2020年06月01日

尚巴志伝 あらすじと解説 第二部 136.小渡ヌル

シタルーが亡くなってから二か月近くが経ち、島尻大里グスクでは摩文仁が山南王になって、豊見グスクの他魯毎と対抗しています。
他魯毎は明国から帰って来た進貢船を手に入れて、糸満の港も支配下に入れ、山南王の王印も持っています。
どう見ても、他魯毎の方が圧倒的に有利なのですが、摩文仁は降参しませんでした。

摩文仁は甥のイシムイに賀数グスクを攻めさせて、イシムイは見事に攻め落としました。
賀数グスクを敵に奪われて、保栄茂グスクが危険だと感じたテーラーは李仲按司と相談して、豊見グスクと保栄茂グスクの中程にある山の上にグスクを築き始めました。
李仲按司は島尻大里グスクの抜け穴の出口を探していましたが、見つける事はできませんでした。

12月も半ばになって、ヤマトゥからの商人たちが続々とやって来て、浮島は賑わいました。
他魯毎の配下の役人たちも糸満の港と国場川で、ヤマトゥの商人たちと取り引きを始めました。

忘れ去られたウタキを巡ったあと、ササたちは玉グスクヌルと一緒に、改めてウタキを綺麗にして、セーファウタキに行って豊玉姫から古いウタキの事を聞きました。
忘れ去られた古いウタキを復活させるのも、あなたたちのお役目なのよと豊玉姫はササに言いました。

玻名グスクを包囲しているサハチは首里に報告に行き、「まるずや」で小渡ヌルと会いました。
小渡ヌルは今帰仁から帰ってきたばかりで、島添大里に行こうと思っていたと言うので、サハチも一緒に島添大里グスクに帰りました。
佐敷ヌルは小渡ヌルの事を覚えていて歓迎しました。
ミーグスクからマナビーも来て、親戚が近くにいた事を喜び、ギリムイヌルと名前を変えた越来ヌルも来て、再会を喜びました。
小渡ヌルは父親を殺したのはサハチだと思っていたようで、サハチは望月党の仕業だと教えました。

その頃、鬼界島ではヤマトゥに行った船がなかなか帰って来ないと湧川大主が気をもんでいました。
浦添ヌルのマジニを奄美大島の赤木名に送り、あとの事を鬼界按司になった一名代大主に任せて、湧川大主は引き上げる事にしました。









登場人物

・タルムイ(他魯毎)
豊見グスク按司→山南王。
シタルーの長男。
妻は尚巴志の妹マチルー。
チューマチとマナビーの婚礼で山南王の代理を務める。
父が義兄のサハチに刺客を送ったと聞いて驚く。
島添大里グスクにサハチを訪ねて、刺客の事を確認する。
父が叔父のタブチに殺された事を知り敵討ちを誓う。
兵を率いて島尻大里グスクに行き、父の遺体を引き取る。
豊見グスクで、山南王として、先代の葬儀を執り行なう。
李仲按司の作戦で摩文仁方の按司たちを島尻大里グスクに閉じ込めようとするが失敗する。
摩文仁が使用できないように糸満港を封鎖する。
山南王として国場川と糸満港で、ヤマトゥから来た商人たちと取り引きをする。
山南王になったのに、何もかも母親が決めてしまうので反感を抱いている。

・摩文仁
武寧の弟。先代の米須按司
山南王の進貢船で明国に行き、順天府(北京)でタブチと会う。
タブチが副使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。
タブチが正使を務める中山王の進貢船に乗って明国に行く。
隠居して摩文仁大主を名乗る。
シタルーが殺され、タブチを山南王にするための作戦を練る。
タブチとは別に山北王宛ての書状を小渡ヌルに託す。
豊見グスク攻めに失敗してタブチが出て行くと、シタルーの義兄だった自分が山南王になると言う。
島尻大里グスクに来た大村渠ヌルと慶留ヌルの提案に乗り、山南王就任の儀式を行ない摩文仁の名で山南王になる。
按司たちが島尻大里グスクに閉じ込められるが、慶留ヌルが抜け穴を見つけ、包囲している他魯毎の兵を追い散らし、改めて祝宴を催す。
保栄茂按司を寝返らせようとするがうまくいかない。
甥のイシムイに賀数グスクを攻め取らせる。

・保栄茂按司
シタルーの三男グルムイ。
妻は山北王の娘マサキ。
父の死を知って敵討ちを誓う。
タルムイと一緒に島尻大里グスクに行き、父の遺体を引き取る。
タブチ側に狙われ、家族を連れて豊見グスクに移る。
他魯毎の許しを得て、保栄茂グスクに戻る。

・マサキ
山北王攀安知の長女。
母親はクン。
山南王の三男グルムイの妻になる。
王妃と一緒にいるのに疲れて、他魯毎の許しを得て、保栄茂グスクに戻る。

・トゥイ
山南王妃。
シタルーの妻。
察度の娘。母親は高麗人で武寧の同母妹。
豊見グスクヌル、タルムイ、ウミトゥク、ジャナムイ、マジニ、グルムイの母。
摩文仁大主は異母兄、瀬長按司は異母弟。
シタルーがタブチに殺され、重臣たちがタブチを山南王にしようと企むのを知って、島尻大里グスクから逃げて豊見グスクに行く。
石屋のテハを使って、島尻大里グスクの様子を探る。
石屋のテハを使って、王印を持っているタルムイが山南王だという噂を流す。
中山王の書状を読み、保栄茂按司家族を豊見グスクに移す。
進貢船を手に入れるために照屋大親と糸満大親を島尻大里グスクに残らせる。
サハチの書状を読んで、八重瀬グスクを攻めている兵を撤収させ、テハにタブチ暗殺を命じる。
サハチから送られたタブチとチヌムイの首を見る。
他魯毎が勝手に保栄茂按司を保栄茂グスクに戻してしまったので怒る。

・前原之子
保栄茂按司の側近のサムレー。
武術師範の真壁大主の次男。
摩文仁に頼まれ、マサキをそそのかして保栄茂按司を保栄茂グスクに戻らせる。

・イシムイ
武寧の三男。
父の敵を討つため、中山王を狙う。
叔父の摩文仁に呼ばれて、摩文仁のサムレー大将を務める。
賀数グスクを攻め取り、賀数按司を名乗る。

・マニー
賀数グスクを守る賀数大親の次男の妻。
真栄里大親の娘。
真栄里大親の命でイシムイをグスク内に誘い込んで、賀数グスクを落城させる。

・本部のテーラー
今帰仁のサムレー大将。
マハニの幼馴染み。
進貢船の護衛のサムレーとして何度も明国に行っている。
湧川大主と一緒に兵を率いて奄美大島を攻め、北半分を支配下に組み込む。
山北王の怒りを買って謹慎中。
謹慎が解け、花嫁の護衛として島尻大里グスクに行く。
ヂャンサンフォンの弟子になる。
ハーリーで山北王の龍舟を優勝させる。
山北王の書状を持って首里グスクに行き中山王と会う。
奄美大島攻めの大将として出陣する。
中山王の孫チューマチに嫁ぐ山北王の娘マナビーの護衛をして首里に行く。
山伏姿になって中南部を旅して、各地の様子を探る。
山南王妃の使者として今帰仁に行く。
保栄茂按司家族と一緒に豊見グスクに移る。
賀数グスクが敵の手に落ちたので、豊見グスクと保栄茂グスクの中程にある山の上にグスクを築き始める。

・李仲按司(りーぢょんあじ)
明国の政変から逃げて来た唐人。
アランポーと対立して久米村から追い出され、山北王帕尼芝の使者として明国に行く。
帕尼芝が戦死し、山北王は進貢船を送れなくなり、泰期を頼って宇座に行く。
留学から帰って来たシタルーと意気投合して、シタルーの軍師になり、グスクを築いて李仲按司を名乗る。
明国から帰って来て、シタルーの死を知って驚き、山南王妃の軍師になる。
敵の按司たちを島尻大里グスクに閉じ込める作戦を練る。
李仲グスクにいる若按司の家族と家臣たちの家族を密かに豊見グスクに呼ぶ。
島尻大里グスクの抜け穴の出口を探しているがなかなか見つからない。

・サハチ(尚巴志)
島添大里按司。
父は中山王の思紹。
妻は伊波按司の妹、マチルギ。
父を中山王にして、明国に旅立つ。
妻のマチルギをヤマトゥ旅に行かせる。
笛が得意。マチルギからもらった一節切の稽古に励んでいる。
佐敷のお祭りで一節切を初披露して喝采を浴びる。
梅雨が明け、ウニタキ、ファイチと一緒にヤマトゥと朝鮮の旅に出る。
高橋殿の屋敷で一節切を吹くと美女が現れて華麗に舞う。
高橋殿に連れられて登った七重の塔で将軍様と会う。
高橋殿と一緒に鞍馬山に行く。
増阿弥の一節切を聴いて感激する。
対馬でイトと再会し、娘のユキと、孫娘のミナミと会う。
朝鮮の都、漢城府に行く。
開京に行き、早田左衛門太郎と再会する。
漢城府で李芸と会う。
思紹が明国に行き、留守を守る。
ンマムイを東方に寝返らせる。
メイユーを側室に迎える。
タブチを進貢船の副使に任命する。
ウニタキと一緒に伊平屋島に行く。
琉球に来た慈恩禅師と二階堂右馬助を伊平屋島で迎える。
ササたちを連れて与論島に行く。
シタルーからハルを側室として贈られる。
琉球に来たサイムンタルーとイトたちを歓迎する。
四男のチューマチの妻に山北王の娘マナビーを迎える。
サイムンタルーとイトたちを連れて慶良間の島に行く。
首里に来た奥間ヌルに驚く。
三姉妹と一緒に来たソンウェイと再会する。
島添大里グスクの十五夜の宴で一節切と横笛を吹く。
ユーナのお陰でシタルーが送った20人の刺客を倒す。
琉球に来たマツとトラを歓迎する。
首里グスクのお祭りで一節切を吹いて、スサノオの声を聞く。
慶良間の島に行って、スサノオとユンヌ姫の声を聞く。
マグルーとマウミが恋仲だと知って驚き、喜ぶ。
メイユーが女の子を産んだと聞いて喜ぶ。
チヌムイがシタルーを殺したという噂を聞いて驚き、思紹に知らせるために首里に行く。
タブチの要請で東方の按司たちと一緒にサグルーを出陣させる。
サタルーが連れて来たサンルーを見て、クマヌにそっくりだと驚く。
島添大里グスクに来たチヌムイとミカと会い、タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚く。
首里に行き思紹に知らせて、今後の作戦を練る。
ウニタキと一緒に喜屋武グスクに行き、久米島に逃げるタブチとナーグスク大主を見送る。
佐敷ヌルとサスカサを連れて八重瀬グスクに行き、エータルーの最期を見届ける。
タブチとチヌムイとエータルーの首を山南王妃に送る。
具志頭グスクを開城して、イハチを具志頭按司にする。
東方の按司たちを率いて玻名グスクを攻める。
ササたちが鎧姿でやって来たので、具志頭グスクに連れて行く。
ユンヌ姫の案内で、ササたちを古いウタキに連れて行く。
首里の「まるずや」で小渡ヌルと会い、島添大里グスクに連れて行き、父親の敵は望月党だったと教える。

・思紹
中山王。サハチの父親。
佐敷按司を隠居して、東行法師を名乗り、慶良間の島で若い者たちを鍛える。
一千人の兵を育て、その兵力によって、中山王武寧を倒し、中山王となる。
王となってもじっとしているのは苦手で、兵たちの指導をしている。
首里グスクに築いている楼閣に飾る彫刻作りに熱中している。
ヂャンサンフォンと一緒に明国に行き、武当山、華山に登る。
琉球に来た慈恩禅師を歓迎する。
伊平屋島と伊是名島を守るために与論島を奪い取れと命じる。
山北王の書状を読んで、重臣たちと話し合い、山北王との同盟を了承する。
琉球に来たサイムンタルーと再会する。
サハチからシタルーの死を聞いて驚き、重臣たちと今後の対策を練る。
タルムイが王印を持っているという噂を聞いて、王妃は大した女だと感心する。
照屋大親が進貢船を手に入れるために島尻大里グスクに残っていた事を知り、山南王妃はなかなかの策士だと感心する。
タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚き、重臣たちを集めて今後の作戦を練る。
与那原大親のマタルーを八重瀬按司にして、サグルーを与那原大親にする事に決める。
島尻大里グスクに抜け穴があった事に驚く。
孫のイハチを具志頭按司に任命する。
テーラーとイシムイが築いているグスクに、三星党の者を人足として入れるように命じる。

・奥間大親
ヤキチ。尚巴志を守るために奥間から送られた鍛冶屋。
中山王の重臣。
馬天ヌルたちの護衛として、一緒に旅をする。
山南王の死を聞いて驚き、ウニタキと共に島尻大里グスクの様子を探る。
タブチが山南王の座から降りたと聞いて驚き、思紹たちと今後の作戦を練る。
玻名グスクに奥間の鍛冶屋と木地屋を入れる。

・ササ
馬天若ヌル。父親は水軍大将のヒューガ、母親は馬天ヌル。
幼い頃から母親に剣術を習い、娘たちの師範代を務めるほとの腕を持っている。
ヌルとしても強い霊力を持っていて、サハチと懐機を出会わせたのもササだった。
シンシンと仲よくなる。
ヒューガ、馬天ヌルと一緒にヤマトゥに行く。
対馬のワタツミ神社で豊玉姫とスサノオを知る。
読谷山で見つけた赤いガーラダマを身に付ける。
笛が得意。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
京都に着いて、船岡山でスサノオの神様の声を聞いて感激する。
スサノオの神様を調べるために鞍馬山に登り、サハチたちと会う。
高橋殿と一緒に鞍馬山で修行する。
将軍様の屋敷に呼ばれて、御台所様(日野栄子)と会う。
対馬でミナミと再会する。
サハチたちと朝鮮に行き、スサノオの神様の事を調べる。
壱岐島でシーハイイェンたちと出会い仲良くなる。
ヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで首里の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」で瓜太郎を演じる。
京都に行って御台所様と再会し、スサノオの神様から豊玉姫の事を聞く。
博多の近くにある豊玉姫のお墓で、玉依姫から豊玉姫の事を聞く。
セーファウタキで豊玉姫とアマン姫に会う。
久高島のフボーヌムイの神様から舜天の誤解を解いてくれと頼まれる。
サハチと一緒に与論島に行く。
新宮の十郎の事を調べに熊野に行く。
京都でジャワから来たスヒターたちと出会い仲良くなる。
新宮の十郎の事を神様に伝えるために、サスカサと一緒に久高島に行く。
佐敷ヌルと一緒に安須森に行く。
佐敷ヌルと一緒にヤマトゥに行く。
厳島神社の弥山でアキシノの声を聞く。
京都大原寂光院で笛を吹き、平維盛の華麗な舞を見る。
佐敷ヌルと一緒に奄美大島で平家の事を調べてから琉球に帰る。
佐敷ヌルと一緒に浦添で朝盛法師と会い、仲順で舜天と会う。
今帰仁のクボーヌムイで平維盛とアキシノに再会する。
カナと一緒にヤマトゥに行き、児島で英祖の父親グルーと会う。
対馬の船越に滞在していた時、シタルーがチヌムイに殺される場面を見て、早く帰ろうとクルーに言う。
琉球に帰り、佐敷から与那原グスクに移る。
鎧を身に着けて、マウシたちと一緒に玻名グスク攻めの陣地に行く。
ユンヌ姫の案内で古いウタキを巡り、アマミキヨ様の事を知る。
セーファウタキに行き豊玉姫から古いウタキの事を聞く。

・シンシン(杏杏)
ヂャンサンフォンの弟子。
両親は山賊に殺され、ヂャンサンフォンに拾われて、ファイチの妹夫婦に育てられる。
ヂャンサンフォンと一緒に琉球に行く。
ササと仲よくなる。
ササと一緒にヤマトゥに行く。
読谷山で見つけた青いガーラダマを身に付ける。
サハチたちと一緒に朝鮮とヤマトゥに行く。
トカラの宝島でンマムイに勝ち、ンマムイから師姐と敬われる。
ササを真似して笛の稽古を始める。
ササと一緒にスサノオの神様の事を調べていて鞍馬山に登る。
高橋殿に武当拳を披露して、高橋殿はヂャンサンフォンの指導を受ける事になる。
ササと一緒に将軍様の屋敷に呼ばれて、御台所様(日野栄子)と会う。
サハチたちと朝鮮に行く。
ササと一緒にヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで久米村の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」でサシバを演じる。
京都の船岡山でスサノオの神様の声を聞く。
ササと一緒にセーファウタキに行く。
明国から帰って来たシラーと再会を喜ぶ。
ササと一緒に与論島に行く。
ササと一緒に熊野に行く。
ササとサスカサと一緒に久高島に行く。
佐敷ヌルと一緒に安須森に行く。
ササと一緒にヤマトゥに行く。
厳島神社の弥山で、アキシノに声を掛けられて、シンシンのガーラダマがアキシノのものだったと知る。
今帰仁のクボーヌムイで平維盛とアキシノに再会する。
琉球に帰り、ササと一緒に佐敷から与那原グスクに移る。
鎧を身に着けて、ササと一緒に玻名グスク攻めの陣地に行く。
サハチに連れられて、ササと一緒に古いウタキを巡る。

・ナナ
早田次郎左衛門の娘。
イトの弟子で、ヂャンサンフォンの弟子でもある。
サハチたちを開京に連れて行く。
ササと気が合い、一緒に琉球に行く。
ササと一緒にヤンバルや久高島に行ってスサノオの神様の事を調べる。
丸太引きのお祭りで佐敷の守護神を務める。
佐敷のお祭りのお芝居「瓜太郎」で犬を演じる。
ササたちと一緒に御台所様と会う。
ササと一緒にセーファウタキに行く。
ササと一緒に与論島に行く。
ササと一緒に熊野に行く。
ササとサスカサと一緒に久高島に行く。
ジャワのスヒターたちと一緒に与那原に行き、ヂャンサンフォンの指導を受ける。
佐敷ヌルと一緒に安須森に行く。
ササと一緒にヤマトゥに行く。
琉球に帰り、ササと一緒に佐敷から与那原グスクに移る。
鎧を身に着けて、ササと一緒に玻名グスク攻めの陣地に行く。
サハチに連れられて、ササと一緒に古いウタキを巡る。

・豊玉姫
スサノオの妻。
琉球に来たスサノオを歓迎する。
忘れ去られてしまっている古いウタキを復活させなさいとササに言う。


・ユンヌ姫
アマン姫の娘。
スサノオの孫娘。
ササの勾玉に憑いてヤマトゥに行き、祖父のスサノオと会う。
ササのために新宮十郎を探して、ササと会わせる。
ササのためにスサノオと一緒に鳥居禅尼を探す。
スサノオと慶良間の島に行き、タミーとサハチに声を掛ける。
児島のグルーを琉球に連れて行く。
サハチたちが包囲した玻名グスクの様子を見ている。
サハチに声を掛けて、ササたちを古いウタキに連れて行く。
ササたちと一緒に古いウタキを探す。


・トゥミ
ウニタキの配下で、先代島添大里按司の側室になる。
ヤフスの息子、ルクを産む。
サハチが島添大里グスクを攻めた時、ヤフスを殺す。
首里の「まるずや」の女主人になる。
「まるずや」に来た小渡ヌルをサハチに紹介する。

・チュージ
ウニタキの配下。「三星党」の四天王の一人。

・小渡ヌル
マチルー。越来の若ヌル。
父は中山王察度の三男の越来按司、母は山北王aの妹。
越来按司が滅んだあと、母と一緒に伯父の米須按司を頼り、小渡に落ち着く。
敵討ちのために佐敷ヌルから剣術を習い、ヂャンサンフォンのもとで修行をする。
米須按司の次男のクグルーと結ばれ、娘ユイを産む。
タブチの使者として、母を連れ、ナーサと一緒に今帰仁に行く。
今帰仁から戻り、首里の「まるずや」でサハチと会い、一緒に島添大里グスクに行く。
島添大里グスクで佐敷ヌルたちに歓迎され、父の敵は望月党だったとサハチから教えられる。

・ユイ
小渡ヌルの娘。
父親は摩文仁大親。

・佐敷ヌル
サハチの妹。シンゴと結ばれて、マユという娘がいる。
娘たちの剣術の師範で、女子サムレーたちの師範でもある。
強い霊力を持っているが、本人はまだ気づいていない。
マチルギ、馬天ヌルと一緒にヤマトゥに行く。
対馬でシンゴの妻に謝り、許してもらう。
ユリの吹く笛に魅了されて、笛を習い始める。
佐敷のお祭りで横笛を披露して喝采を浴びる。
久高島の神様から「英祖の宝刀」を探せと言われる。
平田のお祭りで、お芝居「浦島之子」を上演する。
首里のお祭りで、お芝居「察度」を上演する。
島添大里のお祭りで、お芝居「サミガー大主」を上演する。
佐敷のお祭りで、お芝居「瓜太郎」「舜天」を上演する。
ユリと一緒にヂャンサンフォンの指導を受ける。
平田のお祭りで、お芝居「かぐや姫」を上演する。
安須森ヌルを継ぐために、ササたちと一緒に安須森に行く。
安須森の封印を解いて、安須森の神様たちに喜ばれる。
小松の中将様を調べるためにヤマトゥに行く。
厳島神社の弥山でアキシノの声を聞く。
京都大原寂光院で笛を吹き、平維盛の華麗な舞を見る。
熊野の新宮神倉山で鳥居禅尼から平維盛の事を聞く。
奄美大島で平家の事を調べてから琉球に帰る。
ササと一緒に浦添で朝盛法師と会い、仲順で舜天と会う。
今帰仁のクボーヌムイで平維盛とアキシノに再会する。
手登根のお祭りで、お芝居「小松の中将様」を上演する。
各地のヌルたちを連れて安須森参詣を行なう。
「瓜太郎」の台本を明国の言葉に直すようにヂャンウェイに頼む。
いやな予感がしてサスカサと一緒にサハチの所に来ると、シタルーが行方不明になったと知らせが来る。
サタルーが連れて来たサンルーを見て、クマヌにそっくりだと驚く。
サハチと一緒に八重瀬グスクに行き、エータルーの最期を見る。
島添大里グスクに来た小渡ヌルと再会する。

・マユ
佐敷ヌルの娘。
父親は早田新五郎(シンゴ)。
ミナミと仲良くなる。
母と一緒に安須森参詣に参加する。
ヌルになるための修行を始める。

・ユリ
奥間で生まれたヒューガの娘。
武寧の長男、カニムイの側室になり、娘を産む。
浦添グスク炎上時、ウニタキに助けられて佐敷で娘と暮らす。
笛の名手。佐敷ヌルに笛の指導をする。
佐敷のお祭りの準備を佐敷ヌルと一緒にする。
佐敷ヌルを助けて、お芝居の音楽を担当する。
佐敷ヌルと一緒にヂャンサンフォンの指導を受ける。
サハチたちと一緒に慶良間の島に行く。
島添大里グスクに来た奥間ヌルと再会する。

・ハル
山南王からサハチに贈られた側室。
粟国島で女子サムレーになるためにアミーの指導を受けていた。
武当拳の修行に夢中になる。
シビーと一緒にお祭りの準備を手伝う。
ヤマトゥから帰って来たササたち、サスカサと会う。
島添大里グスクのお祭りのお芝居「かぐや姫」で、かぐや姫を演じる。
佐敷ヌルと一緒に安須森に行く。
佐敷ヌルの留守中、シビーと一緒にお祭りの準備に励み、進行役も務める。
島添大里グスクに簡単に侵入して、サハチを驚かせる。
島添大里グスクに侵入してきたアミーと再会する。

・シビー
サハチの叔母マチルーの娘。
メイユーの弟子になる。
メイユーと一緒にお祭りの準備を手伝う。
ヂャンサンフォンの弟子になる。
お祭りの準備を手伝って、これが自分のやるべき仕事だと思う。
佐敷ヌルと一緒に安須森に行く。
佐敷ヌルの留守中、ハルと一緒にお祭りの準備に励み、進行役も務める。

・サスカサ
島添大里ヌル。
サハチの長女、ミチ。
サグルーと一緒に山南王の婚礼に行き、有名になる。
丸太引きのお祭りで島添大里の守護神を務める。
ヂャンサンフォンの弟子になる。
交易船に乗って、ササたちと一緒にヤマトゥに行く。
ササと一緒に熊野に行く。
ヤマトゥから帰って来たらサハチが自分よりも若いハルを側室に迎えていたので怒って、サハチと口を利かない。
新宮の十郎の事を神様に伝えるために、ササたちと久高島に行く。
島添大里グスクで十五夜の宴を始める。
島添大里グスクでスサノオの声を聞いて驚き、サハチがスサノオの声を聞いた事にも驚く。
スサノオを連れてセーファウタキに行き、スサノオと豊玉姫を会わせる。
ヌルたちの安須森参詣に参加する。
いやな予感がして佐敷ヌルと一緒にサハチの所に来ると、シタルーが行方不明になったと知らせが来る。
サハチと一緒に八重瀬グスクに行き、エータルーの最期を見る。

・マナビー
攀安知の次女。
母はンマムイの妹マアサ。
幼い頃から馬術と弓矢の稽古に励んでいる。
5人の侍女を連れて首里に行き、サハチの四男チューマチの妻になる。
ミーグスクに来たササたちに圧倒される。
マグルーに馬術を教え、ミーグスクでマグルーとマウミを会わせる。
島添大里グスクに来た小渡ヌルと会う。

・ギリムイヌル
先代の越来ヌル。
先々代の越来按司の姉。
馬天ヌルに心酔している。
慈恩禅師と仲良くなり、島添大里の城下で一緒に暮らす。
サスカサと相談してギリムイヌルを名乗る。
島添大里グスクに来た小渡ヌルと再会する。

・湧川大主
攀安知の弟。
妻は羽地按司の娘、ミキ。
テーラーと一緒に兵を率いて奄美大島を攻め、北半分を支配下に組み込む。
明国の海賊リンジョンシェンを迎える。
与論島を奪い返すために、中山王と同盟するように山北王に勧める。
与論島に行き、按司を入れ替える。
運天泊に来たヂャンサンフォンから武当拳の指導を受ける。
鉄炮を積んだ武装船で鬼界島を攻め取る。
マジニを奄美大島の赤木名に送り、あとの事を鬼界按司に任せて、今帰仁に帰る。

・マジニ
武寧の娘で、前浦添ヌル。
ンマムイの腹違いの妹。
山北王妃のマアサは同母姉。
父武寧が殺され、姉を頼って今帰仁に逃げる。
山北王に父の敵を討ってくれと頼むが、山北王は中山王と同盟してしまう。
今帰仁ヌルと喧嘩して、奄美大島に行き、湧川大主と結ばれる。
鬼界島でキキャ姫の話を聞いて、キキャ姫が御先祖様だと知る。
若ヌルを育てるために奄美大島の赤木名に行き、湧川大主と別れる。

・鬼界按司
一名代大主。
国頭按司の弟。
鬼界按司に任命され、湧川大主と一緒に鬼界島を攻める。
按司として鬼界島は守り抜くと約束して、今帰仁に帰る湧川大主を見送る。




尚巴志伝


ラベル:尚巴志伝 琉球
posted by 酔雲 at 12:56| Comment(0) | 尚巴志伝 あらすじと解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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