2020年03月29日

尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 79.山南王と山北王の同盟

10月20日、糸満の港に今帰仁から「油屋」の船がやって来て、花嫁の山北王の娘とンマムイの妻と子供たちが乗っていました。
花嫁はサムレーたちに守られて島尻大里グスクに入り、ンマムイの妻と子供たちは阿波根グスクに帰りました。
ンマムイは花嫁を護衛してきた本部のテーラーと一緒に島尻大里グスクに入って、婚礼の儀式に参加しました。
儀式のあとに祝宴がありましたが、ンマムイは早めに引き上げて阿波根グスクに帰ります。

その夜、山南王は刺客を使って阿波根グスクを襲撃しますが、阿波根グスクはもぬけの殻になっていて誰もいません。
山南王が悔しがっている頃、ンマムイは家族と家臣たちを連れて新グスクに移り、引越祝いの酒盛りをしていました。

荷物の片付けが終わるとンマムイは八重瀬グスクにいる母を訪ね、ナーサと会わせるために首里に連れて行きました。









登場人物

・マサキ
山北王攀安知の長女。
母親はクン。
山南王の三男グルムイの妻になる。

・マハニ
兼グスク按司の妻。
山北王攀安知の妹。
16年振りに故郷の今帰仁に帰る。

・マウミ
ンマムイの長女。

・兼グスク按司
武寧の次男、ンマムイ。
妻は山北王の妹、マハニ。
武芸に興味を持ち阿波根グスクに武芸者たちを集めている。
ヂャンサンフォンに会いに武当山に行ったことがある。
日本の剣術、念流と明国の拳術、少林拳を身に付けている。
従者として明国に二度、朝鮮にも二度行っている。
豊見グスクでヂャンサンフォンに出会えたので、サハチの襲撃を中止する。
ヤマトゥから帰って来たヂャンサンフォンを迎えて指導を受ける。
武当拳でサハチに負け、サハチを師兄と敬う。
山南王から許しをもらって、サハチたちと一緒に中山王の船に乗って朝鮮とヤマトゥに行く。
トカラの宝島でシンシンに負け、ササ、シンシン、シズを師姐と敬う。
サハチの真似をして、笛の稽古を始める。
サハチたちと一緒に京都に行き、対馬に行き、朝鮮の漢城府、開京まで行く。
対馬で左衛門太郎の妹、サキ母子と仲良くなる。
山南王に頼まれて、家族を連れて今帰仁に行く。
奥間でナーサと出会い、姉のウニョンの本当の母がナーサだと知らされる。
ウニョンの夫は生きていて、ウニタキだと聞いて驚く。
名護の山中で山南王の刺客に襲われるがウニタキに助けられる。
サハチに従おうと決心する。
再び、山南王の書状を持って今帰仁に行き、山南王と山北王の同盟をまとめる。
家族と家臣を連れて阿波根グスクから脱出して新グスクに移る。

・ヤタルー師匠
阿蘇弥太郎。
ンマムイの師匠。
慈恩禅師の弟子。

・本部のテーラー
今帰仁のサムレー大将。
マハニの幼馴染み。
進貢船の護衛のサムレーとして何度も明国に行っている。
山北王の怒りを買って謹慎中。
謹慎が解け、花嫁の護衛として島尻大里グスクに行く。

・シタルー
山南王。島尻大里按司。
妻は察度の娘、トゥイ。
首里グスクを奪い取るために山北王と同盟する。
山北王と同盟を結ぶためにンマムイ家族を暗殺しようとするが失敗に終わる。

・グルムイ
山南王シタルーの三男。
山北王の長女マサキを妻に迎える。

・豊見グスク按司
シタルーの長男、タルムイ。
妻は尚巴志の妹、マチルー

・ジャナムイ
山南王シタルーの次男。

・長嶺按司
山南王シタルーの娘婿。
高麗に逃げた山南王の弟。

・小禄按司
泰期の孫。

・瀬長按司
武寧の弟。

・与座按司
妻はタブチの娘。

・李仲按司(りーぢょんあじ)
進貢船の正使を務めた事もある唐人。
シタルーの軍師。

・伊敷按司
妻は真壁按司の妹。

・真壁按司
玻名グスク按司の義兄。

・島尻大里ヌル
山南王シタルーの妹ウミカナ。
島添大里ヌルだった頃、馬天ヌルに命を救われる。

・豊見グスクヌル
山南王シタルーの娘。
豊見グスク按司の姉。

・慶留ヌル
前島尻大里ヌル。
山南王シタルーの従妹。

・真栄平ヌル
新垣大親の側室。

・与座ヌル
与座按司の姉。

・真壁ヌル
真壁按司の妹。

・備瀬のサンルー
テーラーの配下。

・ウニタキ
表向きは地図を作っている重臣の三星大親。
中山王の裏の組織「三星党」の頭領。
妻は尚巴志の叔母のチルー。
尚巴志を守るために一緒に明国に行く。
弁ヶ岳の新しい拠点が完成する。
三弦と歌が得意。
佐敷のお祭りで、フカマヌルとの事がチルーにばれて頭を下げる。
サハチとファイチと一緒に朝鮮、ヤマトゥの旅に出る。
朝鮮は母親の故郷なので、どんな所なのか楽しみにしている。
高橋殿の屋敷で対御方と会う。
高橋殿に連れられて登った七重の塔で将軍様と会う。
サハチと一緒に対馬に行く。
サハチと一緒に朝鮮の漢城府まで行く。
開京の楽器工房で持って来た三弦を手放すが、妓楼で妓女から古い三弦を贈られる。
配下のリリーがウニタキの子供を産んでしまい悩んでいる。
娘のミヨンがファイチの息子のファイテと仲がいいので、嫁に出したくないと悩んでいる。
ンマムイを守るために今帰仁に行く。
娘のミヨンをファイチの息子ファイテに嫁がせる。

・ウシ
武寧の正妻。先代の中山王妃。
タブチとシタルーの姉。
ンマムイの母。
ナーサと再会する。

・チヌムイ
タブチの息子。
ンマムイの阿波根グスクに通って剣術を習っている。

・ナーサ
首里の遊女屋「宇久真」の女将。
先代の中山王、武寧の王妃の侍女として、浦添グスクに入り、御内原の侍女たちを仕切っていた。
ウニタキの殺された先妻ウニョンの実の母親。
ウニョンの敵を討つために望月党の事を調べていて、ウニョンの夫だったウニタキと再会する。
生まれ故郷の奥間のために生きようと決心して、サハチの味方となり、浦添の重臣たちを寝返らせる。
先代中山王妃のウシと再会する。




尚巴志伝
ラベル:尚巴志伝 琉球
posted by 酔雲 at 13:33| Comment(0) | 尚巴志伝 あらすじと解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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