2016年10月31日

尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 42.予想外の使者

山南王となった汪英紫(おーえーじ)は島添大里グスクから島尻大里グスクに移って行きました。
島添大里グスクには大グスク按司だった汪英紫の三男、ヤフスが入って島添大里按司になりました。
島尻大里の騒ぎも治まった六月の半ば、サハチ(尚巴志)はマチルギと一緒に恒例の旅に出ます。
一緒に行ったのは弟夫婦のマサンルーとキクでした。
首里天閣を見た時、マサンルーが宇座の御隠居(泰期)の話をして、それを聞いたマチルギは宇座に行きましょうと言います。
一行は宇座に行って、御隠居に歓迎されます。

九月になって玉グスクから使者がやって来ました。
使者はサハチの妹を若按司の嫁に迎えたいと信じられない事を言いました。
玉グスクヌルに神様のお告げがあったと言います。
サハチは重臣たちと相談し、玉グスク按司の申し出を受ける事に決めます。
そして、サハチの弟のヤグルーの嫁に玉グスク按司の娘を迎えたらどうかと与那嶺大親が提案します。
サハチは妹のマナミーと会って相談し、馬天ヌルにも相談します。
馬天ヌルの娘のササは四歳になって、ヒューガが作ったおもちゃで遊んでいました。
馬天ヌルはサハチの話を聞いて、いい縁談だと賛成します。
使者として玉グスクに行ったクマヌは、マナミーとヤグルーの二つの縁談をまとめて帰って来ました。


その年の十月、中山王と同盟した山北王は、中山王の進貢船に使者を乗せて、明国との進貢を再会します。
山南王となった汪英紫は山南王叔という肩書きのまま進貢船を送りました。
察度は朝鮮に使者を送って、朝鮮に逃げた孫、前山南王の帰還を要請しました。



登場人物

・山南王
王叔汪英紫という名で、進貢船を送る。
島尻大里グスクを奪い取って、島添大里按司から山南王になる。

・島添大里按司
汪英紫の三男、ヤフス。

・サハチ(尚巴志)
父が隠居し、21歳で佐敷按司になる。
父は佐敷按司(東行法師)、母は先代の美里之子の娘。
祖父はサミガー大主、祖母は先々代の大グスク按司の娘。

・マチルギ
尚巴志の妻。
伊波按司の次女。娘たちの剣術の師匠。
サスカサからムムトゥフミアガイ(百度踏揚)という神名を授かる。

・マサンルー
尚巴志の弟。

・キク
ヤキチの娘。マサンルーの妻になる。

・宇座の御隠居
泰期。察度の義弟。宇座按司を次男に譲って隠居する。

・クグルー
泰期の三男。母は後妻のナミー。

・百名大親
玉グスク按司の使者。

・クマヌ
ヤマトゥの山伏。熊野大親。
佐敷按司の家臣でサムレー大将。

・与那嶺大親
佐敷按司の重臣。

・屋比久大親
佐敷按司の重臣。

・兼久大親
佐敷按司の重臣。

・苗代大親
尚巴志の叔父。サハチとマチルギの剣術の師匠。
佐敷按司の重臣。

・美里之子(んざとぅぬしぃ)
尚巴志の叔父。武術師範。
佐敷按司の重臣。

・ミチ
尚巴志の母。先代の美里之子の娘。

・マナミー
尚巴志の妹。マチルギから剣術を習っている。
玉グスクの若按司に嫁ぐ。

・馬天ヌル(馬天ノロ)
尚巴志の叔母。神名はティーダシル。
マチルギから剣術を習っている。
ヒューガと結ばれ、娘のササが生まれる。

・ササ
馬天ヌルとヒューガの娘。

・尚巴志の祖母、マシュー
大グスク按司の娘で、サミガー大主の妻。

・中山王、察度
浦添按司を息子の武寧に譲り、首里天閣に隠居する。。

・山北王
今帰仁按司ミン。帕尼芝(はにじ)の次男。



尚巴志伝
ラベル:尚巴志伝 琉球
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