2020年03月31日

尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 81.玉依姫

京都に着いてから一か月があっという間に過ぎて、ササたちは御台所様と一緒に楽しい時を過ごしました。
八月一日、大きな台風がやって来て、京都では大きな被害が出て、避難民たちが溢れました。
使者たちは博多に帰りましたが、ササたちは京都に残って避難民たちを助けました。
村上水軍のあやがササを訪ねて来て、ササたちは再会を喜びます。

避難民たちもいなくなった九月の二十日、ササたちは鞍馬山に出掛けます。
飯篠修理亮が慈恩禅師と二階堂右馬助を連れて鞍馬山に来て、ササたちとの偶然の再会を喜びます。
ササたちは慈恩禅師たちを連れて高橋殿の屋敷に行って、慈恩禅師は弟子の中条兵庫助と再会します。

十月一日、ササたちは京都を発ち、あやの船に乗って博多に行きます。
慈恩禅師の案内でササたちは豊玉姫のお墓に行って、スサノオと豊玉姫の娘である玉依姫の声を聞きます。
玉依姫から豊玉姫の事を色々と聞いて、玉依姫の妹のアマン姫がササの御先祖様だと知ります。









登場人物

・ササ
馬天若ヌル。父親は水軍大将のヒューガ、母親は馬天ヌル。
幼い頃から母親に剣術を習い、娘たちの師範代を務めるほとの腕を持っている。
ヌルとしても強い霊力を持っていて、尚巴志と懐機を出会わせたのもササだった。
シンシンと仲よくなる。
ヒューガ、馬天ヌルと一緒にヤマトゥに行く。
対馬のワタツミ神社で豊玉姫とスサノオを知る。
読谷山で見つけた赤いガーラダマを身に付ける。
笛が得意。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
京都に着いて、船岡山でスサノオの神様の声を聞いて感激する。
スサノオの神様を調べるために鞍馬山に登り、サハチたちと会う。
高橋殿と一緒に鞍馬山で修行する。
将軍様の屋敷に呼ばれて、御台所様(日野栄子)と会う。
対馬でミナミと再会する。
サハチたちと朝鮮に行き、スサノオの神様の事を調べる。
壱岐島でシーハイイェンたちと出会い仲良くなる。
ヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで首里の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」で瓜太郎を演じる。
京都に行って御台所様と再会し、スサノオの神様から豊玉姫の事を聞く。
博多の近くにある豊玉姫のお墓で、玉依姫から豊玉姫の事を聞く。

・シンシン(杏杏)
ヂャンサンフォンの弟子。
両親は山賊に殺され、ヂャンサンフォンに拾われて、ファイチの妹夫婦に育てられる。
ヂャンサンフォンと一緒に琉球に行く。
ササと仲よくなる。
ササと一緒にヤマトゥに行く。
読谷山で見つけた青いガーラダマを身に付ける。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
トカラの宝島でンマムイに勝ち、ンマムイから師姐と敬われる。
ササを真似して笛の稽古を始める。
ササと一緒にスサノオの神様の事を調べていて鞍馬山に登る。
高橋殿に武当拳を披露して、高橋殿はヂャンサンフォンの指導を受ける事になる。
ササと一緒に将軍様の屋敷に呼ばれて、御台所様(日野栄子)と会う。
サハチたちと朝鮮に行く。
ササと一緒にヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで久米村の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」でサシバを演じる。
京都の船岡山でスサノオの神様の声を聞く。

・シズ
ウニタキの配下。
父はヤマトゥンチュでヤマトゥ言葉が話せる。
ササと一緒にヤマトゥに行く。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
ササと一緒に将軍様の屋敷に呼ばれて、御台所様(日野栄子)と会う。
サハチたちと朝鮮に行く。
対馬で新太郎と仲良くなる。
丸太引きのお祭りで若狭町の守護神を務める。
ササたちと一緒にヤマトゥに行く。

・ナナ
早田次郎左衛門の娘。
イトの弟子で、ヂャンサンフォンの弟子でもある。
サハチたちを開京に連れて行く。
ササと気が合い、一緒に琉球に行く。
ササと一緒にヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで佐敷の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」で犬を演じる。
ササたちと一緒に御台所様と会う。

・御台所様
日野栄子。足利義持の正室。
義量の母。
ササたちが来るのを楽しみに待っている。
ササたちを連れて伊勢の神宮参詣に行く。

・高橋殿
足利義満の側室。道阿弥の娘。
父親譲りの舞の名人。
博多に来たマチルギの噂を聞いて琉球に興味を持つ。
琉球の事を調べるために配下の山伏を琉球に送る。
サハチの一節切を聴いて、思わず舞ってしまう。
サハチたちを連れて七重の塔に登り、将軍様が現れたので驚く。
鞍馬山に行き、ヂャンサンフォンの指導を受ける。
鎌倉の御所に不穏な動きがあり、反乱を阻止するために鎌倉に行く。
京都に来たササたちを迎えに行って、御台所様と会わせる。

・道阿弥
近江猿楽の大夫。
高橋殿の父親。
犬王とも呼ばれ「天女の舞」を得意とする。
将軍義満に庇護され、義満の法名「道義」から一字を賜り、「道阿弥」と号した。

・平方蓉
陳蓉。陳外郎の娘。
高橋殿と一緒に鞍馬山に行く。
御台所様と一緒に伊勢の神宮参詣に行く。

・陳外郎(ちんういろう)
陳宗奇。医師。
外交使節の接待役を務める。

・ジクー禅師
京都妙心寺の禅僧だったが、妙心寺が将軍義満につぶされ、志佐壱岐守と一緒に琉球に来る。
マチルギたちと一緒にヤマトゥに行く。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
サハチたちと一緒に高橋殿の屋敷に滞在する。
陳外郎の屋敷で使者としての務めを学ぶ。
ヤマトゥへの正使を務める。

・渋川道鎮
満頼。九州探題。妻は勘解由小路殿の娘。

・ユミー
首里のヌル。
馬天ヌルが旅をした時、従者だったヌル。

・クルー
首里のヌル。
馬天ヌルが旅をした時、従者だったヌル。

・トゥラ
首里の女子サムレーの総隊長。
交易船に乗ってヤマトゥに行く。

・村上あや
村上水軍の頭領、山城守の娘。
慈恩禅師の弟子。

・飯篠修理亮
念流の創始者の慈恩禅師を探している若い武芸者。
のちに長威斎と号し、天真正伝神道流を編み出す。
ヒューガが慈恩禅師の弟子だと知り、一緒に対馬に行く。
ヂャンサンフォンの指導を受けるために琉球に来る。
ヤマトゥに帰って慈恩禅師を見つけ出して、琉球に連れて来ようと考えている。
サハチたちと一緒に高橋殿の屋敷に滞在する。
信濃の国で慈恩禅師と出会い、琉球に連れて行くため京都に行き、鞍馬山でササたちと再会する。

・慈恩禅師
念流の開祖。
三好日向、阿蘇弥太郎、中条兵庫助の師匠。
信州波合村に長福寺を建立して住職になるが、飯篠修理亮が訪ねて来て、一緒に琉球に行く。

・二階堂右馬助
二階堂流の開祖。
三河の国で慈恩禅師と出会い弟子となり、琉球に一緒に行く。

・中条兵庫助
将軍義持の武術指南役。
慈恩禅師の弟子。
修理亮に慈恩禅師の居場所を教える。




尚巴志伝
posted by 酔雲 at 10:31| Comment(0) | 尚巴志伝 あらすじと解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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