2024年10月16日

尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 15.壱岐島

坊津(ぼうのつ)で一文字屋と取り引きを済ませ、サハチ(尚巴志)たちは甑島(こしきじま)を通って五島列島の福江島に着きます。
福江島にはサンルーザの弟の早田備前守がいました。
福江島から島伝いに北上して、宇久島から壱岐島に向かいます。
壱岐島にはサンルーザの娘婿の早田藤五郎がいました。
サハチはヒューガと一緒に壱岐島を散策して、昔、察度の配下だったという老人と出会い、若い頃の察度と泰期の話を聞きます。


登場人物

・サハチ(尚巴志)
サミガー大主の孫。父は佐敷按司(サグルー)。

・サンルーザ
早田三郎左衛門。対馬の武将。倭寇(わこう)の頭領。
サミガー大主と鮫皮の取り引きをしている。

・ヒューガ
三好日向。武芸者。
サハチにとって重要な人物となる。
「陰の流れ 第一部」に智羅天として登場。愛洲移香斎に気合いの術と彫刻を教える。

・早田備前守
サンルーザの弟。五島の福江島の拠点を守っている。

・早田藤五郎
サンルーザの娘婿。壱岐島の拠点を守っている。
子供の頃、倭寇にさらわれて対馬に来た高麗人。
頭がよく、見所があったので、サンルーザに育てられる。
通訳として活躍し、戦でも活躍して、サンルーザの娘を妻にもらって早田藤五郎と名乗っている。

・壱岐島の老人
昔、察度の配下として活躍した倭寇。


尚巴志伝
ラベル:尚巴志伝 琉球
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