2020年04月13日

尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 94.熊野へ

ヤマトゥに行ったササたちは、6月8日に博多に着いて、豊玉姫のお墓に行きました。
玉依姫はいませんでしたが、ユンヌ姫の声が聞こえて、玉依姫は京都にいると教えてくれました。
ユンヌ姫は祖父のスサノオに会いたくて、ササの勾玉に憑いて来たのでした。
一文字屋の船に乗って京都を目指したササたちは、上関で村上水軍のあやと再会して、あやの先導で兵庫に行き、陸路で京都に向かいます。
高橋殿の屋敷に入って、船岡山に行き、スサノオに挨拶しました。
玉依姫も一緒にいて、ササがスサノオから新宮の十郎の事を聞こうとしたら、スサノオはユンヌ姫を連れてどこかに行ってしまいました。

新宮の十郎を調べるために熊野に行きたいと高橋殿に相談すると、御台所様と一緒に行きましょうと賛成してくれました。
ササたちより三日遅れて、琉球の交易船が兵庫に着いて、ササたちは京都の行列に参加しました。
等持寺に着くと高橋殿が迎えに来て、将軍様の御所に移って、ササたちは御台所様と再会しました。
御台所様はササのために、歴史に詳しいお公家さんを呼んでくれました。
ササたちは新宮の十郎の事を詳しく聞きました。

熊野に行くには身を清めなければならないので、五日間、住心院内の精進屋に籠もってから、夜明け前に熊野参詣の旅へと出ました。
夜が明ける頃に船津に着いて、船に乗って渡辺津に着きました。
高橋殿はお酒好きで、休憩する度に酒盛りが始まって、初めの頃、酔い潰れていたササたちもだんだんとお酒好きになっていきました。

七日目に中辺路と呼ばれる熊野参詣道に入り、岩田川で水垢離をして山の中へと入って行きました。
高原谷で面打ち師の石王兵衛のお世話になり、九日目に発心門をくぐって、熊野本宮に着きました。









登場人物

・ササ
馬天若ヌル。父親は水軍大将のヒューガ、母親は馬天ヌル。
幼い頃から母親に剣術を習い、娘たちの師範代を務めるほとの腕を持っている。
ヌルとしても強い霊力を持っていて、尚巴志と懐機を出会わせたのもササだった。
シンシンと仲よくなる。
ヒューガ、馬天ヌルと一緒にヤマトゥに行く。
対馬のワタツミ神社で豊玉姫とスサノオを知る。
読谷山で見つけた赤いガーラダマを身に付ける。
笛が得意。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
京都に着いて、船岡山でスサノオの神様の声を聞いて感激する。
スサノオの神様を調べるために鞍馬山に登り、サハチたちと会う。
高橋殿と一緒に鞍馬山で修行する。
将軍様の屋敷に呼ばれて、御台所様(日野栄子)と会う。
対馬でミナミと再会する。
サハチたちと朝鮮に行き、スサノオの神様の事を調べる。
壱岐島でシーハイイェンたちと出会い仲良くなる。
ヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで首里の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」で瓜太郎を演じる。
京都に行って御台所様と再会し、スサノオの神様から豊玉姫の事を聞く。
博多の近くにある豊玉姫のお墓で、玉依姫から豊玉姫の事を聞く。
セーファウタキで豊玉姫とアマン姫に会う。
久高島のフボーヌムイの神様から舜天の誤解を解いてくれと頼まれる。
サハチと一緒に与論島に行く。
新宮の十郎の事を調べに熊野に行く。

・シンシン(杏杏)
ヂャンサンフォンの弟子。
両親は山賊に殺され、ヂャンサンフォンに拾われて、ファイチの妹夫婦に育てられる。
ヂャンサンフォンと一緒に琉球に行く。
ササと仲よくなる。
ササと一緒にヤマトゥに行く。
読谷山で見つけた青いガーラダマを身に付ける。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
トカラの宝島でンマムイに勝ち、ンマムイから師姐と敬われる。
ササを真似して笛の稽古を始める。
ササと一緒にスサノオの神様の事を調べていて鞍馬山に登る。
高橋殿に武当拳を披露して、高橋殿はヂャンサンフォンの指導を受ける事になる。
ササと一緒に将軍様の屋敷に呼ばれて、御台所様(日野栄子)と会う。
サハチたちと朝鮮に行く。
ササと一緒にヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで久米村の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」でサシバを演じる。
京都の船岡山でスサノオの神様の声を聞く。
ササと一緒にセーファウタキに行く。
明国から帰って来たシラーと再会を喜ぶ。
ササと一緒に与論島に行く。
ササと一緒に熊野に行く。

・ナナ
早田次郎左衛門の娘。
イトの弟子で、ヂャンサンフォンの弟子でもある。
サハチたちを開京に連れて行く。
ササと気が合い、一緒に琉球に行く。
ササと一緒にヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで佐敷の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」で犬を演じる。
ササたちと一緒に御台所様と会う。
ササと一緒にセーファウタキに行く。
ササと一緒に与論島に行く。
ササと一緒に熊野に行く。

・シズ
ウニタキの配下。
父はヤマトゥンチュでヤマトゥ言葉が話せる。
ササと一緒にヤマトゥに行く。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
ササと一緒に将軍様の屋敷に呼ばれて、御台所様(日野栄子)と会う。
サハチたちと朝鮮に行く。
対馬で新太郎と仲良くなる。
丸太引きのお祭りで若狭町の守護神を務める。
ササたちと一緒に熊野に行く。

・サスカサ
島添大里ヌル。
尚巴志の長女、ミチ。
サグルーと一緒に山南王の婚礼に行き、有名になる。
丸太引きのお祭りで島添大里の守護神を務める。
ヂャンサンフォンの弟子になる。
交易船に乗って、ササたちと一緒にヤマトゥに行く。
ササと一緒に熊野に行く。

・中条奈美
中条兵庫助の娘。
夫の戦死後、高橋殿に仕える。
去年、博多にいて、マチルギたちを見て高橋殿に知らせる。
対馬にも行ってマチルギたちの様子を探っていた。
高橋殿と一緒に鞍馬山に行く。
高橋殿と一緒に鎌倉に行く。
御台所様と一緒に伊勢の神宮参詣に行く。
御台所様と一緒に熊野参詣に行く。

・ユンヌ姫
アマン姫の娘。
スサノオの孫娘。
ササの勾玉に憑いてヤマトゥに行き、祖父のスサノオと会う。

・村上あや
村上水軍の頭領、山城守の娘。
慈恩禅師の弟子。

・村上又太郎
村上水軍の頭領、山城守の長男。

・高橋殿
足利義満の側室。道阿弥の娘。
父親譲りの舞の名人。
博多に来たマチルギの噂を聞いて琉球に興味を持つ。
琉球の事を調べるために配下の山伏を琉球に送る。
サハチの一節切を聴いて、思わず舞ってしまう。
サハチたちを連れて七重の塔に登り、将軍様が現れたので驚く。
鞍馬山に行き、ヂャンサンフォンの指導を受ける。
鎌倉の御所に不穏な動きがあり、反乱を阻止するために鎌倉に行く。
京都に来たササたちを迎えに行って、御台所様と会わせる。
ササたちと御台所様を連れて熊野に行く。

・ヤグルー
尚巴志の弟。
平田グスクを任され、平田大親を名乗る。
従者として明国に行く。
交易船の責任者としてヤマトゥに行く。

・御台所様
日野栄子。足利義持の正室。
義量の母。
ササたちが来るのを楽しみに待っている。
ササたちを連れて伊勢の神宮参詣に行く。
ササたちと一緒に熊野に行く。

・住心院深基
住心院住持。
熊野の先達。

・対御方(たいのおんかた)
典子。足利義満の側室。父は四条隆郷。
タケと名乗ってサハチたちと会う。
高橋殿と一緒に鞍馬山に行く。
高橋殿に頼まれて、サハチに一徹平郎を紹介する。
御台所様と一緒に伊勢の神宮参詣に行く。
御台所様と一緒に熊野に行く。

・平方蓉
陳蓉。陳外郎の娘。
ウメと名乗ってサハチたちと会う。
高橋殿と一緒に鞍馬山に行く。
御台所様と一緒に伊勢の神宮参詣に行く。
御台所様と一緒に熊野に行く。

・中条兵庫助
将軍義持の武術指南役。
慈恩禅師の弟子。
修理亮に慈恩禅師の居場所を教える。
御台所様と一緒に熊野に行く。

・赤松越後守
御台所様の護衛として熊野に行く。

・奈良弾正
摂津守護代。

・宇高安芸入道
和泉守護代。

・鈴木庄司
熊野水軍の大将。

・玉置左衛門尉
幕府奉公衆。

・湯川宮内少輔
幕府奉公衆。

・山本中務丞
幕府奉公衆。

・石王兵衛
面打ち師。




尚巴志伝
posted by 酔雲 at 13:01| Comment(0) | 尚巴志伝 あらすじと解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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