2020年05月16日

尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 121.盂蘭盆会

7月15日、首里の大聖寺で『盂蘭盆会』と『施餓鬼会』いう御先祖様の精霊を供養する法会が行なわれました。
法会のあとに念仏踊りが盛大に行なわて、集まって来た人たちは『ナンマイダー』と唱えながら念仏踊りを楽しみました。

その2日後、中グスク按司の娘、マナミーが米須の若按司の長男、マルクに嫁いで行きました。
米須按司はこれを機に隠居して、若按司に按司の座を譲り、隠居した米須按司は摩文仁大主を名乗りました。

7月25日、三姉妹の船がパレンバンの船と一緒にやって来ました。
メイユーは先月に女の子を産んだので来ませんでした。
娘の名前はロンジェン(龍剣)で、サハチは大喜びしました。
ソンウェイは武装船を奪う事ができなかったとサハチに謝りましたが、無理をしなくてもいいとサハチは言いました。
シーハイイェンとツァイシーヤオはササが留守なので、ヂャンサンフォンのもとで修行すると言って与那原に行きました。

8月8日、与那原のお祭りがあって、その翌日、ジャワの船が来ました。
スヒターたちもササがいないのでがっかりしましたが、シーハイイェンたちと仲良くなって、ササの話で盛り上がっていました。
サハチはファイチから、豚の飼育をしなければならないと言われ、サハチは思紹と相談して、役人を決めて飼育させると約束しました。

旅芸人たちと今帰仁に行っていたウニタキは、今帰仁グスクの外曲輪で、「小松の中将様」を上演して喜ばれたと言いました。

8月15日、首里グスクと島添大里グスクで十五夜の宴が行なわれました。
首里では馬天ヌルと麦屋ヌル、島添大里ではサスカサと佐敷ヌルが中心になって、去年以上のものを目指して頑張りました。
首里ではヌルたちの儀式のあと、ファイチのヘグム、ヂャンサンフォンのテグムが披露され、辰阿弥の念仏踊りも披露されました。
島添大里ではリェンリーたちの明国の舞、スヒターたちのジャワの踊り、シーハイイェンたちの歌も披露されました。

平田のお祭りのあと、シーハイイェンたちとスヒターたちは旅芸人たちと一緒に慶良間の島に行って、楽しい日々を過ごしました。









登場人物

・ソウゲン禅師
ヤマトゥの禅僧で、島添大里の城下に住んで、子供たちに読み書きを教えている。
首里にできた大聖寺の住職になる。
大聖寺で盂蘭盆会と施餓鬼会の法会を行なう。

・ナンセン禅師
ヤマトゥの禅僧。
察度に仕えて、察度の子供たちに読み書きを教えていた。
思紹に仕え、首里のナンセン寺で、子供たちに読み書きを教えている。
首里にできた報恩寺の住職になる。
報恩寺の書庫に来た佐敷ヌルを見て感心する。

・慈恩禅師
念流の開祖。
三好日向、阿蘇弥太郎、中条兵庫助の師匠。
信州波合村に長福寺を建立して住職になるが、飯篠修理亮が訪ねて来て、一緒に琉球に行く。
琉球を知るために飯篠修理亮と二階堂右馬助を連れて旅に出る。
越来ヌルと仲良くなって島添大里の城下で共に暮らし、子供たちに読み書きを教える。

・辰阿弥
時宗の武芸者。
慈恩禅師を探して琉球に来る。
福寿坊と一緒に首里グスクのお祭りで、念仏踊りを披露する。
佐敷ヌルたちと一緒に旅に出て、各地で念仏踊りを披露する。
大聖寺の盂蘭盆会で念仏踊りを披露する。
首里グスクの十五夜の宴で、幻想的な念仏踊りを披露する。
大聖寺の盂蘭盆会で、念仏踊りをする。

・マナミー
中グスク按司の娘。
米須の若按司マルクに嫁ぐ。

・マルク
米須若按司の長男。
中グスク按司の娘マナミーを妻に迎える。

・米須按司
武寧の弟。
山南王の進貢船で明国に行き、順天府(北京)でタブチと会う。
タブチが副使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。
タブチが正使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。
隠居して摩文仁大主を名乗る。

・サハチ(尚巴志)
島添大里按司。
父は中山王の思紹。
妻は伊波按司の妹、マチルギ。
父を中山王にして、明国に旅立つ。
妻のマチルギをヤマトゥ旅に行かせる。
笛が得意。マチルギからもらった一節切の稽古に励んでいる。
佐敷のお祭りで一節切を初披露して喝采を浴びる。
梅雨が明け、ウニタキ、ファイチと一緒にヤマトゥと朝鮮の旅に出る。
高橋殿の屋敷で一節切を吹くと美女が現れて華麗に舞う。
高橋殿に連れられて登った七重の塔で将軍様と会う。
高橋殿と一緒に鞍馬山に行く。
増阿弥の一節切を聴いて感激する。
対馬でイトと再会し、娘のユキと、孫娘のミナミと会う。
朝鮮の都、漢城府に行く。
開京に行き、早田左衛門太郎と再会する。
漢城府で李芸と会う。
思紹が明国に行き、留守を守る。
ンマムイを東方に寝返らせる。
メイユーを側室に迎える。
タブチを進貢船の副使に任命する。
ウニタキと一緒に伊平屋島に行く。
琉球に来た慈恩禅師と二階堂右馬助を伊平屋島で迎える。
ササたちを連れて与論島に行く。
シタルーからハルを側室として贈られる。
琉球に来たサイムンタルーとイトたちを歓迎する。
四男のチューマチの妻に山北王の娘マナビーを迎える。
サイムンタルーとイトたちを連れて慶良間の島に行く。
首里に来た奥間ヌルに驚く。
三姉妹と一緒に来たソンウェイと再会する。
島添大里グスクの十五夜の宴で一節切と横笛を吹く。
ユーナのお陰でシタルーが送った20人の刺客を倒す。
琉球に来たマツとトラを歓迎する。
首里グスクのお祭りで一節切を吹いて、スサノオの声を聞く。
慶良間の島に行って、スサノオとユンヌ姫の声を聞く。
マグルーとマウミが恋仲だと知って驚き、喜ぶ。
メイユーが女の子を産んだと聞いて喜ぶ。

・マチルギ
サハチの妻。伊波按司の妹。
女子サムレーたちの総大将。
島添大里按司の奥方だが、首里にいる事が多い。
女たちを連れてヤマトゥに行く。
対馬で船の操縦に熱中する。
サグルーが山南王の婚礼に出掛けたと聞いて驚き、心配して、島添大里グスクに飛んでくる。
佐敷のお祭りで、チルーとフカマヌルの話を聞く。
メイユーをサハチの側室にする。
山北王との同盟に反対するが、思紹に説得されて同盟しようと言う。
山南王から贈られたハルをサハチの側室に迎える。
琉球に来たイトたちを歓迎する。
今帰仁から嫁いできたマナビーを歓迎する。
首里に来た奥間ヌルを迎え、一緒に酒を飲み語る。
ユーナが山南王の間者だったと知って、もっとよく調べるべきだったと後悔する。
マグルーがマウミの心を捕らえたとサハチから聞いて喜ぶ。

・カーミ
中グスク按司ムタの妻。
越来ヌルの妹。
娘マナミーを米須の若按司に嫁がせる。

・越来ヌル
先々代の越来按司の姉。
馬天ヌルに心酔している。
慈恩禅師と仲良くなり、島添大里の城下で一緒に暮らす。
サスカサと相談してギリムイヌルを名乗る。

・小渡ヌル
マチルー。越来の若ヌル。
父は中山王察度の三男の越来按司、母は山北王aの妹。
越来按司が滅んだあと、母と一緒に伯父の米須按司を頼り、小渡に落ち着く。
敵討ちのために佐敷ヌルから剣術を習い、ヂャンサンフォンのもとで修行をする。
米須按司の次男のクグルーと結ばれ、娘ユイを産む。

・タブチ
八重瀬按司。
汪英紫の長男。山南王(シタルー)の兄。
中山王の武寧と組んでシタルーを倒し、山南王になるつもりだったが、尚巴志に邪魔される。
尚巴志を恨むが、父も弟も行った事のある明国に行ってみようと考え、中山王に従う。
具志頭グスクを攻めて、按司を入れ替える。
従者として、四度、唐旅に出る。
サハチに新グスクを貸す約束をする。
サハチに頼まれ、中山王の副使を務める。
米須按司と玻名グスク按司を明国に連れて行く。
明国から獅子舞を持ってくる。
中山王の正使として明国に行く。

・玻名グスク按司
タブチの義兄。
タブチが副使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。
タブチが正使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。

・具志頭按司
ヤフスの息子。
妻は米須按司の娘。

・ナーグスク大主
先代の伊敷按司。
タブチが正使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。

・山グスク大主
先代の真壁按司。
タブチが正使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。

・玉グスク按司
妻は尚巴志の妹、マナミー。
従者として明国に行く。

・知念若按司
妻は尚巴志の妹、マカマドゥ。
従者として明国に行く。

・糸数若按司
妻は八重瀬按司の娘、ミキ。
従者として明国に行く。

・垣花若按司
妻は知念按司の娘。
従者として明国に行く。

・大グスク按司
妻は越来按司の娘。

・ファイチ(懐機)
中山王の客将。
久米村からアランポー一族を追い出し、長史のワンマオと一緒に新しい久米村を造っている。
旧友に会うためにサハチと一緒に明国に行く。
明国で旧友と再会し、永楽帝とも再会し、師匠のヂャンサンフォンとも再会する。
琉球のために、ヤマトゥと朝鮮と交易がしたいと考えている。
サハチ、ウニタキと一緒に朝鮮、ヤマトゥの旅に出る。
将軍様と会ってヤマトゥと交易し、朝鮮の王様と会って朝鮮とも交易したいと願っている。
京都で陳外郎という医者と魏天という通事と会う。
高橋殿の屋敷で陳外郎の娘の平方蓉と会う。
高橋殿に連れられて登った七重の塔で将軍様と会う。
サハチと一緒に対馬に行く。
サハチと一緒に朝鮮の漢城府まで行く。
開京でヘグムを手に入れる。
息子のファイテを国子監に留学させる。
メイァンが産んだ息子のチョンチと会う。
長男ファイテの嫁にウニタキの娘ミヨンをもらう。
長女ファイリンを佐敷大親の長男シングルーに嫁がせる。

・ウニタキ
表向きは地図を作っている重臣の三星大親。
中山王の裏の組織「三星党」の頭領。
妻はサハチの叔母のチルー。
サハチを守るために一緒に明国に行く。
弁ヶ岳の新しい拠点が完成する。
三弦と歌が得意。
佐敷のお祭りで、フカマヌルとの事がチルーにばれて頭を下げる。
サハチとファイチと一緒に朝鮮、ヤマトゥの旅に出る。
朝鮮は母親の故郷なので、どんな所なのか楽しみにしている。
高橋殿の屋敷で対御方と会う。
高橋殿に連れられて登った七重の塔で将軍様と会う。
サハチと一緒に対馬に行く。
サハチと一緒に朝鮮の漢城府まで行く。
開京の楽器工房で持って来た三弦を手放すが、妓楼で妓女から古い三弦を贈られる。
配下のリリーがウニタキの子供を産んでしまい悩んでいる。
娘のミヨンがファイチの息子のファイテと仲がいいので、嫁に出したくないと悩んでいる。
ンマムイを守るために今帰仁に行く。
娘のミヨンをファイチの息子ファイテに嫁がせる。
サハチと一緒に伊平屋島に行く。
与論島を奪い取る準備のために与論島に行き、従妹の麦屋ヌルと再会する。
苗代之子と一緒に与論按司を倒して与論島を奪い取る。
中山王が山北王と同盟したあと、今帰仁に「まるずや」を開いてヤンバルの按司たちと取り引きを始める。
配下の旅芸人たちに今帰仁グスクで、お芝居「小松の中将様」を演じさせる。

・メイファン(張美帆)
福州の海賊ヂャンルーチェンの三女。
父と敵対している海賊リンジェンフォンの長男と駆け落ちして琉球に行き、ファイチと出会う。
明国でファイチと再会して、琉球と交易するために琉球に行く。
ファイチの子供チョンチを連れて琉球に来る。
杭州に来た思紹とヂャンサンフォンを迎える。

・チョンチ(張誠機)
メイファンの息子。
父親はファイチ。
サハチの子供たちと仲良くなる。

・メイリン(張美玲)
福州の海賊ヂャンルーチェンの長女。
杭州の海賊に嫁ぐが夫は戦死して、息子を嫁ぎ先に残し、娘を連れて帰る。
ウニタキといい仲になる。
ヂャンサンフォンを連れて琉球に行く。
杭州に来た思紹とヂャンサンフォンを迎える。

・スーヨン(張思永)
メイリンの娘。
母と一緒に琉球に行く。
シビーと一緒にお祭りの準備を手伝う。
与那原に行きヂャンサンフォンの弟子になる。

・リェンリー(黄怜麗)
ラオファンの次女。
三姉妹の仲間に加わる。
メイユーと一緒にパレンバンまで行く。
伊是名親方に好意を持つ。
与那原に行きヂャンサンフォンの弟子になる。

・ユンロン(鄭芸蓉)
ジォンダオウェンの娘。
慶良間之子に好意を持つ。
一緒に旅をしてクルーに好意を持つ。
与那原に行きヂャンサンフォンの弟子になる。

・ソンウェイ(松尾)
明国の海賊リンジェンフォンの配下。
五島の松浦党だが、リンジェンフォンに助けられて配下になる。
リンジョンシェンの補佐役として運天泊に来る。
リンジェンフォンが亡くなり、三姉妹に寝返って琉球に来る。
ンマムイと一緒に与那原に行き、ヂャンサンフォンの弟子になる。

・ジォンダオウェン(鄭道文)
三姉妹の配下。琉球に行っていて助かる。
山北王と密貿易をするために運天泊に行き、メイファンと再会して連れて帰る。
三姉妹と一緒に琉球に行く。

・リュウジャジン(劉嘉景)
三姉妹の配下。パレンバンに行っていて助かる。
三姉妹と一緒に琉球に行く。

・ワカサ
鳥羽喜次郎。パレンバンの通事。
若狭出身の松浦党。
平戸にいた頃、慈恩禅師の弟子になる。
広州の海賊、梁道明に助けられて一緒にパレンバンに行く。
梁道明が広州に帰ったあと通事として日本に行く。
琉球で慈恩禅師と再会して喜ぶ。
勝連に行き、琉球に来ていた息子と再会する。

・シーハイイェン(施海燕)
パレンバンの宣慰司、施進卿の娘。
施二姐とも呼ばれる。
シュミンジュンの弟子。
琉球に来てササと仲良くなる。
京都でササたちと出会い、一緒に熊野まで行く。
パレンバンに来たメイユーの船と一緒に琉球に行く。
琉球でジャワの王女スヒターたちと出会い仲良くなる。

・ツァイシーヤオ(蔡希瑶)
シーハイイェンの親友。
後にパレンバンの使者となる蔡陽泰の妹。
シュミンジュンの弟子。
京都でササたちと出会い、一緒に熊野まで行く。
パレンバンに来たメイユーの船と一緒に琉球に行く。
琉球でジャワの王女スヒターたちと出会い仲良くなる。

・シュミンジュン(徐鳴軍)
ヂャンサンフォンの弟子。
広州の海賊、梁道明と意気投合してパレンバンに行く。
梁道明が広州に帰ったあと施進卿の護衛役としてパレンバンに残る。
博多で師匠のヂャンサンフォンと再会する。
京都でササたちと出会い、一緒に熊野まで行く。
パレンバンに来たメイユーの船と一緒に琉球に行く。

・ヂャンサンフォン(張三豊)
武当山の道士。ファイチの師匠。
永楽帝が会いたいと思って必死に探しているが、権力者には会いたくないと逃げている。
武当拳、武当剣の創始者。
シンシンを連れて琉球に行く。
マチルギと一緒にヤマトゥに行く。
対馬の船越の山の中でヒューガと修理亮を鍛える。
阿波根グスクの洞窟でンマムイを鍛える。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
上関で村上又太郎とあやに武当拳の指導をする。
京都で陳外郎という医者と魏天という通事と会う。
高橋殿の屋敷に呼ばれ、鞍馬山に行き、高橋殿に武当拳の指導をする。
対馬で早田六郎次郎たちと再会する。
サハチたちと一緒に朝鮮の漢城府まで行く。
開京でテグムを手に入れる。
博多で弟子のシュミンジュンと再会する。
運玉森ヌルと仲良くなり、与那原の運玉森ヌルの屋敷で暮らす。
思紹と一緒に明国に行き、武当山で弟子たちに再会する。
馬天ヌルと一緒にヤンバルのウタキ巡りの旅に出る。
運天泊で湧川大主に武当拳の指導をする。
島添大里グスクの十五夜の宴でテグムを披露する。
安須森参詣に行くヌルたちを護衛する。

・佐敷ヌル
サハチの妹。シンゴと結ばれて、マユという娘がいる。
娘たちの剣術の師範で、女子サムレーたちの師範でもある。
強い霊力を持っているが、本人はまだ気づいていない。
マチルギ、馬天ヌルと一緒にヤマトゥに行く。
対馬でシンゴの妻に謝り、許してもらう。
ユリの吹く笛に魅了されて、笛を習い始める。
佐敷のお祭りで横笛を披露して喝采を浴びる。
久高島の神様から「英祖の宝刀」を探せと言われる。
平田のお祭りで、お芝居「浦島之子」を上演する。
首里のお祭りで、お芝居「察度」を上演する。
島添大里のお祭りで、お芝居「サミガー大主」を上演する。
佐敷のお祭りで、お芝居「瓜太郎」「舜天」を上演する。
ユリと一緒にヂャンサンフォンの指導を受ける。
平田のお祭りで、お芝居「かぐや姫」を上演する。
安須森ヌルを継ぐために、ササたちと一緒に安須森に行く。
安須森の封印を解いて、安須森の神様たちに喜ばれる。
小松の中将様を調べるためにヤマトゥに行く。
厳島神社の弥山でアキシノの声を聞く。
京都大原寂光院で笛を吹き、平維盛の華麗な舞を見る。
熊野の新宮神倉山で鳥居禅尼から平維盛の事を聞く。
奄美大島で平家の事を調べてから琉球に帰る。
ササと一緒に浦添で朝盛法師と会い、仲順で舜天と会う。
今帰仁のクボーヌムイで平維盛とアキシノに再会する。
手登根のお祭りで、お芝居「小松の中将様」を上演する。
各地のヌルたちを連れて安須森参詣を行なう。

・スヒター
マジャパイト王国の女王クスマワルダニの娘。
プンチャックの名手。
京都でササたちと出会って仲良くなり、一緒に琉球に行く。
ササたちと一緒に久高島に行く。
与那原に行きヂャンサンフォンの指導を受ける。
琉球に来たらササはいなかったが、シーハイイェンたちと仲良くなる。

・シャニー
スヒターの親友。
プンチャックの名手。
ササたちと一緒に久高島に行く。
与那原に行きヂャンサンフォンの指導を受ける。
琉球に来たらササはいなかったが、シーハイイェンたちと仲良くなる。

・ラーマ
スヒターの親友。
サドゥグ(巫女)。
プンチャックの名手。
ササたちと一緒に久高島に行く。
与那原に行きヂャンサンフォンの指導を受ける。
琉球に来たらササはいなかったが、シーハイイェンたちと仲良くなる。

・馬天ヌル
中山王思紹の妹。
霊力が高く、各地のヌルたちに慕われている。
娘のササも霊力が高い。
マチルギと一緒にヤマトゥに行く。
ヂャンサンフォンのもとで一か月の修行をして、「ティーダシルの石」があるに違いないと気づく。
ササを連れて、「ティーダシルの石」を探しに行くが見つからず、その時が来るまで待とうと思う。
ササに連れられてセーファウタキで豊玉姫と会い、ティーダシルは石ではなく、鏡だと知る。
チューマチとマナビーの婚礼の儀式を執り行なう。
しゃべれるようになったカミーを連れて、ヤンバルのウタキ巡りの旅に出る。
屋嘉比のお婆と一緒に安須森に登り、神様からお礼を言われる。
浦添で朝盛法師のウタキを見つけて、仲順で舜天の声を聞く。
浦添ヌルのカナを連れて南部のウタキ巡りの旅をする。
サスカサと一緒に島添大里グスクの十五夜の宴の準備をする。
各地のヌルたちに声を掛けて安須森参詣を行なう。
首里グスクで十五夜の宴を行なう。

・麦屋ヌル
マトゥイ。前与論ヌル。ウニタキの従妹。
山北王に攻められて家族を殺されるが、与論按司の娘を与論ヌルに育てるために生かされる。
死んだと思っていたウニタキと再会する。
与論島にいるのは危険なので、サハチと一緒に首里に行く。
馬天ヌルと一緒にヤンバルのウタキ巡りの旅に出る。
運天泊で敵の湧川大主と出会って驚く。
馬天ヌルと一緒に南部のウタキ巡りの旅をする。
与那原に行きヂャンサンフォンのもとで一か月の修行をする。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
首里グスクで十五夜の宴を行なう。

・思紹
中山王。サハチの父親。
佐敷按司を隠居して、東行法師を名乗り、慶良間の島で若い者たちを鍛える。
一千人の兵を育て、その兵力によって、中山王武寧を倒し、中山王となる。
王となってもじっとしているのは苦手で、兵たちの指導をしている。
首里グスクに築いている楼閣に飾る彫刻作りに熱中している。
ヂャンサンフォンと一緒に明国に行き、武当山、華山に登る。
琉球に来た慈恩禅師を歓迎する。
伊平屋島と伊是名島を守るために与論島を奪い取れと命じる。
山北王の書状を読んで、重臣たちと話し合い、山北王との同盟を了承する。
琉球に来たサイムンタルーと再会する。

・サスカサ
島添大里ヌル。
サハチの長女、ミチ。
サグルーと一緒に山南王の婚礼に行き、有名になる。
丸太引きのお祭りで島添大里の守護神を務める。
ヂャンサンフォンの弟子になる。
交易船に乗って、ササたちと一緒にヤマトゥに行く。
ササと一緒に熊野に行く。
ヤマトゥから帰って来たらサハチが自分よりも若いハルを側室に迎えていたので怒って、サハチと口を利かない。
新宮の十郎の事を神様に伝えるために、ササたちと久高島に行く。
島添大里グスクで十五夜の宴を始める。
島添大里グスクでスサノオの声を聞いて驚き、サハチがスサノオの声を聞いた事にも驚く。
スサノオを連れてセーファウタキに行き、スサノオと豊玉姫を会わせる。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。

・ナツ
ウニタキの配下だったが、サハチの側室になる。
マチルギが首里にいるので、島添大里グスクを任される。
サハチの七男、ナナルーを産む。
佐敷のお祭りで、マチルギと一緒に、チルーとフカマヌルの話を聞く。
側室になったメイユーに色々と教える。
側室になったハルに色々と教える。
子供たちを連れてサハチと一緒に津堅島に帰郷する。
島添大里グスクに来た奥間ヌルと会い、サハチとの関係を見破る。
サハチの五女マカマドゥを産む。

・ハル
山南王からサハチに贈られた側室。
粟国島で女子サムレーになるためにアミーの指導を受けていた。
武当拳の修行に夢中になる。
シビーと一緒にお祭りの準備を手伝う。
ヤマトゥから帰って来たササたち、サスカサと会う。
島添大里グスクのお祭りのお芝居「かぐや姫」で、かぐや姫を演じる。
佐敷ヌルと一緒に安須森に行く。
佐敷ヌルの留守中、シビーと一緒にお祭りの準備に励み、進行役も務める。
島添大里グスクに簡単に侵入して、サハチを驚かせる。
島添大里グスクに侵入してきたアミーと再会する。

・佐敷大親
尚巴志の弟。マサンルー
妻は奥間大親の娘、キク。
従者として明国に行く。
ヤマトゥと朝鮮に行く交易船の総責任者になる。
首里大通りからグスクまで、マナビーの花嫁行列を先導する。
中山王の代理としてハーリーに行く。
長男シングルーの嫁にファイチの娘ファイリンを迎える。

・キク
佐敷大親マサンルーの妻。
ヤキチの娘。

・シングルー
佐敷大親の長男。
奥間のサタルーと一緒にヤマトゥに行く。
ササたちと一緒に熊野に行く。
ファイチの娘ファイリンを妻に迎える。

・ファイリン(懐玲)
ファイチの長女。
佐敷大親の長男シングルーの妻になる。

・ヤグルー
尚巴志の弟。
平田グスクを任され、平田大親を名乗る。
従者として明国に行く。
交易船の責任者としてヤマトゥに行く。

・ウミチル
ヤグルー(平田大親)の妻。
玉グスク按司の娘。
笛と琴ができ、舞も舞う。

・ウミトゥク
クルーの妻。
山南王シタルーの娘。
豊見グスク按司の妹。
手登根グスクの女子サムレーたちを育てる。
クルーの留守に手登根グスクのお祭りを成功させる。

・ヂャンウェイ(張唯)
ファイチの妻。
父は龍虎山の天師の一族。
三姉妹の船に乗って里帰りをする。
長男ファイテの嫁にウニタキの娘ミヨンをもらう。
長女ファイリンを佐敷大親の長男シングルーに嫁がせる。

・ミヨン
ウニタキの長女。
三弦が得意。
突然、ウニチルが妹だと言われて驚く。
ファイチの息子ファイテの妻になる。

・チルー
ウニタキの妻。
中山王妃の妹。
マチルギたちと一緒にヤマトゥに行く。
ウニタキとフカマヌルの関係を知って悲しむ。
娘のミヨンをファイチの息子ファイテに嫁がせる。

・兼グスク按司
武寧の次男、ンマムイ。
妻は山北王の妹、マハニ。
武芸に興味を持ち阿波根グスクに武芸者たちを集めている。
ヂャンサンフォンに会いに武当山に行ったことがある。
日本の剣術、念流と明国の拳術、少林拳を身に付けている。
従者として明国に二度、朝鮮にも二度行っている。
豊見グスクでヂャンサンフォンに出会えたので、サハチの襲撃を中止する。
ヤマトゥから帰って来たヂャンサンフォンを迎えて指導を受ける。
武当拳でサハチに負け、サハチを師兄と敬う。
山南王から許しをもらって、サハチたちと一緒に中山王の船に乗って朝鮮とヤマトゥに行く。
トカラの宝島でシンシンに負け、ササ、シンシン、シズを師姐と敬う。
サハチの真似をして、笛の稽古を始める。
サハチたちと一緒に京都に行き、対馬に行き、朝鮮の漢城府、開京まで行く。
対馬で左衛門太郎の妹、サキ母子と仲良くなる。
山南王に頼まれて、家族を連れて今帰仁に行く。
奥間でナーサと出会い、姉のウニョンの本当の母がナーサだと知らされる。
ウニョンの夫は生きていて、ウニタキだと聞いて驚く。
名護の山中で山南王の刺客に襲われるがウニタキに助けられる。
サハチに従おうと決心する。
再び、山南王の書状を持って今帰仁に行き、山南王と山北王の同盟をまとめる。
家族と家臣を連れて阿波根グスクから脱出して新グスクに移る。
本部のテーラーを会同館に連れて来て、ヂャンサンフォンに会わせる。
南風原に兼グスクが完成して新グスクから移る。
中山王の書状を持って、今帰仁に行き山北王と会う。
今帰仁にできた「まるずや」の主人マイチをヤンバルの按司たちに会わせて取り引きを成功させる。
チューマチとマナビーの婚礼で山北王の代理を務める。
浮島に来たソンウェイを兼グスクに迎え、与那原に連れて行きヂャンサンフォンと会わせる。
娘のマウミとサハチの息子のマグルーの事をサハチに相談する。

・マハニ
兼グスク按司の妻。
山北王攀安知の妹。
16年振りに故郷の今帰仁に帰る。
チューマチとマナビーの婚礼で山北王妃の代理を務める。

・マウミ
ンマムイの長女。
名護の山中で襲撃された後、今帰仁でマナビーから馬術と弓矢を習う。
ヂャンサンフォンの弟子になる。
具志頭グスクに通い、チミーから弓矢を習う。
自分よりも弱い男は相手にしないと言って、マグルーに勝つが、二年後、腕を上げたマグルーに負ける。
ヤマトゥ旅に出たマグルーから、待っていてくれと言われて、うなづく。

・ユリ
奥間で生まれたヒューガの娘。
武寧の長男、カニムイの側室になり、娘を産む。
浦添グスク炎上時、ウニタキに助けられて佐敷で娘と暮らす。
笛の名手。佐敷ヌルに笛の指導をする。
佐敷のお祭りの準備を佐敷ヌルと一緒にする。
佐敷ヌルを助けて、お芝居の音楽を担当する。
佐敷ヌルと一緒にヂャンサンフォンの指導を受ける。
サハチたちと一緒に慶良間の島に行く。
島添大里グスクに来た奥間ヌルと再会する。

・マチ
佐敷大親の長女。
佐敷ヌルになるために運玉森ヌルのもとで修行中。
運玉森ヌルと一緒にヤンバルのウタキ巡りの旅に出る。
佐敷の若ヌルとして、サスカサと一緒に新年の儀式を行なう。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。

・サチ
平田大親の長女。
平田ヌルになるために運玉森ヌルのもとで修行中。
運玉森ヌルと一緒にヤンバルのウタキ巡りの旅に出る。
平田の若ヌルとして、平田のフカマヌルと一緒に新年の儀式を行なう。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。

・マカトゥダル
尚巴志の長男、サグルーの妻。
山田按司の三女。
サグルーと一緒に山南王の婚礼に行き、有名になる。

・チミー
イハチの妻。
先代具志頭按司の妹。
母親は佐敷出身でマチルギの弟子ナカー。
弓矢の名人。
マグルーに弓矢を教える。

・マナビー
攀安知の次女。
母はンマムイの妹マアサ。
幼い頃から馬術と弓矢の稽古に励んでいる。
5人の侍女を連れて首里に行き、サハチの四男チューマチの妻になる。
ミーグスクに来たササたちに圧倒される。
マグルーに馬術を教え、ミーグスクでマグルーとマウミを会わせる。

・マチルー
サハチの次女。

・サングルミー
与座大親。中山王の正使。
山南王のシタルーと一緒に明国の国士監に留学して、帰国後、中山王武寧の正使となる。
明国から帰国すると武寧は亡くなっていて、思紹が中山王になっていたが、思紹に仕える。
明国で手に入れた二胡を演奏して、皆から喝采を浴びる。
島添大里グスクの十五夜の宴で二胡を披露する。

・イハチ
サハチの三男。
サハチたちと一緒にヤマトゥに行く。
対馬の娘ミツといい仲になる。
ミツを諦めて、具志頭按司の娘を妻に迎えようと決心する。
慈恩禅師たちの通訳として一緒に旅に出る。
先代具志頭按司の妹チミーを妻に迎える。
進貢船に乗って唐旅に出る。

・クグルー
泰期の三男。
妻は苗代大親の次女。
シタルーと一緒にヤマトゥ旅に出る。
早田六郎次郎と一緒に朝鮮に行き、漢城府まで行く。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
従者として進貢船に乗って四度目の唐旅から帰る。

・シタルー
サミガー大主(ウミンター)の次男。
クグルーと一緒にヤマトゥ旅に出る。
早田六郎次郎と一緒に朝鮮に行き、漢城府まで行く。
宇座按司の娘マジニを妻に迎える。
従者として進貢船に乗って四度目の唐旅から帰る。

・チューマチ
サハチの四男。
慈恩禅師たちの通訳として一緒に旅に出る。
シンゴの船に乗ってヤマトゥ旅に出る。
ヤマトゥから帰ると、お前の嫁は山北王の娘だと言われて驚く。
山北王の娘マナビーを妻に迎えて、島添大里のミーグスクに入る。
進貢船に乗って唐旅に出る。




尚巴志伝
ラベル:尚巴志伝 琉球
posted by 酔雲 at 10:17| Comment(0) | 尚巴志伝 あらすじと解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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