2020年04月16日

尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 96.奄美大島のクユー一族

奄美大島攻めの大将として兵を率いて奄美大島に向かった本部のテーラーは、加計呂麻島の諸鈍に寄って小松殿と再会してから勝浦に向かいました。
去年、奄美大島を攻めた本部大主は勝浦でクユー一族の攻撃に遭って戦死してしまいました。
クユー一族なんて聞いた事もありませんが、敵を討たなくてはなりません。
本部のテーラーは兵を陸路と海路に分けて、勝浦に攻め込みました。
弓矢が飛んで来る事もなく、テーラーは武器も満たない長老らしい年寄りと首領らしい男に迎えられます。
テーラーは長老から話を聞いて、本部大主がクユー一族の女主人に無礼な事をしたために息子に斬られた事を知ります。
テーラーは女主人と会い、女主人が勝連按司の奥方だった事を知り、利用できるかもしれないと思い、本部大主を斬った奴を殺しただけで許す事にしました。

テーラーは知りませんが、クユー一族というのはウニタキに滅ぼされた「望月党」の残党で、奄美大島に隠れて再起を狙っていたのでした。









登場人物

・本部のテーラー
今帰仁のサムレー大将。
マハニの幼馴染み。
進貢船の護衛のサムレーとして何度も明国に行っている。
湧川大主と一緒に兵を率いて奄美大島を攻め、北半分を支配下に組み込む。
山北王の怒りを買って謹慎中。
謹慎が解け、花嫁の護衛として島尻大里グスクに行く。
ヂャンサンフォンの弟子になる。
ハーリーで山北王の龍舟を優勝させる。
山北王の書状を持って首里グスクに行き中山王と会う。
奄美大島攻めの大将として出陣する。

・シルータ
奄美按司。
志慶真大主の次男。

・湧川大主
攀安知の弟。
妻は羽地按司の娘、ミキ。
テーラーと一緒に兵を率いて奄美大島を攻め、北半分を支配下に組み込む。
明国の海賊リンジョンシェンを迎える。
与論島を奪い返すために、中山王と同盟するように山北王に勧める。
与論島に行き、按司を入れ替える。

・本部大主(むとぅぶうふぬし)
マハニの叔父。
奄美大島で戦死する。

・前奄美按司
羽地按司の次男。
奄美攻略に失敗して按司の座を剥奪される。

・浦上の孫六
平有盛の子孫。

・名和小五郎
奄美大島の赤木名グスクを拠点とする倭寇。

・戸口の左馬頭
平行盛の子孫。

・諸鈍の小松殿
平資盛の子孫。

・平維盛
平清盛の孫。
平重盛の嫡男。
今帰仁按司の先祖。

・孫八
浦上の孫六の弟。
永良部島に移り住む。

・徳之島按司
永良部按司の次男。

・クユー一族の長老。
名月道士。
明国で修行を積んだ道士。
二代目望月三郎の弟。
ウトゥミの叔父。

・桜井源次郎
クユー一族の武術師範。

・ウトゥミ
クユー一族の女首領。
三代目望月三郎の妻。
ウニタキの姉。

・望月孫三郎
ウトゥミの三男。

・勝浦ヌル
ウトゥミの長女。




尚巴志伝
posted by 酔雲 at 11:31| Comment(0) | 尚巴志伝 あらすじと解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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