2017年10月02日

尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 4.キラマの休日

サハチ(尚巴志)とマチルギは毎年の恒例の旅で、慶良間の島に行きました。
慶良間の島で、思紹が秘密に兵を育てていたので、サハチたちは行く事ができなかったのです。
一緒に行ったのは、ヒューガと馬天ヌル、ウニタキと妻のチルーでした。
ファイチ(懐機)夫婦も誘ったのですが、忙しいと言って来ませんでした。
首里グスクを奪い取ってから、皆、忙しく、久し振りの休暇でした。

思紹と一緒に若い者たちを鍛えていたマニウシは島に残っていました。
思紹は重臣として、マニウシを迎えるつもりでしたが、グスク務めは性に合わないと言ってマニウシは断りました。
すでに、次の十年の計が始まっていて、思紹から一千人の兵を育ててくれとマニウシは頼まれていました。

マウシとシラーはサハチの次男のジルムイと一緒にヤマトゥ旅に出ました。
ササがシラーを好きになったようだとチルーから聞いて、馬天ヌルは驚きます。
マウシと苗代大親の娘のマカマドゥがいい仲になっているとチルーが言って、サハチとマチルギはいい縁談だと喜びます。
サハチの長男のサグルーがマウシの妹に惚れたみたいとチルーが言うと、サハチもマチルギも驚きますが、マウシの妹なら悪くないと思います。

中山王は3隻の進貢船を持っていました。
1隻は7日前に帰って来て、ヒューガが水軍の船で囲み、使者の新垣大親も、サムレー大将の宜野湾親方も新しい中山王に従うと言ってくれました。
あと2隻もまもなく帰国するので、抑えなければなりません。

サハチが明国に行くと言うと、マチルギがヤマトゥに行きたいと言い出します。
サハチがだめだと言うと、マチルギは女の水軍を作って行くと言いました。



登場人物

・サハチ(尚巴志)
島添大里按司。
父は中山王の思紹。
妻は伊波按司の妹、マチルギ。
父を中山王にして、明国に行こうと考えている。

・マチルギ
尚巴志の妻。伊波按司の妹。
女子サムレーたちの総大将。
島添大里按司の奥方だが、首里にいる事が多い。
尚巴志が明国に行くと言い出したので、女たちを連れてヤマトゥに行こうと考える。

・ヒューガ
中山王の水軍の大将。
妻は馬天ヌル。娘にササがいる。

・馬天ヌル
中山王思紹の妹。
霊力が高く、各地のヌルたちに慕われている。
娘のササも霊力が高い。

・ウニタキ
表向きは地図を作っている重臣の三星大親。
中山王の裏の組織「三星党」の頭領。
妻は尚巴志の叔母のチルー。

・チルー
ウニタキの妻。
王妃の妹。
マウシたちの隣の屋敷に住み、マウシたちの食事の面倒を見ていた。

・マニウシ
慶良間の島の武術師範。
久高島のフカマヌルの叔父。
新たな十年の計のため、1000人の若者たちを鍛えなければならない。

・ファイチ(懐機)
中山王の客将。
久米村からアランポー一族を追い出し、長史のワンマオと一緒に新しい久米村を造っている。
思紹の初めての進貢船を出すために忙しい。

・新垣大親
明国から帰ってきた進貢船の正使。
思紹に仕える。

・宜野湾親方
明国から帰ってきた進貢船のサムレー大将。
思紹に仕える。



尚巴志伝


ラベル:尚巴志伝 琉球
posted by 酔雲 at 17:19| Comment(0) | 尚巴志伝 あらすじと解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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