2018年03月15日

尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 27.廃墟と化した二百年の都

年が明けて1408年、サハチ(尚巴志)の長女のミチがサスカサヌルを継ぎました。
引退したサスカサは途絶えてしまっている運玉森ヌルを継ぎました。
次男のジルムイ、マウシとシラーは首里のサムレーになりました。

進貢船も送り出し、サハチの弟のマサンルーとマタルーが明国に行きました。
八重瀬按司のタブチは今年も進貢船に乗り込んで明国に行きました。

シンゴの船が馬天浜にやって来て、サハチの弟のクルーが無事に帰国しました。
サハチはシンゴに、マチルギたちがヤマトゥに行くのでよろしく頼むと言います。

首里のお祭りのあと、サハチはウニタキと一緒に浦添に行きました。
かつての都だったと思えないほど荒れ果てていて、グスクの石垣だけが残っていました。
石垣しか残っていなくても、ここを敵に奪われたら首里が危険なので、グスクを再建して、誰かに守らせようとサハチは考えます。



登場人物

・サハチ(尚巴志)
島添大里按司。
父は中山王の思紹。
妻は伊波按司の妹、マチルギ。
父を中山王にして、明国に旅立つ。

・マチルギ
尚巴志の妻。伊波按司の妹。
女子サムレーたちの総大将。
島添大里按司の奥方だが、首里にいる事が多い。
尚巴志が明国に行ったので、女たちを連れてヤマトゥに行こうと考える。

・ナツ
ウニタキの配下だったが、尚巴志の側室になる。
尚巴志の七男、ナナルーを産む。

・サグルー
尚巴志の長男。島添大里の若按司。
妻はマウシの妹のマカトゥダル。

・マカトゥダル
山田按司の三女。マウシの妹。
サグルーの妻。

・ミチ
尚巴志の長女。
島添大里ヌル、サスカサを継ぐ。

・サスカサ
慶良間の島から戻り、島添大里ヌルに復帰して、ミチを一人前のヌルに育てる。
ミチにサスカサを譲って、運玉森ヌルを名乗る。

・馬天ヌル
中山王思紹の妹。
霊力が高く、各地のヌルたちに慕われている。
娘のササも霊力が高い。

・佐敷ヌル
尚巴志の妹。シンゴと結ばれて、マユという娘がいる。
娘たちの剣術の師範で、女子サムレーたちの師範でもある。
強い霊力を持っているが、本人はまだ気づいていない。

・ジルムイ
尚巴志の次男。後の尚忠。
妻は勝連按司後見役の娘のユミ。
首里のサムレー。

・ユミ
勝連按司後見役サムの長女。
ジルムイの妻。

・マウシ
山田按司の次男。後の護佐丸。
妻は苗代大親の娘のマカマドゥ。
首里のサムレー。

・マカマドゥ
苗代大親の三女。
マウシの妻。

・シラー
山田按司の家臣、久良波のマサルーの次男。
首里のサムレー。
ササを諦めて、シンシンとつき合う。

・大グスク大親
進貢船の正使。

・佐敷大親
尚巴志の弟。マサンルー
妻は奥間大親の娘、キク。

・マタルー
尚巴志の弟。
妻はタブチの娘、マカミー。

・タブチ
八重瀬按司。
汪英紫の長男。山南王(シタルー)の兄。
中山王の武寧と組んでシタルーを倒し、山南王になるつもりだったが、尚巴志に邪魔される。
尚巴志を恨むが、父も弟も行った事のある明国に行ってみようと考え、中山王に従う。

・ウニタキ
表向きは地図を作っている重臣の三星大親。
中山王の裏の組織「三星党」の頭領。
妻は尚巴志の叔母のチルー。
尚巴志を守るために一緒に明国に行く。

・又吉親方
明国から帰ってきた進貢船のサムレー大将。
思紹に仕え、首里七番組のサムレー大将になる。

・久高親方
クダカジラー。
マニウシの弟子で、慶良間の島では師範代として若い者たちを鍛えていた。
首里四番組サムレー大将。

・サンダー
苗代大親の次男。

・クルー
尚巴志の弟。
妻は山南王シタルーの娘、ウミトゥク。

・シンゴ
早田新五郎。対馬のサイムンタルー(早田左衛門次郎)の弟。
兄の左衛門太郎が朝鮮に投降したため、お屋形様の代理を務める。
佐敷ヌルと結ばれ、娘が生まれる。

・マグサ
クルシの配下として尚巴志の家臣になる。
クルシが引退したあと、船長になる。

・ササ
馬天若ヌル。父親は水軍大将のヒューガ、母親は馬天ヌル。
幼い頃から母親に剣術を習い、娘たちの師範代を務めるほとの腕を持っている。
ヌルとしても強い霊力を持っていて、尚巴志と懐機を出会わせたのもササだった。
山田に行って、久良波のマサルーの息子、シラーに一目惚れをするが、その熱も下がる。
シンシンと仲よくなる。

・シンシン(杏杏)
ヂャンサンフォンの弟子。
両親は山賊に殺され、ヂャンサンフォンに拾われて、ファイチの妹夫婦に育てられる。
ヂャンサンフォンと一緒に琉球に行く。
ササと仲よくなる。

・思紹
中山王。尚巴志の父親。
佐敷按司を隠居して、東行法師を名乗り、慶良間の島で若い者たちを鍛える。
一千人の兵を育て、その兵力によって、中山王武寧を倒し、中山王となる。
王となってもじっとしているのは苦手で、兵たちの指導をしている。

・ジクー禅師
京都妙心寺の禅僧だったが、妙心寺が将軍義満につぶされ、志佐壱岐守と一緒に琉球に来る。

・苗代大親
中山王思紹の弟。武術師範。
サムレーたちの総大将。



尚巴志伝


ラベル:尚巴志伝 琉球
posted by 酔雲 at 09:35| Comment(0) | 尚巴志伝 あらすじと解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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