2018年03月01日

尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 25.三つの御婚礼

1407年10月、首里で三つの婚礼が盛大に行なわれました。
サハチ(尚巴志)の長男サグルーと山田按司の娘のマカトゥダル。
サハチの次男のジルムイと勝連按司後見役サムの娘のユミ。
マウシ(護佐丸)と苗代大親の娘のマカマドゥ。
三組の新郎新婦は城下の人々に祝福されて、首里グスクに入って儀式を行ないました。
会同館ではお祝いの宴が開かれ、按司たちが集まりました。
開放された首里グスクの西曲輪では城下の人々が祝い酒を飲んでお祭り気分を楽しんでいました。



登場人物

・サグルー
尚巴志の長男。島添大里の若按司。

・マカトゥダル
山田按司の三女。マウシの妹。

・ジルムイ
尚巴志の次男。後の尚忠。
真面目な性格で、サグルーやササとは付き合わない。
マウシ、シラーと一緒にヤマトゥ旅に行く。

・ユミ
勝連按司後見役サムの長女。

・マウシ
山田按司の次男。後の護佐丸。
曾祖父は今帰仁按司だったが、羽地按司に殺され、今帰仁按司の座を奪われる。
祖父は中山王の察度が今帰仁を攻めた時に、今帰仁按司(羽地按司)を殺すが戦死してしまう。
マウシは祖父が戦死した頃に生まれ、祖父の生まれ変わりに違いないと皆から期待されて育つ。
島添大里で苗代大親の娘のマカマドゥに一目惚れする。
ジルムイ、シラーと一緒にヤマトゥ旅に行く。

・マカマドゥ
苗代大親の三女。
幼い頃から父に剣術を習い、自分よりも弱い男には見向きもしない。
マウシが自分と互角の腕を持っていたので、気になる存在になる。
マウシがヤマトゥ旅に出た時、ササと一緒にマウシの無事を祈る。

・馬天ヌル
中山王思紹の妹。
霊力が高く、各地のヌルたちに慕われている。
娘のササも霊力が高い。

・佐敷ヌル
尚巴志の妹。シンゴと結ばれて、マユという娘がいる。
娘たちの剣術の師範で、女子サムレーたちの師範でもある。
強い霊力を持っているが、本人はまだ気づいていない。

・ササ
馬天若ヌル。父親は水軍大将のヒューガ、母親は馬天ヌル。
幼い頃から母親に剣術を習い、娘たちの師範代を務めるほとの腕を持っている。
ヌルとしても強い霊力を持っていて、尚巴志と懐機を出会わせたのもササだった。
山田に行って、久良波のマサルーの息子、シラーに一目惚れをするが、その熱も下がる。
シンシンと仲よくなる。

・ミチ
尚巴志の長女。
島添大里の若ヌル。
サスカサのもとでヌルになるための修行中。
佐敷ヌルから剣術も習っている。

・思紹
中山王。尚巴志の父親。
佐敷按司を隠居して、東行法師を名乗り、慶良間の島で若い者たちを鍛える。
一千人の兵を育て、その兵力によって、中山王武寧を倒し、中山王となる。
王となってもじっとしているのは苦手で、兵たちの指導をしている。

・中山王妃
ミチ。サハチの母親。
越来按司の姉。

・サハチ(尚巴志)
島添大里按司。
父は中山王の思紹。
妻は伊波按司の妹、マチルギ。
父を中山王にして、明国に旅立つ。

・マチルギ
尚巴志の妻。伊波按司の妹。
女子サムレーたちの総大将。
島添大里按司の奥方だが、首里にいる事が多い。
尚巴志が明国に行ったので、女たちを連れてヤマトゥに行こうと考える。

・苗代大親
中山王思紹の弟。武術師範。
サムレーたちの総大将。

・苗代大親の妻
カマンタ捕りの名人キラマの娘。マカマドゥの母

・苗代之子
苗代大親の長男、マガーチ。
島添大里のサムレー大将。

・中グスク按司
クマヌ。
ヤマトゥの山伏で、長い間、思紹に仕えて、中グスク按司になる。

・越来按司
美里之子。尚巴志の叔父。

・勝連按司後見役
マチルギの兄、サム。クマヌの娘婿。

・マチルー
サムの妻。クマヌの娘。ユミの母。

・伊波按司
マチルギの兄。妻は今帰仁の研ぎ師ミヌキチの娘。

・山田按司
マチルギの兄。妻は宇座按司の妹。

・山田按司の妻
マウシの母。宇座按司(泰期)の娘。

・安慶名按司
マチルギの兄。妻は勝連按司の娘(ウニタキの妹)。

・北谷按司
妻は先代越来按司の妹。

・大グスク按司
妻は越来按司の娘。

・玉グスク按司
南部東方の按司。若按司の妻は尚巴志の妹。

・知念按司
南部東方の按司。若按司の妻は尚巴志の妹。
大グスク按司の叔父。

・垣花按司
南部東方の按司。
大グスク按司の叔父。

・糸数按司
先代の糸数按司の母親違いの弟。
察度に仕えて護衛隊長を務め、上間按司になる。
兄の糸数按司を倒して、糸数按司になる。

・タブチ
八重瀬按司。
汪英紫の長男。山南王(シタルー)の兄。
中山王の武寧と組んでシタルーを倒し、山南王になるつもりだったが、尚巴志に邪魔される。
尚巴志を恨むが、父も弟も行った事のある明国に行ってみようと考え、中山王に従う。

・李仲(リージョン)按司
明国の政変に巻き込まれて琉球に逃げて来た唐人。
久米村にいたがアランポーと対立して追い出され、今帰仁に行き、山北王の正使を務める。
今帰仁合戦後、山北王が朝貢をやめてしまったので、宇座按司を頼って宇座に行く。
留学していたシタルーが帰国し、シタルーと会って意気投合する。
シタルーの紹介で、山南王の汪英紫に仕える。
シタルーが山南王になったあと、軍師として仕え、グスクを築いて李仲按司を名乗る。
次男の李傑は明国の国子監に留学中。
李仲グスクの跡地は後に糸洲(いちゅんじ)と呼ばれるようになる。

・伊是名親方
マウー。首里のサムレー大将。
伊是名島出身。思紹の従弟。

・外間親方
シラタル。首里のサムレー大将。
久高島出身。
慶良間の島の武術師範、マニウシの長男。



尚巴志伝


ラベル:琉球 尚巴志伝
posted by 酔雲 at 16:21| Comment(0) | 尚巴志伝 あらすじと解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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