムイを生け捕りにしたら、豊見グスクに送り届ける。二人の処分は王妃に任せる。なお、島尻大里グスクでは、先代の米須按司が山南王になったようだ。偽者の山南王を退治するために島尻大里攻めに専念してほしいと書きました。

サハチの書状を読んだ山南王妃は八重瀬グスクを攻めている兵を撤収させ、テハに喜屋武グスクにいるタブチの暗殺を頼みました。
明国から帰って来た李仲按司は、摩文仁大主に従っている按司たちを島尻大里グスクに閉じ込めてしまうために、山南王の就任の儀式をやらせようと言いました。
就任の儀式をやらせるために、山南王妃は大村渠ヌルと慶留ヌルを島尻大里グスクに送りました。

サハチは長嶺グスクを包囲していた東方の按司たちを率いて新グスクに行き、エーグルーにタブチの事を話し、エーグルーと一緒に八重瀬グスクに行って、エータルーと会いました。
グスクを包囲していた敵兵が突然撤収して、サハチが来たのでエータルーは驚きました。
サハチはタブチの事を説明してから、八重瀬グスクを包囲して攻撃する振りをするので、何日かの抵抗後、グスクを開城して降参してくれと頼みました。

四日後の正午から、東方の按司たちの八重瀬グスク攻めが始まりました。
グスクを開城する約束の三日後、サハチは佐敷ヌルとサスカサを連れて八重瀬グスクに向かいました。
すでに開城は始まっていて、侍女や城女たちがぞろぞろとグスクから出て来ていました。
サハチは重臣から渡されたエータルーの書状を読んで驚きます。

山南王を殺して琉球から逃げました、では世間が許しません。
親父とチヌムイは八重瀬に戻って来て、ここで見事に戦死したという事にしてください。
二人が死んだ事にしない限り、タルムイは二人を探し続けるでしょう。
久米島にも追っ手が行くに違いありません。
今、グスクに残っている者たちは、親父のために死を覚悟した者たちです。
華々しい最期を飾らせてくださいと書状には書いてありました。

エータルーは抵抗して、東方の按司たちの兵に攻められ、一の曲輪の屋敷に火を付けて、戦死しました。









登場人物

・サハチ(尚巴志)
島添大里按司。
父は中山王の思紹。
妻は伊波按司の妹、マチルギ。
父を中山王にして、明国に旅立つ。
妻のマチルギをヤマトゥ旅に行かせる。
笛が得意。マチルギからもらった一節切の稽古に励んでいる。
佐敷のお祭りで一節切を初披露して喝采を浴びる。
梅雨が明け、ウニタキ、ファイチと一緒にヤマトゥと朝鮮の旅に出る。
高橋殿の屋敷で一節切を吹くと美女が現れて華麗に舞う。
高橋殿に連れられて登った七重の塔で将軍様と会う。
高橋殿と一緒に鞍馬山に行く。
増阿弥の一節切を聴いて感激する。
対馬でイトと再会し、娘のユキと、孫娘のミナミと会う。
朝鮮の都、漢城府に行く。
開京に行き、早田左衛門太郎と再会する。
漢城府で李芸と会う。
思紹が明国に行き、留守を守る。
ンマムイを東方に寝返らせる。
メイユーを側室に迎える。
タブチを進貢船の副使に任命する。
ウニタキと一緒に伊平屋島に行く。
琉球に来た慈恩禅師と二階堂右馬助を伊平屋島で迎える。
ササたちを連れて与論島に行く。
シタルーからハルを側室として贈られる。
琉球に来たサイムンタルーとイトたちを歓迎する。
四男のチューマチの妻に山北王の娘マナビーを迎える。
サイムンタルーとイトたちを連れて慶良間の島に行く。
首里に来た奥間ヌルに驚く。
三姉妹と一緒に来たソンウェイと再会する。
島添大里グスクの十五夜の宴で一節切と横笛を吹く。
ユーナのお陰でシタルーが送った20人の刺客を倒す。
琉球に来たマツとトラを歓迎する。
首里グスクのお祭りで一節切を吹いて、スサノオの声を聞く。
慶良間の島に行って、スサノオとユンヌ姫の声を聞く。
マグルーとマウミが恋仲だと知って驚き、喜ぶ。
メイユーが女の子を産んだと聞いて喜ぶ。
チヌムイがシタルーを殺したという噂を聞いて驚き、思紹に知らせるために首里に行く。
タブチの要請で東方の按司たちと一緒にサグルーを出陣させる。
サタルーが連れて来たサンルーを見て、クマヌにそっくりだと驚く。
島添大里グスクに来たチヌムイとミカと会い、タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚く。
首里に行き思紹に知らせて、今後の作戦を練る。
ウニタキと一緒に喜屋武グスクに行き、久米島に逃げるタブチとナーグスク大主を見送る。
佐敷ヌルとサスカサを連れて八重瀬グスクに行き、エータルーの最期を見届ける。

・ウニタキ
表向きは地図を作っている重臣の三星大親。
中山王の裏の組織「三星党」の頭領。
妻はサハチの叔母のチルー。
サハチを守るために一緒に明国に行く。
弁ヶ岳の新しい拠点が完成する。
三弦と歌が得意。
佐敷のお祭りで、フカマヌルとの事がチルーにばれて頭を下げる。
サハチとファイチと一緒に朝鮮、ヤマトゥの旅に出る。
朝鮮は母親の故郷なので、どんな所なのか楽しみにしている。
高橋殿の屋敷で対御方と会う。
高橋殿に連れられて登った七重の塔で将軍様と会う。
サハチと一緒に対馬に行く。
サハチと一緒に朝鮮の漢城府まで行く。
開京の楽器工房で持って来た三弦を手放すが、妓楼で妓女から古い三弦を贈られる。
配下のリリーがウニタキの子供を産んでしまい悩んでいる。
娘のミヨンがファイチの息子のファイテと仲がいいので、嫁に出したくないと悩んでいる。
ンマムイを守るために今帰仁に行く。
娘のミヨンをファイチの息子ファイテに嫁がせる。
サハチと一緒に伊平屋島に行く。
与論島を奪い取る準備のために与論島に行き、従妹の麦屋ヌルと再会する。
苗代之子と一緒に与論按司を倒して与論島を奪い取る。
中山王が山北王と同盟したあと、今帰仁に「まるずや」を開いてヤンバルの按司たちと取り引きを始める。
配下の旅芸人たちに今帰仁グスクで、お芝居「小松の中将様」を演じさせる。
アカーからシタルーが行方不明になったと聞くが、明日になればひょっこり現れるだろうと思う。
チヌムイがシタルーを殺したという噂を聞いて驚き、配下の者たちに真相を探らせる。
山北王の動きを探るために今帰仁に行く。
小渡ヌルからタブチ宛てと摩文仁大主宛ての山北王の書状を預かり、思紹に見せる。
タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚き、思紹たちと今後の作戦を練る。
サハチと一緒に喜屋武グスクに行き、久米島に逃げるタブチとナーグスク大主を見送る。

・タブチ(達勃期)
八重瀬按司→山南王。
汪英紫の長男。シタルーの兄。
中山王の武寧と組んでシタルーを倒し、山南王になるつもりだったが、尚巴志に邪魔される。
尚巴志を恨むが、父も弟も行った事のある明国に行ってみようと考え、中山王に従う。
具志頭グスクを攻めて、按司を入れ替える。
従者として、四度、唐旅に出る。
サハチに新グスクを貸す約束をする。
サハチに頼まれ、中山王の副使を務める。
米須按司と玻名グスク按司を明国に連れて行く。
明国から獅子舞を持ってくる。
中山王の正使として明国に行く。
明国の文人たちと付き合うようになり、漢詩を始めたり、ヂャンサンフォンから笛を習ったりしている。
チヌムイがシタルーを討ったと聞いて驚くが、命懸けで戦ったチヌムイを守らなければならないと覚悟を決める。
チヌムイの身代わりとして死を覚悟で、シタルーの遺体を運んで島尻大里グスクに行く。
重臣たちの反応に驚き、山南王になる決心をする。
摩文仁大主、山グスク大主、ナーグスク大主、中座大主を呼んで、今後の作戦を練りながら祝い酒を飲む。
出て行きたい者たちは島尻大里グスクから出て行かせる。
山南王として、中山王と山北王に南部の事に介入しないように頼む書状を送る。
王妃が流した噂を聞いて、王印がない事に気づく。
照屋大親と糸満大親が裏切って、進貢船をタルムイに奪われ怒る。
豊見グスクに総攻撃を掛けるが待ち伏せに遭って敗れ、甥の具志頭大親と200の兵を失う。
八重瀬ヌルから察度の御神刀はタルムイを守るに違いないと言われ、山南王になるのを諦めて島尻大里グスクから去る。
八重瀬ヌルと島尻大里ヌルを連れて喜屋武グスクに行く。
書状を持たせて、チヌムイとミカをサハチのもとに送る。
ナーグスク大主と一緒にブラゲー大主の船に乗って久米島へ逃げる。

・チヌムイ
タブチの息子。
8歳の時、母親が叔父のシタルーに殺される。
浦添に嫁いだ姉のミカが戻って来て、一緒に武芸の修行を始める。
父が具志頭を攻めた時、救い出したマアサと出会う。
マアサがンマムイの阿波根グスクに通っていると聞いて、ミカと一緒に阿波根グスクに通って武芸の修行を積む。
ンマムイの配下の武芸者から抜刀術を習う。
ヂャンサンフォンの弟子になる。
山の中で抜刀術を工夫しながら修行に励む。
ンマムイの兼グスクが完成して、兼グスクの武術道場に通う。
ミカと一緒に敵のシタルーを倒す。
敵は討ったが相手は山南王、今後の事が心配で不安になる。
ブラゲー大主に匿われていたが、タブチの書状を持って、ミカと一緒にサハチに会いに行く。
父と一緒にブラゲー大主の船に乗って久米島へ逃げる。

・ミカ
タブチの娘。チヌムイの姉。
八重瀬若ヌル。
武寧の四男シナムイに嫁ぐが、浦添グスクが焼け落ち、一月で戻って来る。
ヌルになるための修行を始める。
佐敷ヌルに憧れて、具志頭グスクのチミーの母親ナカーから弓矢を習う。
チヌムイと一緒にンマムイの阿波根グスクに通って武芸を習う。
ヂャンサンフォンの弟子になる。
ンマムイの兼グスクが完成して、兼グスクの武術道場に通う。
弓矢でチヌムイの敵討ちを助ける。
チヌムイは敵を討ったが、父親がどう思うか心配になる。
ブラゲー大主に匿われていたが、タブチの書状を持って、チヌムイと一緒にサハチに会いに行く。
父と一緒にブラゲー大主の船に乗って久米島へ逃げる。

・八重瀬ヌル
タブチの妹。シタルーの姉。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
タブチと一緒にシタルーの遺体を運んで島尻大里グスクに行く。
察度の御神刀はタルムイを守るに違いないと言い、タブチに山南王の座を諦めさせる。
兄と一緒にブラゲー大主の船に乗って久米島へ逃げる。

・喜屋武大親
タブチの次男ウシャ。
妻は垣花按司の娘。
タブチの命で喜屋武按司を名乗る。
タブチたちを喜屋武グスクに迎える。
父と一緒にブラゲー大主の船に乗って久米島へ逃げる。

・ナーグスク大主
先代の伊敷按司。
タブチが正使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。
シタルーが殺され、タブチを山南王にするための作戦を練る。
豊見グスク攻めに失敗してタブチが出て行くと、後を追い、一緒に出て行く。
タブチと一緒に家族を連れて琉球を去る事に決める。
タブチと一緒にブラゲー大主の船に乗って久米島へ逃げる。

・ナーグスク大親
ナーグスク大主の次男。
妻は玻名グスク按司の娘。
タブチの命でナーグスク按司を名乗る。
父と一緒にブラゲー大主の船に乗って久米島へ逃げる。

・ブラゲー大主
貝殻を扱うウミンチュの親方。
山南王に殺されたチヌムイの母親の父親。
チヌムイの敵討ちを助けている。
チヌムイが娘の敵を討ってくれたので感激する。
チヌムイとミカを匿う。
タブチの家族ととナーグスク大主の家族を久米島に連れて行く。

・島尻大里ヌル
タブチの妹、ウミカナ。
大グスク按司の側室になるが、大グスク按司が滅んだあと、ヌルの修行を始め、大グスクヌルになる。
父が山南王になって島尻大里グスクに行き、兄のヤフスが島添大里按司になり、島添大里ヌルになる。
島添大里グスクをサハチに奪われ、捕まるが馬天ヌルに命を救われる。
父親が殺した大勢の人たちを弔わなければならないと悟り、父親に滅ぼされた八重瀬按司の一族、島添大里按司の一族、大グスク按司の一族、島尻大里按司の一族たちを弔う。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
シタルーの死後、山南王になったタブチを助ける。
久米島に逃げるタブチたちを見送り、喜屋武グスクに残る。

・ウミトゥク
クルーの妻。
山南王シタルーの娘。
豊見グスク按司の妹。
手登根グスクの女子サムレーたちを育てる。
クルーの留守に手登根グスクのお祭りを成功させる。
サハチの代わりに父の葬儀に出る。
幼馴染みのアミーとユーナが死んだと聞いて驚き、サハチから事情を聞く。
思紹の書状を持って豊見グスクに行き、母の山南王妃に渡す。
サハチの書状を持って豊見グスクに行き、母の山南王妃に渡す。

・トゥイ
山南王妃。
シタルーの妻。
察度の娘。母親は高麗人で武寧の同母妹。
豊見グスクヌル、タルムイ、ウミトゥク、ジャナムイ、マジニ、グルムイの母。
摩文仁大主は異母兄、瀬長按司は異母弟。
シタルーがタブチに殺され、重臣たちがタブチを山南王にしようと企むのを知って、島尻大里グスクから逃げて豊見グスクに行く。
石屋のテハを使って、島尻大里グスクの様子を探る。
石屋のテハを使って、王印を持っているタルムイが山南王だという噂を流す。
中山王の書状を読み、保栄茂按司家族を豊見グスクに移す。
進貢船を手に入れるために照屋大親と糸満大親を島尻大里グスクに残らせる。
サハチの書状を読んで、八重瀬グスクを攻めている兵を撤収させ、テハにタブチ暗殺を命じる。

・タルムイ(他魯毎)
豊見グスク按司→山南王。
シタルーの長男。
妻は尚巴志の妹マチルー。
チューマチとマナビーの婚礼で山南王の代理を務める。
父が義兄のサハチに刺客を送ったと聞いて驚く。
島添大里グスクにサハチを訪ねて、刺客の事を確認する。
父が叔父のタブチに殺された事を知り敵討ちを誓う。
兵を率いて島尻大里グスクに行き、父の遺体を引き取る。
豊見グスクで、山南王の葬儀を執り行なう。

・李仲按司(りーぢょんあじ)
進貢船の正使を務めた事もある唐人。
シタルーの軍師。
明国から帰って来て、山南王妃の軍師になる。

・照屋大親
承察度時代からの重臣で、汪英紫に仕える。
交易担当。
タブチから話を聞き、タブチに山南王になるように促す。
テハから王妃の書状を受け取り、タブチを裏切る覚悟を決める。
進貢船を迎えると言って島尻大里グスクを出て戻らず。
豊見グスクに行き、山南王妃の重臣になる。

・テハ
石屋の頭領テサンの弟。
シタルーのために情報集めをしていたが、王妃に弱みを握られている。
王妃のために島尻大里グスクの様子を探る。
王妃のために噂を流す。
摩文仁大主から保栄茂按司に渡すように頼まれた書状を王妃に渡す。
王妃から喜屋武グスクにいるタブチとチヌムイを暗殺しろと命じられる。

・新グスク大親
タブチの三男エーグルー。
妻は知念按司の娘。
タブチの命で新グスク按司を名乗る。
東方の按司たちが新グスクにやって来て、サハチから父親の事情を聞いて驚く。

・玉グスク按司
南部東方の按司。
妻は尚巴志の妹マナミー。
従者として明国に行く。
タブチの要請で東方の按司たちと一緒に長嶺グスクを攻める。
長嶺グスクから撤収して八重瀬グスクを攻める。

・知念若按司
南部東方の按司。
妻は尚巴志の妹マカマドゥ。
タブチの要請で東方の按司たちと一緒に長嶺グスクを攻める。
長嶺グスクから撤収して八重瀬グスクを攻める。

・垣花按司
南部東方の按司。
妻は知念按司の娘。
従者として明国に行く。
父が隠居して按司を継ぐ。
タブチの要請で東方の按司たちと一緒に長嶺グスクを攻める。
長嶺グスクから撤収して八重瀬グスクを攻める。

・糸数按司
南部東方の按司。
先代の糸数按司の母親違いの弟。
妻は察度の娘。
察度に仕えて護衛隊長を務め、上間按司になる。
兄の糸数按司を倒して、糸数按司になる。
タブチの要請で東方の按司たちと一緒に長嶺グスクを攻める。
長嶺グスクから撤収して八重瀬グスクを攻める。

・大グスク按司
南部東方の按司。
妻は越来按司の娘。
父の大グスク按司が戦死し、大グスクを汪英紫に奪われたあと、母と一緒に隠れて暮らす。
サハチが大グスクを奪い取った後、按司に復帰する。
タブチの要請で東方の按司たちと一緒に長嶺グスクを攻める。
長嶺グスクから撤収して八重瀬グスクを攻める。

・エータルー
タブチの長男。
妻は糸数按司の姪。
タブチが隠居して、八重瀬按司を継ぐ。
東方の按司たちに攻められた後、降伏するようにとサハチに言われていたが、父とチヌムイを助けるために自らが犠牲になって戦死する。

・サグルー
サハチの長男。島添大里の若按司。
妻はマウシの妹のマカトゥダル。
サハチの代理として山南王の婚礼に行く。
従者として進貢船に乗って明国に行く。
先発隊として伊平屋島に行き、山北王の兵を倒す。
中山王と山北王の同盟を知らせに与論島に行く。
胸騒ぎがして、佐敷ヌルとサスカサと一緒にサハチの所に来ると、シタルーが行方不明になったと知らせが来る。
サハチの代わりに東方の按司たちと一緒に長嶺グスクを攻める。
長嶺グスクから撤収して八重瀬グスクを攻める。

・佐敷ヌル
サハチの妹。シンゴと結ばれて、マユという娘がいる。
娘たちの剣術の師範で、女子サムレーたちの師範でもある。
強い霊力を持っているが、本人はまだ気づいていない。
マチルギ、馬天ヌルと一緒にヤマトゥに行く。
対馬でシンゴの妻に謝り、許してもらう。
ユリの吹く笛に魅了されて、笛を習い始める。
佐敷のお祭りで横笛を披露して喝采を浴びる。
久高島の神様から「英祖の宝刀」を探せと言われる。
平田のお祭りで、お芝居「浦島之子」を上演する。
首里のお祭りで、お芝居「察度」を上演する。
島添大里のお祭りで、お芝居「サミガー大主」を上演する。
佐敷のお祭りで、お芝居「瓜太郎」「舜天」を上演する。
ユリと一緒にヂャンサンフォンの指導を受ける。
平田のお祭りで、お芝居「かぐや姫」を上演する。
安須森ヌルを継ぐために、ササたちと一緒に安須森に行く。
安須森の封印を解いて、安須森の神様たちに喜ばれる。
小松の中将様を調べるためにヤマトゥに行く。
厳島神社の弥山でアキシノの声を聞く。
京都大原寂光院で笛を吹き、平維盛の華麗な舞を見る。
熊野の新宮神倉山で鳥居禅尼から平維盛の事を聞く。
奄美大島で平家の事を調べてから琉球に帰る。
ササと一緒に浦添で朝盛法師と会い、仲順で舜天と会う。
今帰仁のクボーヌムイで平維盛とアキシノに再会する。
手登根のお祭りで、お芝居「小松の中将様」を上演する。
各地のヌルたちを連れて安須森参詣を行なう。
「瓜太郎」の台本を明国の言葉に直すようにヂャンウェイに頼む。
いやな予感がしてサスカサと一緒にサハチの所に来ると、シタルーが行方不明になったと知らせが来る。
サタルーが連れて来たサンルーを見て、クマヌにそっくりだと驚く。
サハチと一緒に八重瀬グスクに行き、エータルーの最期を見る。

・サスカサ
島添大里ヌル。
サハチの長女、ミチ。
サグルーと一緒に山南王の婚礼に行き、有名になる。
丸太引きのお祭りで島添大里の守護神を務める。
ヂャンサンフォンの弟子になる。
交易船に乗って、ササたちと一緒にヤマトゥに行く。
ササと一緒に熊野に行く。
ヤマトゥから帰って来たらサハチが自分よりも若いハルを側室に迎えていたので怒って、サハチと口を利かない。
新宮の十郎の事を神様に伝えるために、ササたちと久高島に行く。
島添大里グスクで十五夜の宴を始める。
島添大里グスクでスサノオの声を聞いて驚き、サハチがスサノオの声を聞いた事にも驚く。
スサノオを連れてセーファウタキに行き、スサノオと豊玉姫を会わせる。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
いやな予感がして佐敷ヌルと一緒にサハチの所に来ると、シタルーが行方不明になったと知らせが来る。
サハチと一緒に八重瀬グスクに行き、エータルーの最期を見る。




尚巴志伝
ラベル:尚巴志伝 琉球
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