シタルーは新しく築いている豊見グスクに移り、大グスクには弟のヤフスか入ると言います。
サハチはヤフスの事をクマヌに聞きますが、クマヌも詳しい事は知りませんでした。
サハチは奥間鍛冶屋のヤキチを訪ねます。ヤキチはヤフスの事を知っていました。
ヤフスの事を詳しく聞き、各地にいる奥間大親の事も聞きます。
四月になるとシタルーは豊見グスクに移り、ヤフスが大グスクに入って大グスク按司を名乗りました。
五月になるとマチルギが去年の旅を思い出して、今年も旅に出たいと言い出します。
サハチも旅に出たい心境だったので、父に相談します。
だめだと言われると思っていたのに、父は許してくれました。
翌日の朝、サハチとマチルギがヒューガの屋敷を訪ねると、何と叔母の馬天ヌルがいて、一緒に旅に出ると言います。
登場人物
・サハチ(尚巴志)
佐敷の若按司。
父は佐敷按司(サグルー)、祖父はサミガー大主。
・マチルギ
尚巴志の妻。
伊波按司の次女。娘たちの剣術の師匠。
・シタルー
大グスク按司から豊見グスク按司になる。
島添大里按司(汪英紫)の次男。後の山南王、汪応祖。
・ヤフス
具志頭の若按司から大グスク按司になる。
島添大里按司(汪英紫)の三男。
・クマヌ
ヤマトゥの山伏。佐敷按司の家臣。
・ヤキチ
奥間の鍛冶屋。サハチを守るために佐敷に送られる。
・佐敷按司
尚巴志の父、サグルー。
・ヒューガ
三好日向。武芸者。サハチの師匠。
尚巴志にとって重要な人物となる。
「陰の流れ 第一部」に智羅天として登場。愛洲移香斎に気合いの術と彫刻を教える。
・馬天ヌル(馬天ノロ)
尚巴志の叔母、マカマドゥ。

















